
バイクのバッテリー上がりは、ライトの消し忘れや長期間の未使用などで突然発生するトラブルです。そんな緊急時に役立つのがブースターケーブルで、オートバックスでは軽自動車から大型車まで対応できる様々な製品を取り扱っています。この記事では、バイク乗り向けにオートバックスで購入できるブースターケーブルの選び方から使用方法、保管のコツまで詳しく解説します。
参考)https://shop.autobacs.com/ja/Shop/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E8%A3%9C%E4%BF%AE%E9%83%A8%E5%93%81/%E5%BF%9C%E6%80%A5%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%94%A8%E5%93%81/%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%94%A8%E5%93%81/AUG%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB12V-50A-3MI%E3%83%BC46/p/00558266
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オートバックスでは、AUGアウグブランドを中心に複数のブースターケーブルを販売しています。最も手頃なのは「AUGブースターケーブル12V/50A/3M」で、税込1,980円から購入でき、軽自動車や小型バイク向けに適しています。中型バイクや乗用車には「12V/80A/3.5M」モデル(税込2,880円)が適切で、さらに大型車両には「12/24V/120A/5.0M」(税込6,480円)などの高容量モデルも用意されています。
参考)オートバックスYahoo!ショッピング店 - ブースターケー…
オートバックスの製品には、安全性を高めるフルカバークリップが採用されており、感電やショートのリスクを軽減します。また、ハイブリッド車の補助端子にも対応した薄型クリップを備えたモデルもあり、現代の多様な車両に対応できる設計になっています。製品には生産物賠償責任保険が付帯し、悪条件下でもヒビ割れやゆがみに強い特殊ゴムを採用するなど、品質面でも配慮されています。
参考)https://shop.autobacs.com/ja/retail/shops/071584/recommendation/1000000033052
さらに、オートバックスのオンラインショップやYahoo!ショッピング店でも購入でき、店頭受取や宅配サービスも利用可能です。メルテック製のブースタークリップ(100A対応)など、他メーカーの製品も取り扱っており、予算や用途に応じて選択肢が豊富です。
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ブースターケーブル選びで最も重要なのが許容電流値で、これは車種によって必要な値が異なります。中型バイクや軽自動車には50A以下の製品で十分ですが、2000cc以下の乗用車やバイクには80A、それ以上の乗用車やディーゼル車には100A、大型トラックには120A以上が必要です。必要な電流値よりも小さい許容電流値のケーブルを使用すると、エンジンがかからないだけでなく、発火やショートの危険性があります。
参考)【車バッテリー上がり】ブースターケーブルの種類や選び方
バイクに乗る方がブースターケーブルを購入する際は、自分のバイクだけでなく、救援を求める可能性のある車両(多くの場合は普通乗用車)も考慮する必要があります。バイクから車へ、または車からバイクへ電力を供給する場合、車用の電圧や電流に対応できる車用ケーブルを使う方が安全です。バイク専用の小型ケーブルでは、車のアンペア数に対応できず、充電効率が低下したり故障の原因になる可能性があります。
参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/repair/97/
許容電流値は商品パッケージに明記されているため、購入前に必ず確認しましょう。オートバックスのAUGシリーズであれば、50Aから120Aまで幅広いラインナップがあるため、自分の用途に合った製品を選べます。なお、許容電流値が大きいケーブルを小型車に使うことは問題ありませんが、逆は危険です。
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ケーブルの長さも選択の重要なポイントで、市販品は3m〜7mの範囲が一般的です。短いケーブルでは故障車と救援車を十分に近づけられない場合があるため、5m程度の長さがあると安心です。特にバイクの場合、バッテリーの位置が車種によって異なり、シート下や奥まった場所にあることも多いため、余裕のある長さを選ぶことをおすすめします。
参考)ブースターケーブルとは。バッテリーへのつなぎ方や選び方、注意…
ケーブルの品質については、主に鉄製と銅製があり、銅製の方が導電性に優れ充電効率が高いとされています。オートバックスのAUGシリーズには「銅線酸化防止絶縁カバータイプ」を採用した製品があり、長期間の保管でも性能が劣化しにくい設計になっています。また、ケーブル被覆にはポリ塩化ビニル(PVC)や特殊ゴムが使用されており、高温や厳寒などの悪条件下でもヒビ割れやゆがみに強い特性を持っています。
