ドライスーツ バイク 冬の防寒・選び方・メンテナンス完全解説

ドライスーツ バイク 冬の防寒・選び方・メンテナンス完全解説

知らないと損する情報が満載です。


この記事を読めば冬ツーリングがもっと楽しくなるかも?

ドライスーツ バイク活用

バイク用にドライスーツを買っても防寒効果はほぼありません。


この記事のポイント
🏍️
ドライスーツの本来の用途

マリンスポーツ専用設計のため、バイクでの使用には不向きな構造

❄️
防寒の正しい選択肢

バイク専用の防風インナーと重ね着が最も効果的

💰
コストと効果のバランス

ドライスーツは15万円以上、バイク用防風インナーは5千円程度から

ドライスーツの本来の目的と構造


ドライスーツは水上バイクやダイビングなど、マリンスポーツで体を濡らさないために開発された専用ウェアです。首・手首・足首の部分をゴム素材で締めることで水の侵入を完全に防ぐ仕組みになっています。


参考)https://www.neonet-marine.com/oyakudati/dry-tsk.html


価格は安いクラスでも15万円以下、中堅クラスで15万~25万円、高級クラスになると25万円以上と非常に高額です。これは防水ファスナーやラテックスシールなど、水密性を保つための特殊な素材と構造に費用がかかるためです。


参考)ドライスーツの選び方と運用完全ガイド|失敗回避の基準と保守術…


水に入ることを前提に設計されているため、陸上での動きやすさは二の次です。バイクの乗車姿勢に最適化されていないので、ライディング時の前傾姿勢では窮屈に感じることが多いでしょう。


バイクでドライスーツを使う際の致命的な問題点

マリンスポーツ用ドライスーツをバイクで着用すると、動きにくさと蒸れが大きな問題になります。ドライスーツは水の侵入を防ぐため、首や手首のゴム部分がきつく締め付ける構造です。長時間のライディングではこの締め付けが血行を妨げ、逆に冷えの原因になることもあります。


また、ドライスーツ内部は湿気の逃げ場がほとんどありません。バイクで走行中に汗をかくと、その湿気がスーツ内にこもり続けます。濡れたTシャツで風に当たる状態と同じになり、停車時に一気に体温が奪われるという逆効果になるのです。


参考)秋ですよ! ドライスーツがないと始まらない! ジェットスキー…


さらに型落ちの新品を安く購入した場合、ナイロン素材は経年劣化で穴が開くリスクがあります。穴が開いたドライスーツを着て走行すると、そこから冷風が侵入し防寒の意味がなくなります。


バイク専用防風インナーとの圧倒的な差

バイク専用の防風インナーは、ライディング姿勢を考慮した設計になっています。前傾姿勢でも背中が露出しないよう着丈が長めで、背面にはストレッチ素材を採用し可動性を確保しています。


参考)冬のライディングで寒さを感じたくない人に。デイトナの防風イン…


価格面でも大きな差があります。バイク用防風インナーは5千円程度から購入でき、高機能なものでも2万円以内で揃います。ドライスーツの15万円以上という価格と比べると、費用対効果は圧倒的にバイク専用品が優れています。


参考)今からが”水上バイク”のベストシーズン! 夏の終わりに準備す…


防風インナーは前面に防風フィルムを採用し、冷たい走行風をシャットアウトします。同時に透湿性があるため、汗による湿気を外に逃がし蒸れを防ぎます。


つまり快適性が段違いです。



参考)https://www.monotaro.com/s/q-%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%20%E9%98%B2%E9%A2%A8%20%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC/


実際にウェットスーツ素材のタッパ(ジャケット)をバイク用防風インナーとして使う事例はありますが、これは動きやすいジャケットタイプだからこそです。ドライスーツのような全身を覆うタイプとは使い勝手が全く異なります。


冬のバイクで本当に効果的な防寒対策

冬のライディングで快適さを保つには、ベース・ミドル・アウターを組み合わせるレイヤリングが基本です。ベース層には吸汗速乾性のあるインナー、ミドル層に防風インナーや中綿素材、アウター層には防風・防水ジャケットを重ねます。


