ラチェット トランスフォーマー看護員魅力救急車変形

ラチェット トランスフォーマー看護員魅力救急車変形

ラチェット トランスフォーマー看護員

ラチェットの基本情報
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救急車に変形

救急車モードで負傷した仲間を運搬し、医療活動を行う

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優秀な看護員

サイバトロンの医師として仲間の修理を担当する

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戦闘能力も保有

医療だけでなく最前線での戦闘にも積極的に参加する

ラチェットはトランスフォーマーシリーズにおいて、初代から登場する重要なキャラクターです。サイバトロン(オートボット)の医師として、救急車に変形する看護員であり、仲間の修理を主な任務としています。普段は温厚な性格で、仲間たちを労いながら修理を行いますが、危険を顧みない仲間に対して苦言を呈することもある頼れる存在です。
参考)https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%A9%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88(%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC)

名前の由来は、歯止め付きの片回し式歯車を意味する「ラチェット(ratchet)」と、映画『カッコーの巣の上で』に登場する看護婦長ラチェッド(Mildred Ratched)から来ています。トランスフォーマーシリーズでは「看護員」という役割が稀有なため、ラチェットという名前を持つキャラクターは、ほぼ全員が看護員という設定になっているのが特徴的です。
参考)ラチェット(トランスフォーマー)とは (ラチェットとは) […

初代アニメでは日産・チェリーバネットをベースとした救急車に変形し、技術者のホイルジャックの助手のような関係でもありました。二人が協力して造ったダイノボットは、シリーズを代表する存在として知られています。
参考)ラチェット (トランスフォーマー) - Wikipedia

ラチェットの初代トランスフォーマー登場


トネ(TONE) ラチェットハンドル(ホールドタイプ) RH3H 差込角9.5mm(3/8")
初代アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』では、サイバトロンの心優しく穏やかな看護員(衛生兵)として第1話から登場しました。アイアンハイドと同型であり、彼と同じ日産・チェリーバネットをベースとした救急車に変形し、負傷した仲間を運搬して修理する役割を担っていました。​
仲間の治療(リペア)だけでなく、最前線にも赴いて積極的に戦闘にも参加する「スーパードクター」として描かれ、第12話「ソーラーエネルギーを盗め」では、なんとサンダークラッカーに飛び蹴りをお見舞いするシーンがあります。どうやら格闘戦が得意な様子で、アイアンハイドと同型であるせいか、「ケガ人は黙ってろ、発声回路切っちまうぞ」という物騒なセリフを口にすることもありました。しかしこれは仲間を心配するが故の行動であり、医師としての優しさと使命感の表れでした。​
劇中では「修理に関しては右に出るものはいない」と自負しており、その腕が確かだからこそ、仲間たちは負傷を恐れる必要がなかったという一面もあります。しかし残念ながら『ザ・ムービー』では、スタースクリームの攻撃によって射殺されてしまいます。​
声優は英語版がドン・メシック(第61話のみウォーリー・バー)、日本語版が江原正士が担当していました。​

ラチェット実写映画版特徴

実写映画版のラチェットは、オートボットの軍医兼科学者として登場し、ハマー・H2をベースにしたレスキュー車に変形します。英語版の声をロバート・フォックスワース、日本語版を浦山迅が担当しました。​
第1作目から第3作目まで活躍し、続編である第2作目『トランスフォーマー/リベンジ』では腕にミサイルを装備し、医療にも攻撃にも使えるエレクトロウィップを武器に持つようになりました。第3作目『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』ではカラーリングが全面的に変更され、白いラインが入り、左腕もバルカン砲に変形可能になっています。サウンドウェーブに撃たれたりセンチネルプライムに斬られてもすぐに戦線復帰するなど、非常に高い耐久力を持つ描写がありました。​
しかし第4作目『トランスフォーマー/ロストエイジ』では、オプティマスプライムの命令を受けて人間との接触を断ち、潜伏生活を送っていたところをミシガン湖の船の中で「墓場の風」とロックダウンに襲われてしまいます。ロックダウンからオプティマスプライムの居場所を尋問されますが自白を拒んだため、スパークをえぐり取られて殺害されてしまいました。彼の遺体はCIAを通じて反トランスフォーマー組織「KSI」の研究所に運び込まれ、研究素材として解剖されるという悲劇的な最期を迎えました。​
実写映画版のラチェットは、医療技術と戦闘能力の両方を備えた頼もしい戦士として描かれ、特にオプティマスプライムと共に行動するシーンが多く印象的でした。​

