ヘンリービギンズ シートバッグ 固定ベルトの選び方と取り付け方法

ヘンリービギンズ シートバッグ 固定ベルトの選び方と取り付け方法

ヘンリービギンズ シートバッグ 固定ベルトの種類と特徴

固定ベルトの主要タイプ
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イージーリングベルト

シート形状を選ばず3ステップで簡単装着。汎用性が高く着脱がスムーズ

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4本セット固定ベルト

4点支持で安定性抜群。重い荷物もしっかり固定可能

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システムベルト

タンデムシート下に挟み込むタイプ。キャリアがない車両にも対応

ヘンリービギンズ イージーリングベルトの特徴


ヘンリービギンズ(Henly Begins) デイトナ バイク シートバッグ 7~12L A4サイズ イージーリングベルト付属 DH-722 97241
デイトナが独自開発したイージーリングベルト(EASY RING BELT)は、シートバッグ固定の革新的なシステムとして注目されています。このベルトの最大の特徴は、シート形状を選ばない汎用性の高さにあります。
参考)https://www.naps-jp.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0amp;pid=4909449525289

従来の固定ベルトでは車種によって取り付けが困難だったケースでも、イージーリングベルトなら3ステップで簡単に装着できます。具体的には「おいて」「はさんで」「はめる」という3つの動作で完了し、シート裏や車体側の突起物を避けながらベルトをセットできる設計になっています。
参考)https://www.daytona.co.jp/files/co/manual/48147.pdf

イージーリングベルトにはN20A(ベルト幅20mm用)とN25A(ベルト幅25mm用)の2種類があり、使用するシートバッグのベルト幅に合わせて選択できます。取り付け時にはロックの部分にベルトが被らないようにシートを戻し、バックルを差し込んで長さ調整をするだけで取付が完了します。余ったベルトも綺麗にまとめられるため、見た目もスマートに仕上がります。
参考)https://www.monotaro.com/s/q-%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%BA%20%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88/

固定ベルト4本セットの活用方法

ヘンリービギンズの固定ベルト4本セット(商品番号15383)は、4点支持による確実な固定を実現するアイテムです。このセットは高耐久の日本製高強度PPベルトと高強度金属製バックルを採用しており、重い荷物でも安心して固定できます。
参考)固定ベルト 4本セット|株式会社デイトナ

ベルトの長さは250mmから2400mmまで自由自在に調節可能で、さまざまなバイクの車体サイズやシート形状に対応できます。車体に固定する部分がループ状になっているため、固定場所を選ばずシートバッグを固定するのと同じ感覚でベルトを取り付けられます。​
調節バックルを使えば、ベルトの引きしろを引っ張りやすい位置に移動できるため、下向きに引っ張って締め上げる作業が楽々行えます。セットにはベルト止めストッパーも付属しており、余ったベルトを束ねて整理できる点も使い勝手の良さに繋がっています。キャンプツーリングなど荷物が多くなる場面では、この4本セット固定ベルトの安定性が特に重要になります。
参考)https://bikeman.jp/blogs/bikeparts/motobike-49

シートバッグ固定ベルトの素材と耐久性

ヘンリービギンズのシートバッグには、素材の異なる2種類の固定ベルトが付属しているモデルがあります。合皮固定ベルトは強度と美しさを両立しており、見た目にもこだわりたいライダーに適しています。一方、ナイロンベルトは薄くて柔軟性があり、純正シートレールとフェンダーの隙間に通しやすい設計になっています。​
ベルト固定部には角カンと呼ばれる樹脂パーツが採用されており、力が掛かる部分の強度がアップしています。この角カンは繰り返しの使用による摩耗や破損を防ぐ重要な役割を果たしています。​
固定ベルトの材質はPP(ポリプロピレン)や亜鉛ダイキャストなど、耐久性と軽量性を両立した素材が使われており、総重量は約121gと軽量に仕上げられています。長期間使用してもベルトが伸びにくく、バックルの破損も少ないため、多くのライダーから信頼されています。防水性や耐候性にも優れており、雨天時のツーリングでも安心して使用できる設計です。
参考)ズレないと評判のヘンリービギンズのシートバッグを取り付けてみ…