最近では電熱インナーも普及しており、バッテリーで発熱するため確実に体を温められます。特に冷え込みが厳しい早朝ツーリングでは、サーモギア素材の極厚インナーと電熱インナーを組み合わせれば、気温0度近くでも快適に走行できます。


重要なのは「風の侵入を防ぐこと」です。冷たい走行風が体に直接当たると、体感温度が実際の気温より10度以上低く感じることもあります。防風性の高いウェアを選び、首元や袖口の隙間をしっかり塞ぐだけで、驚くほど暖かさが変わります。


バイク用の防風アウターは表地に防水コートを施しているため、急な雨でも安心です。裏地には防風性が高く肌触りの良いツイル生地を使用し、着心地も考慮されています。


ドライスーツの正しいメンテナンスと寿命

もしドライスーツを何らかの理由でバイクに使用する場合、メンテナンスを怠ると高額な修理費が発生します。使用後は必ず水洗いし、裏返して陰干しして完全に乾燥させる必要があります。


参考)ドライスーツの故障原因No.1は?正しい使い方や注意点を定期…


防水ファスナーには定期的に専用グリースを塗布しないと、開閉が固くなったり水密性が低下します。グリース代だけでなく、塗布作業にも手間がかかります。これを怠ると1ヶ所のファスナー修理で送料込み5,500円程度かかります。


参考)https://www.swss.jp/wear/palm/drysuit_maintein.html


ラテックスシール部分も劣化しやすく、せっけん水で清潔にしてパウダーを塗布するメンテナンスが必要です。長期保管時には折りたたまず丸めて収納し、折り目がつかないよう注意します。


ドライスーツは数年使用すると、どこかしらから浸水が始まります。ピンホール修理は自分でできますが、場所の特定と補修に時間がかかります。バイク専用ウェアなら、このような面倒なメンテナンスは不要です。


参考)ドライスーツの修理方 多少の浸水なら簡単に自分で直せます


ウェットスーツ素材を活用したバイク防寒の実例

ドライスーツではなく、ウェットスーツ素材のタッパ(ジャケットのみ)なら、バイクの防風インナーとして実用的です。ネオプレン(ゴム素材)で作られたウェットスーツは、水も風も通しません。


タッパは動きやすく設計されており、いつものライダースジャケットやジャンパーのインナーに着れば、冷たい風を簡単にブロックできます。価格もドライスーツより安く、マリンスポーツショップで1万円前後から購入できます。


ただし注意点として、ウェットスーツ素材は保温性が高い反面、蒸れやすい特性があります。休憩時にはファスナーを開けて換気するなど、体温調節への配慮が必要です。


また、バイク専用の防風インナーと比べると、ライディング姿勢への最適化は劣ります。あくまで「代用品」として考え、本格的な冬ツーリングにはバイク専用ウェアの導入を検討しましょう。


マリンスポーツ用タッパをバイク防寒に応用する具体的な着こなしと効果について

冬のバイク防寒で優先すべきポイント

結論として、ドライスーツをバイクで使うのは現実的ではありません。価格・機能性・メンテナンス性のすべてでバイク専用ウェアに劣ります。


まず投資すべきは、防風性の高いミドル層です。前面に防風フィルムを配置したインナーなら、5千円程度から入手できます。


これだけで体感温度が5度以上変わります。



次に重要なのが首元の防寒です。ネックウォーマーやハイネックのインナーで首を覆うだけで、全身の暖かさが大きく向上します。走行風が首から入り込むのを防ぐことが、快適性の鍵です。


最後に、グローブと靴下にも注意を払いましょう。末端が冷えると全身が寒く感じるため、防風・保温性の高いグローブと厚手の靴下を選びます。電熱グローブという選択肢もあり、指先を確実に温められます。


バイク用品は用途に特化して開発されています。マリンスポーツ用のドライスーツに15万円以上使うより、バイク専用の防寒ウェア一式を揃えた方が、快適性と安全性の両面で満足度が高くなるでしょう。




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