全日本ロードレース選手権エントリーリストから見る参戦クラスと注目ライダー情報

全日本ロードレース選手権エントリーリストから見る参戦クラスと注目ライダー情報

全日本ロードレース選手権エントリーリスト

📋 2025年エントリーリストの概要
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年間登録台数

4クラス合計85名のライダーが年間エントリー。前年から参戦台数が増加し、レースの盛り上がりが期待される

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開催スケジュール

全7戦で開催。4月のもてぎを皮切りに10月の鈴鹿最終戦までシリーズが展開される

注目ポイント

JSB1000は20台、ST600は26台と各クラスで激しい戦いが繰り広げられる予定

2025年のMFJ全日本ロードレース選手権の年間エントリーリストが2月28日に公開されました。今シーズンは4クラス合計85名のライダーが年間登録されており、各クラスで白熱したレースが展開されます。鈴鹿2&4レースが減り全7戦での開催となった2025年シーズンは、4月19日~20日のモビリティリゾートもてぎを皮切りに、10月25日~26日の鈴鹿サーキット最終戦まで続きます。
参考)2025年 MFJ 全日本ロードレース選手権 年間エントリー…

各クラスの年間登録台数を見ると、JSB1000クラスは20台(前年比3台減)、ST1000クラスは20台(前年比1台増)、ST600クラスは26台(前年比3台増)、J-GP3クラスは19台(前年比2台増)という内訳になっています。特にST600クラスは参戦台数が増加しており、若手ライダーの成長やクラスの競争激化が期待されます。
参考)2025年全日本ロードの年間エントリーリスト公開。JSB10…

全日本ロードレース選手権の各クラス別エントリー状況


ハセガワ 1/12 Honda NSR500 1989 全日本ロードレース選手権 GP500 シード レーシング プラモデル 21719
最高峰のJSB1000クラスには、ディフェンディングチャンピオンをはじめとする実力派ライダーが名を連ねています。2番の中須賀克行選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、3番の水野涼選手(DUCATI Team KAGAYAMA)、4番の野左根航汰選手(Astemo Pro Honda SI Racing)など、各メーカーのファクトリーチームが参戦しています。JSB1000クラスは市販車ベースながらレーシングタイヤを使用し、各メーカーのフラッグシップモデルであるYAMAHA YZF-R1、DUCATI Panigale V4R、Honda CBR1000RR-Rなどが火花を散らします。
参考)全日本ロードレース選手権 - 全日本ロードレース選手権とは?…

ST1000クラスとST600クラスは、JSB1000より市販車に近い状態のマシンで争われるクラスです。ST1000は2020年からスタートした比較的新しいクラスで、アジアロードレース選手権のASB1000クラスとも近い規則となっており、国内外のレースレベル向上が期待されています。ST600はその600cc版で、マシン性能差が少ない分ライダーの力量が問われるクラスとして知られています。
参考)全日本ロードレース クラス紹介|JRR 全日本ロードレース …

J-GP3クラスは中高生など若いライダーが中心のフレッシュなクラスで、19台がエントリーしています。将来のトップライダー候補が育つクラスとして注目されており、2024年シーズンでは尾野弘樹選手がタイトルを獲得しています。
参考)<全日本ロードレース> クシタニライダーが合計5クラスを制覇…

全日本ロードレース選手権エントリーリストの見方と活用法

エントリーリストには、ライダー名、ゼッケン番号、チーム名、使用マシン、タイヤメーカーなどの情報が記載されています。観戦前にエントリーリストをチェックすることで、注目選手やお気に入りのメーカー、チームを見つけることができます。各選手のパネルがブースに展示されることもあるため、ゼッケン番号と走るクラスを確認しておくと、レース観戦がより楽しめます。
参考)2025年全日本ロードレース第6戦 岡山大会のエントリーリス…

エントリーリストは「年間エントリー」と各大会ごとの「暫定エントリーリスト」の2種類があります。年間エントリーはシーズンを通して参戦する選手のリストで、大会ごとのエントリーリストにはスポット参戦する選手も含まれます。特に鈴鹿サーキットで開催される大会では、鈴鹿8時間耐久ロードレースの準備を兼ねてスポット参戦するチームが多く、エントリー台数が70台を超えることもあります。
参考)2025年全日本ロードレース第4戦 もてぎ大会のエントリーリ…

MFJ公式サイトや全日本ロードレース公式サイト(JRR.jp)では、最新のエントリーリストやライダープロフィール、チーム情報が確認できます。大会前には各サーキットの公式サイトでもエントリーリストが公開されるため、観戦予定の方は事前にチェックすることをおすすめします。
参考)2025MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 年間エントリ…

MFJ公式サイト - 2025年全日本ロードレース選手権年間エントリーリスト
年間エントリーリストの正式版がPDF形式で公開されており、全クラスの詳細情報を確認できます。

 

JRR公式サイト - 2025年ライダー紹介ページ
各ライダーの詳細プロフィールや戦績、使用マシン情報が掲載されており、推し選手探しに最適です。

 

全日本ロードレース選手権の開催スケジュールとサーキット情報

2025年シーズンは全7戦が開催され、各サーキットで異なるクラスのレースが行われます。開幕戦の第1戦もてぎ2&4レース(4月19~20日)はJSB1000クラスのみの開催で、第2戦スポーツランドSUGO(5月24~25日)から全4クラスが揃います。第3戦筑波サーキット(6月21~22日)はJ-GP3クラスとJP250クラスのみの開催となります。
参考)2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ | MFJ…

