
バイクパーツセンター(Bike Parts Center) インテークマニホールドAssy ジョグ系エンジン インマニ インシュレーター ヤマハ ジョグ 5BM SA01J アプリオ SA11J ビーノ SA10J リモコンジョグ SA16J 801101
ヤマハジョグのオイル交換は、走行距離と期間の両方を基準に考える必要があります。一般的な交換タイミングは3,000~5,000km、または3ヵ月~半年ごとが推奨されています。新車購入時は初回1,000km程度で最初のオイル交換を行い、その後は定期的なメンテナンスが必要です。
参考)https://www.zurich.co.jp/motorbike/guide/cc-bike-oil-change/
エンジンが空冷式のジョグは3,000km、水冷式は5,000km程度を目安にすると良いでしょう。ただし、毎日の通勤使用や短距離走行が多い場合、オイルの劣化が早まるため、走行距離に関わらず3ヵ月~半年ごとの交換が推奨されます。たとえば1,500kmしか走行していなくても1年経過していれば、時間の経過とともに劣化したオイルを入れ替えることが重要です。
参考)「乗らずに学べるバイクレッスン」エンジンオイル交換の頻度につ…
実際には乗り方や頻度によって交換タイミングは異なりますが、オイル交換は遅すぎることはあっても早すぎることはないため、できるだけ早めの交換を心掛けることがエンジンを長持ちさせるコツです。梅雨や冬季に全く乗らない時期がある場合、走行距離が少なくても期間での交換を忘れずに実施しましょう。
バイクショップでジョグのオイル交換を依頼する場合、費用はオイル代と工賃の合計になります。50ccスクーターの場合、工賃は一般的に500円~1,000円程度、オイル代は使用するオイルの種類によって500円~2,000円程度が相場です。合計すると1,100円~3,000円程度で交換できることが多く、作業時間は15分~30分程度で完了します。
参考)[JOG]オイル交換(ヤマハ ジョグ ZR SA39J)by…
自分でオイル交換を行う場合、必要な費用はオイル代と廃油処理材のみです。ジョグの規定オイル量は780ml(または650ml、車種により異なる)なので、1リットル容器のオイルを購入すれば十分です。全合成オイルでも1リットルあたり1,000円~2,000円程度で購入でき、廃油処理箱は300円~500円程度で入手可能です。
参考)【JOG】4stエンジンオイル交換手順と方法|2つのやり方
初回の自分での交換では工具の購入費用が加わりますが、12mmと19mmのソケットレンチ、オイルジョッキ、トルクレンチなどを揃えても3,000円~5,000円程度です。一度工具を揃えれば次回以降はオイル代のみで済むため、長期的にはコストを大幅に削減できます。
参考)原付,オイル交換のやり方と注意点|50cc車種別
ジョグに使用するオイルは車種と年式によって異なります。2018年以降発売の50ccスクーター「ジョグ(CEH50)・ジョグDX(CEH50D)」には「ヤマルーブレッドバージョンフォースクーター」が専用オイルとして推奨されています。それ以外の4サイクルエンジンのジョグには「ヤマルーブミニスクーター」が推奨オイルでしたが、現在は取り扱いがなく後継オイルの「ヤマルーブブルーバージョンフォースクーター」が使用されています。
参考)【原付オイル交換】ヤマハジョグ(JOG)のエンジンオイルのお…
オイルの粘度は10W-40または10W-50が一般的で、グレードはSL/MA2以上のものを選ぶと安心です。全化学合成油は鉱物油よりも高価ですが、エンジン保護性能が高く、長期的にはエンジンの寿命を延ばす効果があります。ただし、通勤や買い物などの日常使用であれば、高価なレース用オイルよりも適切な頻度でのこまめなオイル交換の方が重要です。
参考)https://bbs.kakaku.com/bbs/76103210044/SortID=8503919/
ヤマハ公式サイトでは車種に応じたおすすめオイル診断が利用できます
市販のオイルとしては、AZ(エーゼット)の全合成油10W-40やカストロールのPOWER1 RACING 4T 10W-50などがコストパフォーマンスに優れた選択肢として人気です。重要なのはブランドよりも、規格に適合したオイルを適切な頻度で交換することです。
ジョグのオイル交換は初心者でも30分程度で完了できる作業です。まず必要な工具を準備します。12mmと19mmのソケットレンチ、オイルジョッキ、廃油処理箱、トルクレンチがあれば十分です。作業前にエンジンを数分間かけて温めておくと、オイルが柔らかくなり抜けやすくなります。