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クリップの形状も安全性に関わる要素で、先端まで絶縁カバーで覆われた「フルカバークリップ」が推奨されます。金属面が露出しているクリップでは、接続時に他の金属部分に触れてショートする恐れがあるためです。オートバックスのAUG製品は、この安全性の高いフルカバークリップを標準採用しています。
ブースターケーブルの使用には正しい接続順序があり、これを守らないとショートや発火の危険があります。正しい手順は以下の通りです:①故障車(バッテリーが上がった車両)のプラス端子に赤いケーブルを接続、②救援車のプラス端子に赤いケーブルを接続、③救援車のマイナス端子に黒いケーブルを接続、④故障車のエンジン金属部分(またはマイナス端子)に黒いケーブルを接続、という順番です。
参考)バッテリーが急に上がっても困らない!ブースターケーブル&充電…
接続前の安全確認も重要で、両方の車両のエンジンを停止し、すべての電装品をオフにする必要があります。駐車ブレーキをかけ、金属製のアクセサリー(時計や指輪など)は外しておきましょう。救援車のバッテリーは、故障車と同じ電圧(12Vまたは24V)で同程度の容量のものを使用することが条件です。
参考)ブースターケーブルの正しいつなぎ方とは?つなぐ前の準備や注意…
エンジン始動後は、取り外しを接続とは逆の順序で行います。つまり、④故障車のエンジン金属部分から黒いケーブル、③救援車のマイナス端子から黒いケーブル、②救援車のプラス端子から赤いケーブル、①故障車のプラス端子から赤いケーブル、という順番です。取り外し後は、故障車のエンジンを20〜30分以上運転してバッテリーを充電する必要があります。
参考)ブースターケーブルの正しい接続手順!注意点やトラブル防止策も…
バッテリー端子が腐食している場合は、接続前に適切にクリーニングすることも重要です。また、密閉型バッテリーの場合は過充電に弱いため、車からバイクへ充電する際は充電しすぎないよう注意が必要です。
参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/repair/65/
バッテリー上がり時のブースターケーブルの正しい使い方を動画付きで解説しています
バイクでブースターケーブルを使用する際には、車とは異なる特有の注意点があります。最も重要なのは、車用のケーブルを使用することで、バイクに比べて車の発生する電圧や電流は大きいため、バイク専用の小型ケーブルでは対応できるアンペア数が不足する可能性があります。車用のケーブルは長さもあり、利便性が高いため、バイク乗りでも車用のブースターケーブルを常備することが推奨されます。
バイクのバッテリーは車に比べて容量が小さいため、過充電に注意が必要です。特に密閉型バッテリー(MFバッテリー)の場合、過剰に充電するとバッテリーの性能が低下したり、使えなくなるリスクがあります。救援車のエンジンをかけた状態で長時間接続し続けることは避け、バイクのエンジンがかかったらすぐにケーブルを外すようにしましょう。
また、ブースターケーブルの接続順序を間違えると、ショートして引火するリスクや、救援車のヒューズが飛んでしまう可能性もあります。バイクの場合、バッテリーの位置がシート下や車体の狭い部分にあることが多いため、クリップを正確に端子に接続することが難しい場合があります。作業前にバッテリーの位置を取扱説明書で確認し、十分なスペースを確保してから作業を始めることが重要です。
参考)バッテリー切れはクルマからジャンピング可能、ポイントは「赤赤…
バイクから車へ、または車からバイクへ電力を供給する場合、電圧が一致していることを必ず確認しましょう(一般的にバイクも車も12Vですが、大型トラックなどは24Vです)。電圧が異なる車両同士でブースターケーブルを使用することは絶対に避けてください。
ブースターケーブルは緊急時に備えて車内やバイクの収納スペースに常備しておくことが推奨されますが、適切な保管が重要です。保管期間が長期に及ぶ場合でも、保管状態が良ければ10年以上、場合によっては20年程度使用できるとされています。ただし、高温多湿や直射日光が当たる場所での保管は、ケーブルの被覆材料(PVC樹脂や特殊ゴム)の劣化を早める原因になります。
参考)https://shop.autobacs.com/ja/Shop/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E8%A3%9C%E4%BF%AE%E9%83%A8%E5%93%81/%E5%BF%9C%E6%80%A5%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%94%A8%E5%93%81/%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%94%A8%E5%93%81/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB12-24V-100A-5-0MI-51/p/01142936
バイクの場合、車内と異なり収納スペースが限られるため、防水性のあるバッグやケースに入れて保管することをおすすめします。雨天時の走行や洗車時に水がかかる可能性があるためです。また、保管前にはクリップ部分に異物や腐食がないか確認し、必要に応じてクリーニングしておくと、いざという時にスムーズに使用できます。
参考)https://www.baj.or.jp/publication/gu58lf000000122x-att/ts-002.pdf