ヘンリービギンズのシートバッグとベルトの互換性

ヘンリービギンズのシートバッグシリーズには、キャンプシートバッグPROⅡシリーズ(S/M/L/LL)など、容量や形状が異なる複数のモデルがラインナップされています。これらのシートバッグは基本的に同じ固定システムを採用しているため、イージーリングベルトや4本セット固定ベルトとの互換性があります。
参考)PRO2シリーズ - バイクバッグ HenlyBegins(…

ベルト幅には20mmと25mmの2種類があり、使用するシートバッグのモデルによって適合するベルト幅が異なります。購入前には必ず自分のシートバッグのベルト幅を確認し、対応するイージーリングベルト(N20AまたはN25A)を選ぶ必要があります。
参考)https://www.dirtbikeplus.jp/products/detail/25505

現行モデルのシートバッグには、イージーリングベルトに対応した取り付け部分が標準装備されているものもあります。一方、旧型のシートバッグでもイージーリングベルトを補修パーツとして別途購入することで、より便利な固定方法に変更できます。ただし取り付け方法は全て共通しているため、取扱説明書を参考にすれば問題なく装着できます。youtube​​

シートバッグのずれを防ぐベルト調整のコツ

シートバッグのずれは多くのライダーが悩む問題ですが、固定ベルトの調整方法を工夫することで大幅に改善できます。最も重要なのは、ベルトを張る方向と角度を適切に設定することです。
参考)シートバッグが前にずれる悩みがなくなる固定方法

シート下のフック基部にベルトをかけて反対側から取り出す方法は、ストラップがリアシートの座面を上辺とする二等辺逆三角形を形成するため、バッグのずれを効果的に防げます。この方法では細いハリガネに曲げ応力をかけるのではなく、基部の補強部分にせん断応力をかけることができ、耐久力が大幅に増します。
参考)Ninja400、シートバッグ固定の改善成功。: Ninja…

前後のベルトを独立して固定できるオプションベルトを使用する場合は、4方向からテンションをかけてシートバッグを引っ張ることで、位置がずれにくくなります。ただし、バイクの固定する箇所を考えて適切な位置に取り付けないと、やはりずれてしまうことがあるため注意が必要です。​
走行前には必ずベルトの張り具合を確認し、適度なテンションがかかっているかチェックしましょう。リアシートの形状によってはシートバッグとの間に支点ができてしまい、うまくテンションが掛けられないこともあるため、固定位置をずらしながら最適な取り付け位置を探すことが重要です。長距離ツーリングの際には、休憩時に増し締めを行う習慣をつけると安心です。​

バイク用シートバッグの容量選びと固定ベルトの関係

シートバッグの容量選びは、固定ベルトの性能と密接に関係しています。5L程度の小容量バッグは日常使いに適しており、比較的軽量なため標準的な固定ベルトで十分に固定できます。携帯電話や財布などの日用品、レインウェアなどを入れる普段使いには、このサイズが最適です。
参考)バイク用シートバッグのおすすめ16選!防水タイプやリュックに…

15~20Lの中容量バッグは日帰りツーリングにおすすめで、食料や日用品、上着やレインウェアなどかさばる衣類が収納できます。この容量になると荷物の重量も増すため、4本セット固定ベルトなど、より確実な固定システムの使用が推奨されます。​
25L以上の大容量バッグは一泊分の旅行向きで、宿泊すると一気に身のまわりの荷物が増えるため、余裕を持った容量のバッグと強固な固定システムが必要です。特に衣類がかさばる秋冬シーズンには、必需品が確実に入れられるか確認することが重要です。​
40L以上の大容量サイズになると、キャンプや2泊以上のツーリングにも対応できますが、型くずれ防止用のフレームが入っていたり、荷物を重ねておきやすい仕様になっているものもあるため、用途に合わせて選ぶ必要があります。このクラスのバッグでは、イージーリングベルトと4本セット固定ベルトを併用するなど、二重の固定対策を講じることで安全性が向上します。​

