セロー空気圧kpaガイド|適正値とオフロード設定

セロー空気圧kpaガイド|適正値とオフロード設定

セロー空気圧kpaの適正管理

セロー乗りなら、指定空気圧の1.5kgf/cm²をそのまま使っている人が多いですが、実はこの数値はkpa表記だと約150kpaです。


この記事の要点
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基本の空気圧単位

1kgf/cm²=約98kpa。セローの標準はフロント125kpa、リア150kpa程度

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走行環境で変える

オフロードでは50~120kpa程度まで下げ、舗装路に戻る前に再加圧が必要

🔧
定期点検の重要性

月1回の空気圧チェックで、タイヤ寿命と燃費を維持できる

セロー空気圧の基本単位kpaとkgf/cm²の関係


セローのスイングアームやフロントフェンダーに記載されている空気圧は、多くの場合「kgf/cm²」という単位です。


参考)【前編】知らなきゃまずい!自分でもできるバイクの定期メンテ♪…


一方、最近の空気入れやタイヤゲージは「kpa(キロパスカル)」表記が主流になっています。


参考)https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/air-pressure-units/


換算式は「1kgf/cm²=約98kpa」で覚えておくと便利です。セロー225の指定空気圧フロント1.25kgf/cm²は約122.5kpa、リア1.50kgf/cm²は約147kpaに相当します。


セロー250も同様の数値が基本となります。



参考)セロー250のタイヤサイズ徹底ガイド|年式別の純正値と選び方…


単位が異なるだけで実際の圧力は同じですね。


空気圧ゲージや空気入れを選ぶ際は、両方の単位が表示されているものを選ぶと、スイングアームの表示と照らし合わせながら調整しやすくなります。デジタルゲージなら単位切り替え機能があるモデルも多く、初心者でも迷わず使えます。


セロー標準空気圧の数値と測定タイミング

セロー225の標準空気圧は、フロント1.25kgf/cm²(約122.5kpa)、リア1.50kgf/cm²(約147kpa)です。


セロー250も同様の基準値が一般的で、フロント約150kpa、リア約175kpa前後を目安にするケースが多いです。これは舗装路を走る際の冷間時(タイヤが冷えている状態)での数値です。


測定タイミングは必ず走行前の冷えた状態で行います。


走行後はタイヤ内の空気が温まって膨張し、実際よりも高めの数値を示してしまうため、正確な判断ができません。朝一番や駐車後しばらく経ってから測るのが基本です。


夏の渋滞や長時間走行後は内圧が自然に上昇するため、走行前に適正値にしておけば問題ありません。体重が重いライダーや高速走行が多い場合は、指定空気圧よりやや高め(フロント1.5kgf/cm²、リア1.75kgf/cm²程度)に調整する人もいます。


参考)http://dourakulife.com/serow225wlife/44/


ただし指定空気圧より20%以上高くすると、タイヤの寿命が90%に短縮され、接地面積が減ってグリップ力が低下します。逆に20%低いと寿命が85%、40%低いと60%まで落ち込むため、適正範囲を守ることが重要です。


参考)空気圧は高すぎても低すぎてもタイヤのライフが短くなる!|教え…


セローでオフロード走行時の空気圧設定kpa

オフロード走行では、路面状況に応じて標準より大幅に空気圧を下げるのが基本です。


参考)https://www.dirtbikeplus.jp/blog/blog_20210920


固く締まった林道やコンディションの良いモトクロスコースでは、前後とも0.8~1.2kgf/cm²(約78~118kpa)程度に設定します。パンクリスクが低く、タイヤの捩れも少ないため安心して走れる範囲です。


ぬかるんだ路面や岩・木の根が多い難所では、さらに下げて0.2~0.5kgf/cm²(約20~49kpa)まで落とすこともあります。


この超低圧にすることで、タイヤが路面の凹凸に追従しやすくなり、グリップ力が格段に向上します。ただしスピードは出せず、ハイスピード走行には向きません。


フラットな林道ならほぼ基準値のままで大丈夫ですが、ガレ場・岩場・根っこエリアでは−0.1~0.15kgf/cm²(約10~15kpa)下げるのが一般的です。


下げすぎは厳禁です。


舗装路に戻る前には必ず再加圧してください。低圧のまま舗装路を長時間走ると、タイヤの偏摩耗やリム打ちパンクのリスクが高まります。オフロード走行を頻繁にするライダーは、携帯用の電動空気入れを持ち歩くと、現場で柔軟に空気圧を調整できて便利です。


オフロードバイク タイヤの空気圧のお話 | Dirt Bike Plus
オフロード走行時の空気圧設定の詳細と路面別の具体的な数値が掲載されています。


セロー空気圧の点検頻度とチェック方法

空気圧点検は月に1回が基本です。


参考)https://panp.jp/blogs/infomation/240813


長距離走行前や気温の変化が激しい季節(夏・冬)には、より頻繁にチェックすることが推奨されます。タイヤは自然に空気が抜けていくため、定期的な確認を怠ると知らぬ間に低圧状態になり、ハンドルを取られたり偏摩耗したりする原因になります。


チェック方法は、エアゲージをバルブに差し込むだけで簡単です。


バルブキャップを外し、ゲージをしっかり押し当てて数値を読み取ります。ガソリンスタンドの無料エアコーナーを利用するのも手軽ですが、自宅用に1つエアゲージを用意しておくと、いつでも気軽に測定できます。


空気圧が0.3kgf/cm²(約30kpa)しか入っていなかったという事例もあり、これは極端に低すぎる状態です。


痛いですね。


定期点検を怠ると、燃費が悪化するだけでなく、タイヤの寿命が大幅に短くなり、結果的にコストがかさみます。月1回の習慣をつけるだけで、これらのリスクを回避できます。スマホのリマインダーアプリで月初に通知を設定しておくと、点検忘れを防げます。


セロー空気圧調整で注意すべきリスク

空気圧が不適切だと、走行性能だけでなく安全性にも直結する問題が起きます。


高すぎる場合、指定空気圧より20%高いとタイヤ寿命が90%に短縮され、センター部だけが偏摩耗します。接地面積が減ってグリップが悪化し、障害物を乗り越える際に切り傷や擦り傷が発生しやすくなります。最悪の場合、タイヤがバースト(破裂)する可能性もあります。


参考)タイヤの空気圧が高めだと生じる弊害とは?上限値の目安も紹介


低すぎる場合も同様に深刻で、指定空気圧より20%低いと寿命が85%、40%低いと60%まで落ち込みます。


燃費も悪化します。


ハンドルを取られやすくなり、タイヤが過度に変形してリム打ちパンクのリスクが高まります。特に舗装路での高速走行時は、低圧のまま走ると非常に危険です。


オフロードで空気圧を下げた後、そのまま舗装路を長時間走るのは避けてください。


厳しいところですね。


必ず舗装路に戻る前に再加圧することで、タイヤの寿命を守り、安全性を確保できます。空気圧管理は、コストと安全の両面で大きなメリットをもたらすため、面倒がらずに習慣化することが重要です。携帯用の空気入れを常備しておくと、万が一の空気漏れにも対応できて安心です。


タイヤの空気圧の単位(kPa・kg/cm2・PSl・bar)の違いや確認方法 | ブリヂストン
空気圧単位の詳細な換算表と、各単位の意味について解説されています。




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