定期的な点検も寿命を延ばすポイントで、ケーブルの被覆にヒビ割れや硬化がないか、クリップの開閉がスムーズか、絶縁カバーに破損がないかなどをチェックしましょう。劣化の兆候が見られた場合は、緊急時の安全を確保するため、早めに交換することが望ましいです。オートバックスでは手頃な価格帯の製品も多いため、2〜3年ごとの交換でも経済的負担は大きくありません。
参考)ブースターケーブルの正しいつなぎ方&失敗例【図解】/BAL大…
保管時の注意点として、ケーブルを強く束ねすぎないこと、重いものを上に載せないことも挙げられます。これらはケーブル内部の銅線を損傷させ、導電性を低下させる原因になります。収納時は付属のケースや袋に入れるか、緩めに束ねて保管することで、長期間の性能維持が可能です。
参考)https://mactow.jp/column/f95b8376-84d8-4bff-95a3-94f470fe7d1d
ブースターケーブルは万能ではなく、使用できないケースも存在します。最も重要なのは、ハイブリッド車からの救援はできないという点です。ハイブリッド車には「補機用バッテリー」と「駆動用バッテリー」の2種類があり、ガソリン車からハイブリッド車の補機用バッテリーへの救援のみが可能です。ハイブリッド車からガソリン車への救援や、ハイブリッド車同士の救援は、メーカーが禁止しており、実施すると車両の電気系統を損傷する危険があります。
参考)ハイブリッド車のバッテリー上がり対処法 - 愛知県・名古屋市…
また、大型トラックなど24V仕様の車両と12V仕様のバイクや乗用車の間でもブースターケーブルは使用できません。電圧が異なる車両同士を接続すると、電装品の故障やバッテリーの損傷を引き起こします。さらに、バッテリーが完全に劣化して寿命を迎えている場合、ブースターケーブルでは一時的にエンジンをかけられても、すぐにバッテリーが上がってしまいます。
このような場合の代替手段として、ジャンプスターター(モバイルバッテリー型の始動装置)が有効です。ジャンプスターターは救援車が不要で、一人でバッテリー上がりに対処できる便利なアイテムです。オートバックスでもBELLOF製のモバイルバッテリージャンプスターター(7800mAh)などを取り扱っており、LEDライト機能やモバイルバッテリー機能も備えた製品があります。
参考)https://item.rakuten.co.jp/autobacs-ec/4541244529699/
ただし、ジャンプスターター自体のバッテリーが切れていると使用できないため、定期的な充電が必要です。最低でも3ヶ月に1回、できれば月1回の充電を行うことで、いざという時の性能を維持できます。ブースターケーブルとジャンプスターターの両方を用意しておくことで、より確実にバッテリー上がりに対応できます。
参考)ジャンプスターターの使い方とは?ブースターケーブルとの違いや…
完全なバッテリー劣化や、救援手段がない場合は、ロードサービス(JAFや保険会社のロードサービス)に連絡することが最も安全で確実な方法です。
オートバックスで取り扱っているジャンプスターターやバッテリー充電器の詳細情報
オートバックスで実際にブースターケーブルを購入する際は、いくつかの比較ポイントを押さえておくと最適な製品選びができます。第一に、自分のバイクの排気量とバッテリー容量を確認し、必要な許容電流値を把握することが基本です。中型バイク(400cc程度)であれば50A、大型バイクや普通車にも対応したい場合は80A以上を選びましょう。
参考)バイク用ブースターケーブルおすすめ4選
価格帯については、AUGシリーズの50A/3Mモデルが約2,000円、80A/3.5Mモデルが約2,880円、100A/5Mモデルが約5,580円と、性能に応じて段階的に設定されています。予算と用途のバランスを考慮し、「将来的に車を所有する可能性がある」「他人の車を救援する機会がある」などの要素も考慮に入れて選択すると良いでしょう。
製品の特徴面では、以下の比較表が参考になります。
製品名 | 許容電流値 | ケーブル長 | 対応車種 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
AUG I-46 | 50A | 3.0m | 軽自動車・小型バイク | 1,980円 | フルカバークリップ採用 |
AUG I-49 | 80A | 3.5m | 2000cc以下の乗用車 | 2,880円 | 一般的な使用に最適 |
AUG I-50 | 100A | 3.5m | 乗用車・ディーゼル車 | 3,680円 | ハイブリッド車対応の薄型クリップ |
AUG I-51 | 100A | 5.0m | 乗用車・小型トラック | 5,580円 | 特殊ゴム採用で耐久性高 |
AUG I-52 | 120A | 5.0m | 大型車両 | 6,480円 | 12/24V対応 |
オートバックスの店頭では、スタッフに相談することで、自分の車両に最適な製品を提案してもらえます。また、オンラインショップでは口コミやレビューも参考にできるため、実際の使用感を確認してから購入することも可能です。店頭受取サービスを利用すれば、送料を節約しながらオンライン価格で購入できる場合もあります。
参考)カー用品・車パーツの口コミ・評判|パーツレビューならみんカラ
さらに、オートバックスでは定期的にキャンペーンやセールを実施しており、オイル・バッテリー・補修部品キャンペーンなどの機会を利用すれば、通常よりもお得に購入できることがあります。バッテリー点検や交換のついでにブースターケーブルも一緒に購入すると、トータルでの準備が整います。
参考)車のバッテリーの充電方法は?充電が必要な理由や自分で充電する…