シートバッグ固定時の安全性とメンテナンス

シートバッグを固定する際の安全性は、ライディングの快適性だけでなく事故防止の観点からも極めて重要です。固定が不十分なまま走行すると、バッグが動いてバランスを崩したり、最悪の場合は落下してしまうリスクがあります。
参考)バイクに荷物を積載する方法|ストレッチコードやロックストラッ…

ベルトの定期的なメンテナンスも欠かせません。使用後は汚れを拭き取り、ベルトの摩耗や破損がないか確認しましょう。特にバックル部分は砂や泥が入り込むと動作不良を起こす可能性があるため、清掃を怠らないことが大切です。​
シートバッグを取り付ける際には、バッグの下に滑り止めマットやアルミロールテーブルなどを敷くことで、シートへのめり込みを防ぎ、容量の減少を抑えられます。これにより荷くずれも防止でき、増し締めの頻度も減らせます。​
デイトナ公式の取扱説明書(PDF)では、イージーリングベルトと4点支持の両方の固定方法が詳しく解説されており、安全な取り付け方法を学べます
ワンタッチ金具を採用したモデルでは、開閉が簡単でスタイリッシュな見た目を実現していますが、定期的に金具の緩みがないかチェックすることが推奨されます。ファスナーにはリング付きのものもあり、別売りのダイヤルロックを使用することで盗難対策も可能です。走行中の振動で徐々に緩むこともあるため、長距離ツーリングでは途中で増し締めを行う習慣をつけましょう。​

各バイクメーカー車種別の固定ベルト取り付けポイント

バイクの車種やメーカーによって、シートバッグの固定に適した取り付けポイントは異なります。ネイキッドタイプのバイクは比較的シートが広く平坦なため、標準的な固定ベルトで問題なく取り付けられることが多いです。
参考)シートバッグフィッティング - SR and JAKE

スポーツバイクやフルカウルモデルでは、リアシートが小さく幅が狭いため、バッグがはみ出してしまうことがあります。このような車種では、グラブバーの前側やサイドバッグステーなど、車体側の突起部分を活用した固定方法が有効です。​
ネイキッドモデルやクルーザータイプでは、タンデムステップブラケットのフックを利用する方法も一般的ですが、この場合はストラップが前下から後上に向かう平行四辺形的な形になり、バッグが前にずれやすくなる傾向があります。そのため、シート下のフックを前後のストラップで使うことで、より安定した固定が可能になります。​
オフロードバイクやアドベンチャーバイクでは、車体の振動が大きいため、より強固な固定システムが求められます。こうした車種では、イージーリングベルトと4本セット固定ベルトを併用するダブル固定が推奨されます。
参考)バイク用シートバッグおすすめ16選!選び方と使用時の注意点も…

Webike Newsの記事では、ヘンリービギンズのシートバッグがずれないと評判である理由や、実際の取り付け例が紹介されています
CBR1000RRなどのスーパースポーツモデルでは、タンデムシート下に固定したパワータイベルトを前方から回し、プレートフックに固定したパワータイベルトと共にシートバッグを締め付けて固定する方法が効果的です。このように車種ごとの特性を理解し、最適な固定ポイントを見つけることが、安全で快適なツーリングの鍵となります。
参考)CBR1000RRにタナックスのシートバッグを確実に固定する…

