バーグマン200 レビュー 走行性能と快適性

バーグマン200 レビュー 走行性能と快適性

バーグマン200 レビュー

バーグマン200の特徴
🏍️
コンパクトな車体

取り回しやすく、街乗りに適した設計

💺
快適な乗り心地

広々としたシートと優れた足つき性

🚀
高い走行性能

200ccエンジンによる力強い加速と安定性

 

バーグマン200の走行性能と加速感

バーグマン200は、199ccの水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載しています。最高出力は18馬力/8000rpmで、最大トルクは16N・m/6000rpmを発揮します。この数値だけを見ると、それほど印象的ではないかもしれません。しかし、実際に乗ってみると、その走行性能の高さに驚かされることでしょう。

 

特筆すべきは、バーグマン200の加速感です。エンジンの特性上、低速から高速まで伸びやかな加速を楽しむことができます。街中での発進はスムーズで、信号待ちからの発進も軽快です。高速道路への合流も余裕を持って行えるため、初心者から上級者まで安心して乗ることができます。

 

実際のところ、バーグマン200の加速性能は250ccクラスのスクーターに引けを取らないと言われています。これは、車体重量が163kgと比較的軽量であることも影響しています。パワーウェイトレシオが優れているため、軽快な走りを実現しているのです。

 

また、高速道路での巡航性能も優れています。90km/h程度の速度であれば、余裕を持って走行できます。ただし、120km/hを超えるような高速走行では、エンジン回転数が8000回転を超えてしまうため、長時間の高速巡航には向いていないかもしれません。

 

バーグマン200の走行性能に関する詳細なデータは以下のリンクで確認できます。
スズキ「バーグマン200ABS」インプレ(2021年)

 

バーグマン200の乗り心地と快適性

バーグマン200の乗り心地は、多くのライダーから高い評価を得ています。その理由は、以下のような特徴にあります。

 

1. 広々としたシート

  • 前後に十分なスペースがあり、長時間の走行でも疲れにくい
  • タンデム走行時も後席の快適性が高い

 

2. 優れた足つき性

  • シート高735mmと低めに設定されている
  • カットフロアボード構造により、さらに足つきが良くなっている

 

3. 大型のウインドスクリーン

  • 高速走行時の風防効果が高く、疲労を軽減

 

4. 広いフットボード

  • 足を伸ばしたり、曲げたりと自由なポジションが取れる

 

特に注目したいのは、シートの設計です。バーグマン200のシートは、前方が絞られ、後方に向かって幅が広がる独特の形状をしています。これにより、ライダーの足つき性を確保しつつ、タンデム時の快適性も高めています。

 

また、ロングスクリーンの効果も見逃せません。高速走行時にライダーの顔付近に当たる風を効果的に遮り、長距離走行時の疲労を大幅に軽減します。これは、ツーリング時に特に重宝する機能です。

 

バーグマン200の乗り心地に関する詳細なレビューは以下のリンクで確認できます。
第6回 もしも…スズキ バーグマン200に乗れたなら?【まとめ編】

 

バーグマン200の積載性能と実用性

バーグマン200の大きな魅力の一つが、その優れた積載性能です。コンパクトな車体ながら、驚くほどの収納スペースを確保しています。

 

1. シート下収納

  • 容量:41リットル
  • フルフェイスヘルメット2個が収納可能
  • 自動点灯式の内部照明付き

 

2. フロントグローブボックス

  • 容量:6リットル
  • ロック付きで安心
  • DC12Vアクセサリーソケット装備

 

3. フロントミニボックス

  • 容量:1リットル
  • 小物の収納に便利

 

この充実した収納スペースにより、日常の買い物から週末のツーリングまで、幅広いシーンで活躍します。特に、シート下収納の大容量は、250ccクラスのビッグスクーターに引けを取りません。

 

また、実用性の面でも優れた特徴があります。

 

  • 燃料タンク容量:10リットル
  • 燃費性能:約30km/L(WMTCモード値)
  • 航続距離:約300km

 

この燃費性能と航続距離は、通勤や日常使用はもちろん、長距離ツーリングにも十分対応できる数値です。給油の頻度が少なくて済むため、使い勝手が良いと言えるでしょう。

 

バーグマン200の積載性能と実用性に関する詳細な情報は以下のリンクで確認できます。
スズキ『バーグマン200』の燃費は? 最強クラスの足つき性と積載性を持つ200ccスクーター

 

