

筑波サーキットのメインコースであるコース2000では、会員と非会員で料金体系が大きく異なります。会員走行の場合、2輪は平日1走行(20分)あたり2,800円、土日祝日は3,500円となっています。 4輪の場合、平日のスポーツ走行Fクラスで6,000円、土日祝日は7,000円が基本料金です。
参考)https://www.tsukuba-circuit.jp/ride-drive/pricelist.html
非会員の方でも参加できる1DAY走行では、2輪のファミリー走行Lクラスが平日のみ5,000円(20分)、4輪のファミリー走行Yクラスが平日のみ6,000円で走行可能です。 ただし、いずれの場合も別途保険料が必要で、2輪は1日1,000円、4輪は1日500円がかかります。
参考)https://www.tsukuba-circuit.jp/ride-drive/course2000.html
近年の値上げにより、筑波サーキットの1分あたりの単価は平日で140円(2,800円÷20分)となり、10年前の1分100円から約1.5倍に上昇しています。 それでも、資材高騰や円安の影響を考えれば、他のサーキットと比較してまだ手頃な価格帯を維持していると言えるでしょう。
参考)筑波の走行料金が上がります(予約金制度は無くなります) href="https://tc2000.blyst.jp/2024/03/08/%E7%AD%91%E6%B3%A2%E3%81%AE%E8%B5%B0%E8%A1%8C%E6%96%99%E9%87%91%E3%81%8C%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%88%E4%BA%88%E7%B4%84%E9%87%91%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%AF%E7%84%A1%E3%81%8F/" target="_blank">https://tc2000.blyst.jp/2024/03/08/%E7%AD%91%E6%B3%A2%E3%81%AE%E8%B5%B0%E8%A1%8C%E6%96%99%E9%87%91%E3%81%8C%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%88%E4%BA%88%E7%B4%84%E9%87%91%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%AF%E7%84%A1%E3%81%8F/amp;#…
コース1000は筑波サーキットのショートコースで、コース2000よりも比較的リーズナブルな料金設定が魅力です。2輪の場合、平日は20分1,800円、土日祝日は15分1,800円となっており、平日の分単価は90円、土日祝日は120円と計算されます。 4輪も同様の料金体系で、非会員の場合は別途保険料が必要です。
コース1000専用2輪ライセンスの取得費用は約7,050円と、他のライセンスに比べて大幅に安く、講習会も不要で申請のみで取得できます。 リターンライダーの方や、まずはサーキット走行を体験したいという初心者の方には最適な選択肢となっています。
参考)筑波サーキットのライセンス体系と取得費用。
走行時間が短縮されたことで、土日祝日は15分間の走行となりますが、体力消費が激しいコース1000では、かえってこの時間設定がちょうど良いという声も多く聞かれます。
筑波サーキットで会員走行を楽しむには、3種類のライセンスから選択する必要があります。コース2000・ファミリー限定ライセンスは、街乗り用のバイクでサーキット走行を楽しみたい方向けで、新規取得時の費用は約18,650円(高校生~64歳の場合)です。
参考)https://www.tsukuba-circuit.jp/licence/licencing-cost.html
コース2000・筑波ライセンスは、レースや競技会への参加を目的とする本格派向けで、新規取得には約27,650円が必要となります。 このライセンスでは、アンダーカウルやゼッケンの装着が義務付けられており、サーキット専用マシンでの走行が一般的です。
どのライセンスも、入会金10,000円(コース1000専用は3,000円)、スポーツ安全保険料1,850円、事務手数料1,100円、ライセンス作成料2,200円が基本費用として含まれています。 さらに、入会月に応じた年会費が月割で計算され、有効期限は入会月に関わらず翌年3月31日までとなります。
筑波サーキットの走行料金は、季節や曜日によって変動する仕組みが採用されています。特に貸切料金では、冬季(1月・2月)と夏季(6月中旬~9月初旬)に特別割引期間が設定されており、通常期間より安価に利用できます。
参考)https://www.tsukuba-circuit.jp/more-info/img/pre-reserve/2022/price2000.pdf
会員走行でも、平日と土日祝日で料金差があり、平日の方が700円~1,000円程度安く設定されています。 さらに、予約金制度は廃止されましたが、事前に走行券を購入することで当日の手数料1,000円を節約できます。
走行会によっては、筑波会員と非筑波会員で料金が異なるケースもあり、筑波会員の方が1走行あたり2,000円以上安くなることもあります。 頻繁に筑波サーキットを利用する予定があるなら、ライセンス取得によるトータルコストの削減効果は大きいでしょう。
参考)2023 筑波ロードレース選手権シリーズ 第3戦 特別スポー…
サーキット走行が初めての方や、ライセンス取得前に雰囲気を味わいたい方には、体験走行がおすすめです。筑波サーキットの体験走行は、入場料500円と参加費1,000円の合計1,500円で参加でき、レース観戦なしのB日程なら誰でも気軽に参加できます。
参考)https://ameblo.jp/goshujin12r/entry-12888287488.html
体験走行は通常、午後4時以降のスポーツ走行終了後に開催され、5周程度の走行が可能です。 ライセンス不要で、普段街乗りしているバイクそのままで参加できるため、サーキット走行への第一歩として最適な選択肢となっています。
走行後はホームストレートでの記念撮影も楽しめ、コントロールタワーや看板を背景にした写真撮影スポットもあります。 タイヤの皮むきや、サーキットの雰囲気を体感するには十分な内容で、わずか1,500円というコストパフォーマンスの高さは特筆に値します。
走行料金やライセンス費用以外にも、筑波サーキットを利用する際には様々な追加費用が発生します。まず、駐車場料金は2輪で1,000円、4輪で2,000円が一般的です。 イベント時は入場料が別途必要になることもあり、観戦のみの場合でも500円~2,500円程度かかります。
参考)Attack筑波2024、ゲートオープンと同時に入場する必要…
タイム計測を希望する場合は、受付時に別途料金が必要です。 また、当日走行券を購入する場合は、事前予約に比べて1走行につき1,000円の手数料が加算されます。 走行券を他の会員に譲渡する場合も500円の手数料がかかるため、計画的な予約が重要です。
非会員の方は、走行料金に加えて保険料が必須となります。2輪は1日1,000円、4輪は1日500円で、これは筑波サーキット保険制度への加入費用です。 この保険は死亡保険金350万円、後遺障害保険金9~350万円などの補償内容となっており、万が一の事故に備えた重要な安全対策となっています。
参考)https://www.tsukuba-circuit.jp/pdf/reserve_hoken.pdf
<参考リンク>
筑波サーキット公式の走行料金表では、最新の料金情報と走行時間の詳細が確認できます。
各走行料金表|筑波サーキット
ライセンス取得を検討している方は、入会月による料金の違いを確認できます。