固定ベルトを使った荷物の積載テクニック

シートバッグへの荷物の積み方も、固定ベルトの効果を最大限に引き出すために重要です。取扱説明書では、連結ベルトの高さまで荷物を収納し、連結ベルトを固定してから装着することが推奨されています。連結ベルトはバッグの変形を防ぐだけでなく、荷物が少ない時に内部で荷物が動かないよう止めておける機能も果たします。​
重い荷物は底部に、軽い荷物は上部に配置するのが基本です。この配置によってバッグの重心が下がり、走行中の安定性が向上します。残りの荷物は装着が完了してから収納することで、取り付けが簡単に行えます。youtube​​
拡張機能付きのシートバッグでは、荷物の量に応じてサイズを変更できるため、効率的に荷物を収納できます。サイドのジッパーを解放すると容量が拡張されるモデルもあり、日帰りから一泊ツーリングまで余裕を持って対応できます。
参考)バイク用シートバッグのおすすめ15選。拡張機能で容量アップで…

箇条書きや表を使って、荷物の積載ポイントをまとめます。
荷物の積み方の基本

  • 重い物は底部に配置して重心を下げる
  • よく使う物は上部や外ポケットに入れる
  • 壊れやすい物は衣類などで包んで保護する
  • 連結ベルトを使ってバッグ内での荷物の移動を防ぐ

固定前の確認事項

  • シートやバッグに傷がないか確認
  • ベルトのバックルが正常に機能するかチェック
  • 荷物が規定容量を超えていないか確認
  • ベルトの通し方が正しいか確認

バッグ内での荷物の移動を防ぐことで、走行中のバランスが保たれ、ベルトへの負担も軽減されます。ボトルホルダーが標準装備されているモデルでは、内側に保冷保温素材が採用されており、カラビナでバッグから外して持ち歩きに便利です。このような細かな機能も活用することで、より快適なツーリングが実現できます。​

固定ベルト選びで失敗しないための購入前チェックポイント

ヘンリービギンズの固定ベルトを購入する前に、いくつかの重要なポイントを確認しておく必要があります。まず、自分のバイクのシート形状と固定可能なポイントを把握しましょう。タンデムシートの有無、グラブバーの位置、キャリアステーの有無などによって、適した固定ベルトのタイプが変わってきます。​
次に、使用するシートバッグの容量とベルト幅を確認します。20mm幅のベルトには N20A イージーリングベルト、25mm幅のベルトには N25A イージーリングベルトが対応しています。間違った幅のベルトを購入すると装着できないため、購入前に必ず確認しましょう。
参考)DAYTONA(バイク用品) HenlyBegins イージ…

用途に応じた選択も重要です。日帰りツーリング中心であれば標準的な固定ベルトで十分ですが、キャンプツーリングや長期ツーリングを頻繁に行う場合は、4本セット固定ベルトなど、より強固なシステムを選ぶべきです。​
購入前のチェックリスト

  • バイクのシート形状と固定ポイントの確認
  • シートバッグのベルト幅(20mmまたは25mm)の確認
  • 積載する荷物の重量と容量の想定
  • 使用頻度と用途(日帰り/宿泊/キャンプ)の明確化
  • 予算と必要な固定ベルトのセット内容の確認

価格面では、イージーリングベルトは約1,800~2,000円程度、4本セット固定ベルトは約1,650円で購入できます。補修パーツとしても入手可能なため、既存のシートバッグをアップグレードする際にも活用できます。​youtube​
mybest「バイク荷物固定グッズのおすすめ人気ランキング」では、ヘンリービギンズ以外のメーカー製品も含めた比較情報が掲載されています
購入後は取扱説明書をよく読み、正しい取り付け方法を理解してから使用を開始しましょう。最初の数回は短距離で試走し、ベルトの緩みやバッグのずれがないか確認することで、長距離ツーリングでも安心して使用できるようになります。オンラインショップで購入する場合は、商品レビューや実際の使用例を参考にすると、自分のバイクに適した製品を選びやすくなります。​

 

 


ヘンリービギンズ(Henly Begins) デイトナ バイク シートバッグ 補修品 BASIC/WR/PRO/SYSTEM/トロリー用 固定ベルト 4本入り 15383