各サーキットには特徴があり、観戦の楽しみ方も異なります。鈴鹿サーキットは遊園地やプールなどの施設も併設されており、家族連れでも楽しめる総合レジャー施設です。モビリティリゾートもてぎも同様に多彩なアトラクションがあり、レース観戦以外の楽しみも豊富です。スポーツランドSUGOや岡山国際サーキット、オートポリスは本格的なレース専用サーキットとして知られています。
参考)レース観戦初心者目線のノウハウ!ツーリングライダーもサーキッ…

JSB1000クラスは全6大会10レース(一部の大会で決勝2レース制)、ST1000クラスとST600クラスは全5大会6レース、J-GP3クラスは全6大会7レースの開催が予定されています。決勝2レース制の大会では、同じクラスで2回のレースが行われるため、より多くのバトルを観戦できます。
参考)2025 全日本ロードレース選手権の開催日程発表 |JRR …

全日本ロードレース選手権エントリーの参加方法と費用

全日本ロードレース選手権に参戦するには、MFJライセンスの取得が必要です。年間エントリーの場合は年間登録料に加えて各大会のエントリー料が必要となり、スポット参戦の場合は1大会ごとのエントリー料を支払います。J-GP3クラスには「特別参加枠」が設けられており、若手育成のため通常のエントリーとは異なる枠組みが用意されています。
参考)2025MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ J-GP3特…

エントリー手続きは、基本的にWebエントリーフォームから行います。各大会のエントリー期間内に必要事項を記入し、参加誓約書などの書類を準備します。未成年者がライダーの場合は保護者の署名と印鑑証明書が必要になるなど、特別な手続きが求められます。
参考)https://www.sportsland-sugo.co.jp/race/docs/3118e71c5106bbd3eed257f26f9ba5dcb25e2383.pdf

参戦にあたっては、ライセンス取得費用、エントリー料、マシン準備費用、タイヤ代、メンテナンス費用など多くのコストがかかります。特にJP250クラスは参戦コストを抑えることを目的としたクラスで、タイヤはダンロップのワンメイク、予選・決勝を通して1イベントで1セットのタイヤしか使用できないという規則があります。これはミニバイクレースからのステップアップを容易にするための工夫です。
参考)https://www.honda.co.jp/HRC/news/2023/news03/

エントリーライダーから見る独自のチーム戦略

2025年のエントリーリストを詳しく分析すると、各チームの戦略が見えてきます。ファクトリーチームは最新スペックのマシンを投入し、経験豊富なベテランライダーと若手の組み合わせでチーム編成をしています。一方、プライベートチームは限られた予算の中で工夫を凝らし、スポット参戦を織り交ぜながらシーズンを戦う戦略を取ることもあります。
参考)2025 年間エントリーリスト/ライダー紹介|JRR 全日本…

特に注目すべきは、複数クラスに参戦するチームの存在です。JSB1000とST1000の両クラスに参戦するチームや、ST600とJ-GP3の両クラスを運営するチームもあり、若手育成とトップカテゴリー参戦を並行して行う体制を取っています。また、2024年シーズンではクシタニライダーが4クラス5つのタイトルを獲得するなど、サポート企業の戦略も成功事例として注目されています。
参考)2024年 MFJ 全日本ロードレース選手権 年間エントリー…

使用タイヤメーカーの選択も重要な戦略要素です。BSマークはブリヂストン、DLマークはダンロップを示しており、各クラスでタイヤ規制が異なります。JSB1000とST600はブリヂストンがオフィシャルタイヤサプライヤーとなっており、ST1000クラスは2025年からダンロップがワンメイクタイヤとなりました。タイヤ選択がレース戦略に大きく影響するため、エントリーリストのタイヤ情報も見逃せないポイントです。
参考)全日本ロードレース選手権とは?

クラス名 年間エントリー台数 主要マシン タイヤ規制
JSB1000 20台 YAMAHA YZF-R1、DUCATI Panigale V4R、Honda CBR1000RR-R ブリヂストン
ST1000 20台 市販車ベース1000ccマシン ダンロップ ワンメイク
ST600 26台 YAMAHA YZF-R6、Honda CBR600RR ブリヂストン
J-GP3 19台 250cc 4ストローク 各社

シーズンを通してエントリーリストの変動も発生します。怪我によるライダー交代、スポンサー契約の変更、マシントラブルによる欠場など、様々な理由で当初の年間エントリーから変更が生じることがあります。そのため、各大会前に公開される暫定エントリーリストで最新情報を確認することが重要です。
参考)2025年全日本ロードレース第5戦 九州大会のエントリーリス…

観戦を楽しむ上では、エントリーリストから推し選手を見つけることがおすすめです。ゼッケン番号と選手名、チーム名を覚えておくと、レース中の実況解説がより理解しやすくなります。また、前年度のランキング上位選手や地元出身ライダー、若手注目株など、様々な視点から応援する選手を選ぶことができます。ピットウォークパスを購入すれば、レース車両や選手を間近で見ることができ、直接交流のチャンスもあります。
参考)観戦ガイド | 2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリ…

 

 


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