サドルバッグ バイク おすすめ 人気 防水 取り付け方 選び方

サドルバッグ バイク おすすめ 人気 防水 取り付け方 選び方

サドルバッグ バイク 選び方 おすすめ

バイク用サドルバッグの魅力
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積載力アップ

バイクの収納スペースを大幅に増やし、ツーリングやキャンプの可能性を広げます

🔧
取り付け簡単

多くの製品は工具不要で取り付け可能、様々なバイクに対応します

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防水性能

高品質な製品は防水性に優れ、急な雨でも荷物を守ります

バイク用サドルバッグは、ツーリングやキャンプなど長距離走行を楽しむライダーにとって欠かせないアイテムです。サドルの下部に取り付けることで、バイクの積載能力を大幅に向上させ、より自由なバイクライフを実現します。

 

近年ではバイクパッキングブームの影響もあり、サドルバッグの人気は高まっています。しかし、初めて購入する方にとっては、種類や選び方に迷うことも多いでしょう。この記事では、バイク用サドルバッグの基本から選び方、おすすめ商品、そして効果的な使い方まで徹底解説します。

 

サドルバッグ バイク 構造と特徴を理解する

バイク用サドルバッグは、サドル下部とシートポストに固定するタイプのバッグです。基本的な構造は、バッグ本体と固定用のストラップやベルトから成り立っています。サドルレールとシートポストの2点または3点で固定するのが一般的です。

 

サドルバッグの大きな特徴は、バイクのハンドリングにあまり影響を与えずに荷物を運べる点にあります。重心が低く、バイクの中心近くに位置するため、走行安定性を保ちやすいのです。

 

一般的なサドルバッグの構造は以下のような要素で構成されています。

  • メインコンパートメント:荷物を収納するメイン部分
  • 固定ストラップ:サドルレールに固定するベルト
  • シートポスト固定部:バッグの揺れを抑えるためのシートポスト固定用ベルト
  • ロールトップ開閉部:多くの大型サドルバッグに採用されている開閉方式
  • 補強材:形状維持や耐久性向上のための内部補強材

サドルバッグの素材には、耐久性の高いナイロンやポリエステル、高級感のあるレザー、防水性に優れたターポリンなどが使用されています。用途や好みに合わせて選ぶことができます。

 

サドルバッグ バイク サイズ別の選び方と容量目安

バイク用サドルバッグを選ぶ際、最も重要なポイントの一つがサイズ選びです。用途や走行スタイルに合わせて、適切な容量のサドルバッグを選ぶことが快適なツーリングの鍵となります。

 

【小型サイズ(2L以下)】

  • 用途:日帰りツーリング、通勤通学
  • 収納例:財布、スマホ、鍵、簡易工具セット
  • メリット:軽量でバイクへの負担が少なく、取り付け・取り外しが簡単
  • デメリット:収納容量が限られる

【中型サイズ(3〜6L)】

  • 用途:日帰りロングツーリング
  • 収納例:上記に加え、ウィンドブレーカー、タオル、補給食
  • メリット:必要最低限の荷物を無理なく収納可能
  • デメリット:バイクによっては取り付けスペースの確認が必要

【大型サイズ(7L以上)】

  • 用途:一泊以上のツーリング、キャンプツーリング
  • 収納例:着替え一式、タオル、小型寝袋など
  • メリット:大容量で長期ツーリングに対応
  • デメリット:重量増加によるハンドリングへの影響、取り付け位置の制約

サイズ選びの際には、自分のバイクのサドル下からリアタイヤまでのクリアランスを必ず確認しましょう。特に大型サイズのサドルバッグは、リアタイヤに接触する可能性があります。また、マフラーの位置にも注意が必要です。高温のマフラーに接触するとバッグが溶けたり、最悪の場合は火災の原因になることもあります。

 

サドルバッグの取り付け方と注意点について詳しく解説されています

サドルバッグ バイク 防水性能と素材による違い

バイクでのツーリング中に突然の雨に見舞われることは珍しくありません。そんなときに荷物を守るためには、サドルバッグの防水性能が重要になります。

 

【防水性能による分類】

  • 撥水加工タイプ:軽い雨なら弾きますが、長時間の雨や豪雨には不向き
  • 防水ファスナータイプ:開閉部に防水ファスナーを使用し、一定の防水性を確保
  • 完全防水タイプ:ロールトップ式や溶着シーム加工で高い防水性を実現