参考)これで走りも安心!原付バイクJOGのオイル交換をしました
オイルの抜き方には2つの方法があります。1つ目は車体左側にある12mmのドレンボルトから抜く方法で、こちらは単純な抜き取り専用です。2つ目は車体真下にある19mmのオイルストレーナーから抜く方法で、こちらはフィルターの点検も兼ねられます。異物混入の確認をしたい場合はストレーナー側から抜くことをおすすめします。
参考)https://ameblo.jp/maplewmw/entry-12493243481.html
オイルを抜く際は、センタースタンドをかけて車体を安定させ、オイルパンを適切な位置に置きます。ジョグはスタンドの位置とドレンボルトが近いため、少し傾けないとオイルがうまく受け皿に入らないことがあるので注意が必要です。オイルが完全に抜けたら、ドレンボルトを締め付けます。ドレンボルトは23N・m、ストレーナーキャップは32N・mの規定トルクで締めることが重要です。
参考)AF79 AY01 タクト ジョグ オイル交換のやり方を解説…
オイル注入はオイルレベルゲージを外した注入口から行います。ジョグの規定オイル量は780ml(車種により650mlの場合もあり)です。オイルジョッキを使ってゆっくりと注入し、規定量に達したらレベルゲージで確認します。最後にエンジンをかけて2~3分アイドリングし、オイルを循環させてから再度オイル量をチェックして完了です。
オイル交換作業で最も多いトラブルはドレンボルトの中折れです。ジョグのドレンボルトは直径6mmと細く、過度な力を加えると簡単に折れてしまいます。初めて交換する際はラチェットレンチで強く締めすぎないよう注意が必要で、最後はトルクレンチで規定トルクで締めることが失敗を防ぐポイントです。
参考)https://ameblo.jp/50cctabi/entry-12113666500.html
ドレンボルトが固着している場合は、無理に回そうとせずCRCなどの潤滑オイルをネジ周りに塗布し、しばらく放置してから作業を行うと安全です。また、ドレンボルトには銅のシールワッシャが付いているため、これを紛失しないよう注意が必要です。理想的には毎回新品のドレンワッシャに交換することでオイル漏れを防げます。
参考)https://ameblo.jp/mistyfamily/entry-12403348896.html
オイルストレーナーを外す際は、内部にスプリングが入っているためテンションがかかっています。ボルトを急に緩めるとスプリングとフィルターが勢いよく飛び出す可能性があるため、手で少しずつ緩めていくことが重要です。また、オイルを抜く際にスタンドの位置を考慮せず受け皿を置くと、オイルが的を外して周囲をオイルまみれにしてしまうため、車体をやや傾けて受け皿の位置を調整しましょう。
廃油処理は適切に行う必要があります。自作の廃油処理箱(段ボール箱にビニル袋と古紙、ぼろ布を入れたもの)や市販の廃油処理箱を使用し、絶対に排水溝や土に捨てないよう注意してください。オイル量のチェック時は、オイルレベルゲージをねじ込まずに軽く置いて確認することが正確な測定のコツです。
自分でオイル交換ができるようになっても、定期的にバイクショップに依頼することには大きなメリットがあります。プロの整備士はオイル交換時にエンジンの状態や異常の有無を同時にチェックしてくれるため、早期に問題を発見できる可能性が高まります。特にオイルに金属片や異物が混入している場合、エンジン内部のトラブルのサインである可能性があり、専門家の診断が重要です。
参考)【スクーターオイル交換】ヤマハジョグ(JOG) エンジンオイ…
youtube
バイクショップでは廃油処理も適切に行ってくれるため、環境への配慮や処理の手間を省くことができます。また、オイル交換と同時にエアフィルター清掃、点火プラグ点検、タイヤの空気圧チェックなど、他のメンテナンスも一緒に依頼できる利便性があります。
参考)ジョグ JOG エンジンオイル交換 エアフィルター交…
オートバックスやイエローハット、ナップスなどの大手チェーン店では、事前予約システムを利用できるため待ち時間を短縮できます。工賃も明確に表示されており、500円~1,000円程度の低価格で作業を依頼できるため、工具を持っていない方や作業に自信がない初心者には特におすすめです。自分で交換する場合と比較して、時間と労力を大幅に節約できる点も大きな魅力と言えるでしょう。
参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/maintenance/309/