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グローブボックスは、助手席の前方にある収納スペースを指す正式名称です。一方、ダッシュボードは運転席から助手席にかけて、フロントガラスの下全体に広がる内装部品全体を指します。つまり、グローブボックスはダッシュボードの一部分であり、収納部分のみを指す言葉なのです。
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多くの人が「ダッシュボードに車検証を入れる」と表現しますが、厳密には「グローブボックスに収納している」が正しい表現となります。ただし、グローブボックスがダッシュボードの一部であることから、どちらの表現を使っても間違いではありません。
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混同されやすい部位として、運転席と助手席の間にある収納スペースを指す「コンソールボックス」がありますが、これはグローブボックスとは完全に別の場所です。
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グローブボックスという名称の由来には、主に2つの説があります。1つ目は、ドライビンググローブ(運転用手袋)を収納する場所だったという説です。パワーアシストがなく木製ハンドルが一般的だった時代には、滑りやすいハンドル操作のために多くのドライバーがグローブを着用していました。
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2つ目の説は、エンジンの点検や修理に使用するグローブを入れていた背景があるという説です。故障トラブルが珍しくなかった昔の車では、自分で修理するケースが多く、整備用手袋をすぐに取り出せるスペースに収納するのが便利だったと言われています。
参考)https://news.livedoor.com/article/detail/23956186/
海外ではglove boxだけでなくglove compartmentとも呼ばれており、国際宇宙ステーションで使用される密閉容器との混同を避けるため、後者が一般的に使用されています。
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ダッシュボードの歴史は馬車の時代にまで遡ります。もともとは馬車の御者台に備わる泥除けのことを指していました。ぬかるんだ道で馬の後脚が跳ね上げる泥や水を防ぐために設置された板が、泥をdash(撒く、吹きかける)されるのを防ぐという意味で「dashboard」と名付けられたのです。
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産業革命後、馬車の動力が内燃機関に取って代わった際、このダッシュボードにメーター類を装着するようになりました。現代のダッシュボードは、ハンドルやインパネ(スピードメーターなど計器類)、エアバッグなどが組み込まれている部分全体を指し、乗員保護のために安全性能を高める構造になっています。
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ダッシュボードは運転席とエンジンルームを隔てる壁としても機能し、エンジンの熱や汚れが車内に流れ込むのを防ぐ役割も担っています。緩衝材やエアバッグが仕込まれており、衝突時の衝撃から乗客を守るという大切な役割も持っています。
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ダッシュボードと混同されやすいもう1つの用語が「インパネ」です。インパネの正式名称は「インストルメントパネル」といい、元々は速度メーターなどを搭載する計器盤を指す言葉でした。インストルメント(instrument)は英語で計器を意味する航空機用語が由来となっています。
現在では、インパネはより広い範囲を指す言葉として使われる傾向があり、ダッシュボードとほぼ同義語として扱われることも多くなっています。従来はインパネというと運転席の目の前(ハンドルの奥)にありましたが、最近は運転席から助手席の間にメーター類を設置する「センターメーター」も増えています。
「インパネシフト」という用語は、シフトレバーがセンターコンソールではなく運転席側にあるものを指します。インパネシフトの利点は、運転席と助手席をベンチシートにできることや、ウォークスルーが可能になることが挙げられます。
現在のグローブボックスは、本来のグローブ収納ではなく、車検証や自賠責保険証の収納場所として活用されることが一般的です。車検証は自動車運送車両法第66条により車への積載が義務付けられており、自賠責保険証明証も自動車損害賠償保障法第8条で備え付けが必須とされています。
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一般的にグローブボックスは車検証を収納できる大きさに設計されているため、収納した場所を忘れないという観点からも適した保管場所と言えます。かつてはCDやMD(ミニディスク)、カセットテープなどの音楽メディアの収納場所としても多く使われていました。
⚠️ グローブボックスに入れてはいけないもの
車はもともとの収納スペースが少なく、簡単に収納を増やすこともできないため、フタ付き収納のグローブボックスは限られた大事な収納空間です。本当によく使うものを厳選して収納することで、車内をすっきりと保つことができます。
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バイクには一般的に車のようなグローブボックスは装備されていませんが、PCX125などのスクータータイプには「グローブボックス」と呼ばれる収納スペースが存在します。ハンドル左下のカバーを押すと開き、最大1kgまでの荷物を積むことができ、500mlのペットボトルがすっぽりと入るサイズです。youtube
高級車やオープンカーには鍵付きのグローブボックスが装備されていることがあります。これは収納物の盗難防止のためで、オープンカーの場合はわかりやすいですが、高級車の場合は他人(例えばホテルの従業員など)に車を運転させるケースを想定しているためです。
電子キーの場合は、電子キーからグローブボックスの鍵を取り外せる仕組みになっており、鍵を閉めればトランクと両方の荷物が守られるようになっています。グローブボックスが鍵付きの場合、トランクオープナーもグローブボックス内にあることが一般的です。
💡 バイク乗りならではの活用法
車に必ず付いているグローブボックスの役割と注意点 - GZ0X公式マガジン
グローブボックスの名称由来や収納のコツなど、実用的な情報が詳しく解説されています。
ダッシュボードにグローブボックス!意外と知らない車の室内の名称 - WEB CARTOP
車内の各部位の名称について、歴史的背景も含めて詳細に説明されている参考記事です。