ラチェット武器能力戦闘スタイル

ラチェットの主力武器は、シリーズによって異なりますが、基本的には医療と戦闘の両方に対応できる装備を持っています。初代アニメではビームガンと両腕からのビームが主武器で、ビークル後部は移動砲台になりました(第1話にのみ登場)。​
左腕は溶接用のバーナーに変形し、左腕上部には解体用のレーザーメスが仕込まれていました。この他にも、腕を収納して捕獲用ネットを射出したり、両拳を握り締めて光線を発射する機能を持っていました。カーモードでは側面のドアを横に倒し、患者を収納することができました。​
『トランスフォーマープライム』では、両腕から展開するソード(バトルブレード)を使用し、接近戦を得意としていました。アニメ劇中では、いざ戦場に赴けば高い戦闘力を発揮し、テラーコンを次々に薙ぎ倒す戦いぶりを見せています。トイオリジナルの武器「アルエ」が変形したブレードは、アニメでのラチェットの武器形状が取り入れられており、劇中のイメージを損なわない設計になっていました。
参考)●トランスフォーマー プライム  AM-04 ラチェット 十…

興味深いのは、医師でありながら格闘戦が得意という設定で、初代アニメでは飛び蹴りを繰り出すシーンもありました。これはアイアンハイドと同型であることも影響していると考えられ、戦闘能力と医療技術の両立がラチェットの大きな魅力となっています。​

ラチェットシリーズ登場作品変遷

ラチェットはトランスフォーマーシリーズの多くの作品に登場し、それぞれの世界で独自の個性を発揮してきました。『マイクロン伝説』では、サイバトロンの副官兼メカニック担当として登場し、海外版では「レッドアラート」と呼ばれていました。SUVタイプの救急車に変形し、コンボイとは旧知の仲で、ホットロッドからは「ラチェットのとっつぁん」と呼ばれる親しみやすいキャラクターでした。終盤でマイクロン達の力により「ラチェットS」にパワーアップします。​
『アニメイテッド』では、オプティマス部隊の中で最も古参のオートボットとして登場し、救急車に変形するサブリーダー的存在でした。日本語吹替版では大川透が担当し、鹿児島弁風の訛り口調で喋り、薩摩あげやきびなごの刺身、かるかん饅頭が好物などのコミカルなキャラ付けが追加されていました。恰幅の良い体格に無精髭を彷彿とさせる口周りの凹凸など、おっさん臭さが漂う軍医として描かれ、ロックダウンとは何かしらの因縁がありました。
参考)●トランスフォーマー アニメイテッド  スーパーコレクション…

『トランスフォーマープライム』および続編の『トランスフォーマー アドベンチャー』では、オートボットの軍医兼技術者として登場しました。真面目で責任感が強い性格ですが堅物で神経質なところがあり、当初は地球の技術や人間を見下すような発言が多く、故郷への帰還意欲が強いキャラクターでした。しかし徐々に心を開き、シリーズ終盤では地球に残ることを選ぶという成長を見せています。​
『ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』では、かつてオートボットに身を置いていた戦士で、武器製造も請け負っていましたが、自らが造った武器で多くの命が奪われたことを悔いてオートボットから離脱した過去を持つキャラクターとして描かれました。​

ラチェット玩具コレクション魅力

ラチェットの玩具は、初代から現在まで数多くのバリエーションが発売されています。初代G1玩具は『ダイアクロン』のカーロボットNO.4 ワンボックス チェリーバネット 救急車タイプが元になっており、チェリーバネット(アイアンハイド)の仕様変更品でパトライトがあるなどの違いがありました。当初は顔が無く、運転席にシールを貼って顔を再現するという独特な仕様でした。​
2007年の『トランスフォーマー アンコール』では「06」として12月に発売され、初の一般発売が行われました。パッケージのベロの部分にアニメ版の顔のペーパークラフトがついており、座席部分に挿すことでアニメ版の顔を再現可能となっています。​
『変形!ヘンケイ!トランスフォーマー』では、G1以来の玩具化でようやく顔がある状態で救急車に変形できるようになりました。「C-14」のナンバーを与えられて2009年2月に発売され、初代と異なりSUVタイプの救急車に変形します。​
『マスターピース』シリーズでは日産の正規ライセンスを取得しているため、チェリーバネットが忠実に再現されています。肩のマークは付属シールから選択して貼り付ける仕様で、規制のため赤十字とは異なるマークになっていますが、切り取り方次第では赤十字マークにすることも可能です。​
『スタジオシリーズ』では2023年3月に小型のコアクラス、2024年1月にはボイジャークラスで「SS-117 ラチェット」として2種類発売されました。メーカー希望小売価格は6,050円(税込)で、小型のビーム銃が2個付属しています。ボイジャークラス版は更にG1デザインに近くなっていますが、救急車時の赤いラインが入っていません。
参考)SS-117 ラチェット|トランスフォーマーオフィシャルサイ…

『ユナイトウォリアーズ』ではスクランブル合体能力を身に着け、スカイリンクス、ハウンド、ホイルジャック、トレイルブレイカーと合体して「リンクスマスター」が完成するという新しい遊び方が追加されました。​
『トランスフォーマー アニメイテッド』では、スプリングの力により一瞬で変形する「アクティベイター」シリーズとして発売され、一発変形システムが搭載されています。ルーフのスイッチを押すと車体が折り畳まれ四肢が展開し、自動変形するギミックが特徴的でした。コレクタブルなラインナップと手頃な大きさの統一サイズで、ファンの収集欲を刺激するアイテムとなっています。​

 

 


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