特に注目したいのは、ドイツのORTLIEB(オルトリーブ)のような高品質ブランドが提供する完全防水タイプのサドルバッグです。これらは保護等級IP64の非常に高い防水・防塵性能を持ち、どんな悪天候でも荷物を守ります。

 

【素材による特徴】

  • ナイロン/ポリエステル:軽量で扱いやすいが、防水性は撥水加工に依存
  • ターポリン:高い防水性と耐久性を兼ね備えた素材
  • PVC:比較的安価ながら防水性に優れる
  • レザー/合皮:高級感があるが防水性は低く、定期的なメンテナンスが必要

防水性能を重視する場合は、縫い目の処理方法にも注目しましょう。溶着シーム加工や完全防水ファスナーを採用した製品は、縫い目からの水の侵入を防ぎます。

 

また、完全防水タイプのサドルバッグでも、開閉部の取り扱いに注意が必要です。特にロールトップ式は、しっかりと巻いて固定することで初めて防水性能を発揮します。使用前に正しい閉じ方を確認しておきましょう。

 

サドルバッグ バイク 人気メーカーと2025年おすすめモデル

バイク用サドルバッグの世界には、品質や特徴の異なる多くのメーカーが存在します。ここでは、特に人気の高いメーカーと2025年現在のおすすめモデルをご紹介します。

 

【人気メーカー】

  • TOPEAK(トピーク):比較的リーズナブルで種類も豊富、初心者にもおすすめ
  • ORTLIEB(オルトリーブ):高い防水性と耐久性を誇るドイツの老舗ブランド
  • HenlyBegins(ヘンリービギンズ):デイトナのバイク用品ブランドで、コストパフォーマンスに優れる
  • TANAX(タナックス):日本のバイク用品メーカーで、取り付けの互換性が高い製品が多い
  • OSTRICH(オーストリッチ):日本製の高品質サドルバッグ、丁寧な手作業による仕上がり

【2025年おすすめモデル】

  1. ヘンリービギンズ サドルバッグMIL(約10L)
    • 特徴:ネオクラシックバイクに合うレトロデザイン、芯材標準装備で型崩れ防止
    • 価格帯:10,000円前後
    • おすすめポイント:長さの異なるベルトが付属し、多くの車種に対応
  2. タナックス ツアーシェルケース2(容量40L/片側20L)
    • 特徴:大容量で長距離ツーリングに最適、カーボン柄デザイン
    • 価格帯:25,000円前後
    • おすすめポイント:安定した取り付けと大容量を両立
  3. ORTLIEB サドルバッグ(防水タイプ)
    • 特徴:IP64等級の高い防水性能、耐久性に優れる
    • 価格帯:15,000円〜20,000円
    • おすすめポイント:どんな天候でも安心して使用可能
  4. ROCKBROS(ロックブロス)サイドバッグ
    • 特徴:コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル
    • 価格帯:5,000円〜8,000円
    • おすすめポイント:初めてのサドルバッグとして試しやすい価格帯

これらのサドルバッグは、それぞれ異なる特徴を持っています。自分のバイクのスタイルや使用目的に合わせて選ぶことが大切です。また、人気モデルは品切れになることもあるため、購入を検討している場合は早めのチェックをおすすめします。

 

サドルバッグ バイク 揺れ対策と正しい取り付け方法

サドルバッグの最大の悩みの一つが「揺れ」の問題です。特にダンシング(立ちこぎ)時や荒れた路面での走行時に揺れが大きくなると、走行感覚が悪くなるだけでなく、最悪の場合はバッグの破損やタイヤとの接触事故につながる可能性もあります。ここでは、効果的な揺れ対策と正しい取り付け方法を解説します。

 

【揺れの原因】
サドルバッグの揺れは主に以下の原因で発生します。

  • 固定ベルトの緩み
  • サドルレールとシートポストとの摩擦力不足
  • バッグ内の荷物の偏り
  • バッグ自体の構造的な問題

【効果的な揺れ対策】

  1. レール巻き法

    通常、サドルレールにベルトを1回通すだけの取り付け方が一般的ですが、これではベルトがレール上を滑って動き、バッグが左右に揺れやすくなります。対策として、ベルトをレールに巻き付けてから固定する「レール巻き法」が効果的です。

