
【PS4】ストリートファイター6 Years 1-2 ファイターズエディション
ストリートファイター6は、Windows専用に開発されたタイトルであり、Mac OSには公式対応していません。パソコンはOSを元に動作する機械であり、そのOSに対応したアプリケーションでなければシステムが認識できず動作させることができません。これは、Android用に作られたアプリがiPhoneでは動作しないのと同じ原理です。
参考)スト6はMacやMacbookで遊べる?Steam版を起動さ…
ストリートファイター6に限らず、ほとんどのPCゲームはWindows用に作られているため、MacOSでは遊べない場合が多いのが現状です。開発元のカプコンも、現時点でMac版をリリースする予定を発表していません。
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Mac環境でゲームが動作しない主な理由として、Windowsとの互換性問題が挙げられます。MacはWindows、NTFSドライバとの互換性がないため、一部のゲームはWindowsで動作可能でも、Macではそのまま動作しません。さらに、Macは洗練されたデザインやクリエイティブ作業に最適化されており、ゲーム専用のハードウェアやソフトウェアを搭載していないことも要因です。
参考)Macでゲームできない理由と対処法解明
ストリートファイター6の公式推奨スペックは、64-bit Windows 10または11のOSが必須となっています。CPUはIntel Core i7 8700またはAMD Ryzen 5 3600、GPUはRTX2070またはRadeon RX 5700XT、メモリは16GB、ストレージは60GB以上の空き容量が必要です。
この推奨スペックを満たさない環境では、画面のカクつきや出力fpsの低下により快適なゲームプレイが困難になります。特に格闘ゲームは60fpsを維持できない環境では勝負にすらならないため、勝ちたいのであればより高性能なPCで遊ぶ必要があります。
参考)『ストリートファイター6』の推奨スペック・ゲーミングPCおす…
Windows PCであっても、ビジネス向けの低スペックPCなどではまともにプレイすることはできません。ストレスなく楽しむためには、少なくとも公式推奨スペック以上の性能を持つゲーミングPCが必須条件となります。
Macでストリートファイター6を起動する方法として、Boot CampとGeForce Nowの2つの選択肢があります。Boot CampはAppleが開発したソフトで、MacでWindowsを起動できるツールです。MacでもWindows OSを使ってSteamを起動させられますが、OS上で別OSを動かすため、本来の動作より重くカクついてまともに遊べません。
ただし、M1/M2/M3チップを搭載したMacではBoot Campがサポートされていないため、この方法は使用できません。Intel搭載Macのみがこの方法に対応していますが、実際にMacBook Pro(2017)でBoot Campを使ってスト6を起動しようとしたところ、エラーで起動すらできなかった事例も報告されています。
参考)MacBook Pro (2017) ではスト6が起動しなか…
もう一つの方法であるGeForce Nowは、通常はスペックが足りないPCやスマホでPCゲームを遊ぶために使えるクラウドゲームサービスです。月額料金を支払えば、使用デバイスのスペックに左右されず様々なゲームがプレイできますが、通常プレイに比べて遅延が発生するため、本格的に遊びたい場合はWindowsでのプレイが推奨されます。
M1/M2チップを搭載したMacでストリートファイター6をプレイする場合、Boot Campは使用できません。M1/M2 MacでWindowsを実行する唯一の方法は仮想化を使うことですが、Parallelsが最も優れた選択肢であるものの、DirectX 11のサポートに制限があります。
参考)Mac で Street Fighter 6 をプレイする方…
実際にParallels Desktop 18を使ってM1/M2 MacにWindows 11を入れてストリートファイター6のDemo版を試したレポートでは、15GBのインストールが必要だったものの、パフォーマンスには課題があることが示唆されています。
参考)M1/M2 MacにWindows11を入れてみた href="https://toconakis.tech/parallels-desktop18-mac-windows/" target="_blank">https://toconakis.tech/parallels-desktop18-mac-windows/amp;#82…
Mac Mini M4の最新モデルでCrossOverを使用してストリートファイター6をテストした結果では、1080p解像度の通常グラフィックプリセットで56〜60FPSで動作することが確認されました。ただし、このゲームを1080pで最高の状態でプレイするには最低でもM4 Proが必要であり、オンラインゲームは機能するものの、Steam経由でストアにアクセスする際に問題が発生する可能性があります。
参考)Reddit - The heart of the inte…
Macでストリートファイター6をプレイする最大のデメリットは、入力遅延とパフォーマンスの低下です。Boot CampやGeForce Nowといった回避策を使用しても、画面のカクつきや操作の遅延などによりスムーズなゲーム体験は期待できません。
格闘ゲームは1フレーム単位の入力精度が勝敗を分けるジャンルであり、遅延が発生する環境では競技性の高いプレイができません。GeForce Nowを使用した場合、クラウドストリーミングによる遅延が必ず発生するため、本格的に対戦を楽しみたい場合には不向きです。
さらに、Macはゲームのためにハードウェアやソフトウェアを特化しておらず、高性能なグラフィックカードや冷却システムを備えていません。同じ価格帯のWindowsパソコンでは、より高性能なプロセッサや先進的なGPUを搭載していることが多く、ゲームをプレイする際により優れた表現とスムーズな動作を実現できます。
カプコンの対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズに関する情報は、公式サイトで確認できます。
ストリートファイター6公式Webマニュアル
ゲームの基本操作やシステムについて詳しく解説されている公式マニュアルです。
MacでWindowsゲームをプレイするための技術情報については、こちらが参考になります。
Mac でストリートファイター 6 をプレイする方法
ParallelsやGeForce Nowを使った具体的な手順が紹介されています。
ゲーミングPCの推奨スペックについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
『ストリートファイター6』の推奨スペック・ゲーミングPCおすすめモデル
公式推奨スペックと実際に必要な性能について詳細に解説されています。