バーグマン200のメンテナンス性と長期使用時の注意点

バーグマン200を長く快適に使い続けるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。以下に、主要なメンテナンス項目と注意点をまとめます。

 

1. エンジンオイル交換

  • 推奨交換間隔:2,000km〜3,000km毎
  • 高回転型エンジンのため、オイルの消耗が早い傾向にある

 

2. エアクリーナー点検・交換

  • 推奨交換間隔:5,000km毎
  • 定期的な点検が走行性能維持に重要

 

3. 駆動ベルト交換

  • 推奨交換間隔:20,000km毎
  • 走行距離や使用状況によっては早めの交換が必要

 

4. バッテリー管理

  • 寿命:3〜4年程度
  • 特に冬季は充電状態に注意が必要

 

5. ブレーキパッド点検

  • 定期的な点検と必要に応じた交換が安全性向上に不可欠

 

長期使用時の注意点として、特に3万km走行時には注意が必要です。この時期には駆動系やサスペンション、ブレーキ関連の部品が消耗してくる傾向にあります。定期的な点検と必要に応じた部品交換を行うことで、バーグマン200の性能を長く維持することができます。

 

また、バーグマン200は高回転型エンジンを採用しているため、エンジンオイルの交換間隔が比較的短いことに注意が必要です。推奨される2,000〜3,000km毎のオイル交換を守ることで、エンジンの寿命を延ばし、快適な走行を維持できます。

 

バーグマン200のメンテナンスに関する詳細な情報は以下のリンクで確認できます。
バーグマン200の走行距離寿命はどれくらい?メンテナンスのポイント

 

バーグマン200と他の排気量スクーターとの比較

バーグマン200は、125cc〜150ccクラスのスクーターと250ccクラスのビッグスクーターの中間に位置する、ユニークな存在です。ここでは、バーグマン200と他の排気量のスクーターを比較し、その特徴を明らかにします。

 

1. 125cc〜150ccクラス(例:PCX150)との比較

  • 走行性能:バーグマン200が優位
  • 取り回し:同等かやや劣る
  • 積載性:バーグマン200が優位
  • 燃費:125cc〜150ccクラスが優位
  • 価格:バーグマン200が高い

 

2. 250ccクラスとの比較

  • 走行性能:同等かやや劣る
  • 取り回し:バーグマン200が優位
  • 積載性:同等
  • 燃費:バーグマン200が優位
  • 価格:バーグマン200が安い

 

バーグマン200の大きな特徴は、250ccクラスに近い走行性能と積載性を持ちながら、125cc〜150ccクラスに近い取り回しの良さを兼ね備えていることです。これは、200ccという中間的な排気量と、軽量かつコンパクトな車体設計によって実現されています。

 

特に注目すべき点は、高速道路での走行性能です。バーグマン200は、125cc〜150ccクラスでは難しい高速道路での快適な巡航が可能です。一方で、250ccクラスほどの高速性能はないものの、一般道や都市高速では十分な走行性能を発揮します。

 

また、積載性においても、バーグマン200は250ccクラスに引けを取りません。41リットルのシート下収納は、日常使用からツーリングまで幅広いニーズに対応できます。

 

一方で、燃費面では125cc〜150ccクラスには及びませんが、250ccクラスよりは優れています。これは、日常使用での経済性と、ツーリングでの航続距離のバランスが取れていると言えるでしょう。

 

価格面では、125cc〜150ccクラスよりは高価ですが、250ccクラスよりは安価です。性能と価格のバランスを考えると、バーグマン200は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

 

バーグマン200と他の排気量スクーターの比較に関する詳細な情報は以下のリンクで確認できます。
バーグマン200とPCX160の違いを比較

 

以上、バーグマン200のレビューをお届けしました。200ccという独特の排気量を活かし、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで活躍するバーグマン200。その走行性能、快適性、積載性能、そしてメンテナンス性を総合的に見ると、非常にバランスの取れたスクーターであることがわかります。

 

特に、250ccクラスに迫る走行性能と積載性を持ちながら、125cc〜150ccクラスに近い取り回しの良さを兼ね備えている点は、バーグマン200の大きな魅力と言えるでしょう。日常の通勤や買い物はもちろん、週末のツーリングまで、幅広いニーズに応えられる万能性は、多くのライダーにとって魅力的な選択肢となるはずです。

 

ただし、高回転型エンジンを採用しているため、メンテナンス、特にエンジンオイルの交換には注意が必要です。