     

手順。

  • ベルトをサドルレールの内側から外側に通す
  • さらにベルトを反対側から内側に巻き戻す
  • この状態でベルトを締め付ける
  1. シートポストの滑り止め対策

    シートポストとバッグの接触面に滑り止めテープ(自転車用グリップテープなど)を貼ることで、摩擦力を高め揺れを軽減できます。

     

  2. スタビライザーの使用

    専用のスタビライザー(安定器)を使用することで、バッグの揺れを大幅に軽減できます。市販品もありますが、アルミ板や硬質プラスチック板で自作することも可能です。

     

  3. 荷物の詰め方の工夫
  • 重いものはバッグの底部、シートポスト側に配置
  • 荷物全体をコンパクトにまとめる
  • 空きスペースができないよう、小物で隙間を埋める

【正しい取り付け手順】

  1. サドルバッグをシートポスト後方に配置
  2. シートポスト固定用ベルトをしっかり締める
  3. サドルレールにPVC素材のストラップを「内から外」に通す
  4. ストラップとバックルを固定し、しっかり締め上げる
  5. 荷物を収納し、開口部をしっかり閉じる
  6. バッグが安定しているか、タイヤやマフラーに接触していないか確認

特に大型のサドルバッグを使用する場合は、取り付け後に必ずバイクを左右に傾けてタイヤとの接触がないか確認しましょう。また、走行開始後も定期的に固定状態をチェックすることが重要です。

 

サドルバッグの揺れ対策について詳しく解説されています

サドルバッグ バイク 新時代の着脱式モデルとキャンプツーリング活用法

バイク用サドルバッグの世界に新たな風を吹き込んでいるのが、着脱式モデルです。従来のサドルバッグは、コンビニやカフェに立ち寄る際に取り外すのが面倒という課題がありました。しかし、最新の着脱式モデルはこの問題を解決し、バイクツーリングの利便性を大きく向上させています。

 

【着脱式サドルバッグの特徴】

  • 「自転車に取り付ける部分」と「荷物を入れる部分」が分離可能
  • 駐輪時に荷物部分だけを簡単に取り外して持ち運べる
  • 貴重品の出し入れが容易になり、セキュリティ面でも安心
  • 最大14Lもの大容量モデルも登場(一升瓶なら2本収納可能)

この新しいタイプのサドルバッグは、特にバイクパッキングやキャンプツーリングを楽しむライダーから高い支持を得ています。バイクから離れる際の荷物管理が格段に楽になるためです。

 

【キャンプツーリングでの活用法】
バイクキャンプの人気が高まる中、サドルバッグはキャンプ装備の運搬に欠かせないアイテムとなっています。以下に、サドルバッグを活用したキャンプツーリングのポイントをご紹介します。

 

  1. 装備の分散配置
  • サドルバッグ:衣類、寝袋、調理器具など嵩張るアイテム
  • タンクバッグ:地図、スマホ、財布など頻繁に使うアイテム
  • サイドバッグ:食料、燃料など重量のあるアイテム
  1. 防水対策
  • 完全防水タイプのサドルバッグを選ぶ
  • 防水性能が低い場合は内部で防水バッグを使用
  • 特に電子機器や着替えは念入りに防水対策を
  1. 積載バランス
  • 左右の重量バランスを考慮する
  • 重心を低く、バイクの中心に近づける
  • 走行中に荷物が動かないよう固定する
  1. キャンプ場での活用
  • サドルバッグを取り外してテント内の収納として使用
  • 着脱式モデルは椅子代わりにも使える
  • 帰路では汚れた装備と清潔な装備を分けて収納

バイクパッキングの醍醐味は、最小限の装備で自由に旅をすることです。サドルバッグを上手に活用すれば、コンパクトながらも快適なキャンプツーリングが実現します。特に着脱式モデルは、キャンプ場での使い勝手も良く、一石二鳥の効果があります。

 

2025年現在、バイクキャンプの人気は依然として高く、それに伴いサドルバッグの進化も続いています。防水性、耐久性、使い勝手の良さを兼ね備えた最新モデルは、あなたのバイクライフをさらに豊かにしてくれるでしょう。

 

バイクパッキングと着脱式サドルバッグについての詳細情報