グロム アンダーカウル 純正と社外品メリット比較とおすすめメーカー選び方

グロム アンダーカウル 純正と社外品メリット比較とおすすめメーカー選び方

グロム アンダーカウル選び方と効果

グロム アンダーカウル導入のポイント
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エンジン保護とドレスアップ効果

飛び石や障害物からエンジン下部とエキパイを守りながら、スポーティーな外観に変身させる一石二鳥のカスタムパーツです

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純正品と社外品の違い

純正は精度が高くフィッティング抜群で約10,000円、社外品は個性的デザインで15,000~60,000円超と選択肢が豊富です

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取り付けと注意点

社外マフラー使用時は干渉の可能性があり、カウル加工が必要な場合もあるため事前の適合確認が重要です

グロム アンダーカウル取り付けメリットとは


キタコ(KITACO) アンダーガード グロム(JC92) 632-1452000
グロムにアンダーカウルを装着する最大のメリットは、エンジン下部を飛び石や障害物から保護できることです。グロムはエンジンと地面の間が狭いため、走行中にエンジンが傷つくリスクがありますが、アンダーカウルがガード役を果たします。特にエキパイ(エキゾーストパイプ)周りもしっかり保護できるため、軽い林道やダート走行でもトラブルを防げます。
参考)アドベンチャースタイルを加える!GROM[グロム]アンダーガ…

またアンダーカウルは見た目にも大きな影響を与え、アドベンチャースタイルやオフロードテイストをプラスし、車両にアクセントを加えられます。ノーマル状態では物足りない方や、手軽にカスタムしたい方にオススメで、スポーティーなイメージの強化にも効果的です。
参考)【WirusWin Racing】【2型】グロム(MSX12…

取り付けは左右4カ所のボルト留めで簡単に装着でき、特別な工具や技術は基本的に不要です。ただし社外マフラーを装着している場合、アンダーカウルとのクリアランスがなく干渉してしまう可能性があるため、購入前に互換性をチェックする必要があります。youtube​
参考)【カスタム】JC92グロムにアンダーカウルを取り付けました!…

グロム 純正アンダーカウル特徴と価格

ホンダ純正オプションのアンダーカウルは、JC92型グロム用に設計されており、価格は約10,000~11,000円程度です。純正品の最大の特徴は、車体へのフィッティング精度が高く、組み上がりが美しいことです。2024年モデル以降のグロム向けに販売されている純正アンダーカウルは、品番08F75-K26-M50ZAで、マットガンパウダーブラックメタリック仕様となっています。
参考)【2025年10月】グロム(バイク用アンダーカウル)のおすす…

純正アンダーカウルの取り付けには、エンジン下部のボルトを外してステーを固定する必要があるため、純正マフラーを一時的に取り外す作業が伴います。そのため、パッケージには純正エキゾーストガスケットが同梱されており、マフラー再装着時にガスケットを別途購入する必要がありません。
参考)https://ameblo.jp/wrs2016/entry-12864464405.html

精度の高さは多くのユーザーから評価されており、「精度良く組み上がりました」との声もあります。ただし、ステッカーの質感については「ロゴステッカーが安っぽい」という意見もあり、切文字ではなくシール式が採用されています。マフラー形状によっては干渉の可能性もあるため、社外マフラーを使用している場合は事前確認が重要です。
参考)純正アンダーカウル取付 @ グロム(JC92)|ハコ点のラン…

グロム 社外アンダーカウルおすすめメーカー比較

社外アンダーカウルは個性的なデザインと多様な価格帯が魅力で、主要メーカーとしてキタコ、M-DESIGN、TYGA、エンデュランスなどがあります。
参考)グロムフルカウル4メーカー比較!アンダーカウルから外装キット…

主要メーカー比較表

メーカー 価格帯 素材 特徴
キタコ 16,000~23,000円 FRP・カーボン

ショートタイプ、アルミアンダーガードあり
参考)https://www.monotaro.com/s/q-grom%20%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%AB/

M-DESIGN 15,000~30,000円 FRP

HRC公認、大きめデザイン
参考)【2025年10月】HRC grom(バイク用アンダーカウル…

TYGA 30,000円以上 カーボン

高品質、フィッティング調整必要
参考)後期グロムにアンダーカウル取り付け【TYGA(タイガ)カーボ…

エンデュランス 20,000~25,000円 FRP レース対応、オイル受け構造​
エルマックス(ERMAX) 20,000円前後 FRP

フランス製
参考)ホンダ GROM, MSX125 16-20 アンダーカウル…

キタコ製品の特徴は、エンジン下部をドレスアップしながら小石の跳ね上げから守る機能性と、アルミ製アルマイト仕上げによる高級感です。さらに装着したままオイル交換ができる仕様になっており、メンテナンス性が抜群です。FRP製とカーボン製の2種類があり、それぞれにノーマルステップ用とバックステップ用の計4タイプが用意されています。
参考)キタコからショートタイプのグロム用ストリートアンダーカウル新…

エンデュランス製アンダーカウルは、分厚く耐久性が高い設計で、万が一エンジンオイルが漏れてもコース上に撒き散らさないオイル受け構造を採用しています。グロム公認部品の表示があり、レースにも使用可能です。ただし社外マフラーとの干渉可能性があるため、購入後にカット・削り加工が必要になる場合もあります。​
TYGA(タイガ)製カーボンアンダーカウルは高価格帯ですが、品質と見た目の良さで人気があります。ただしフィッティングには個体差があり、カウルを削るなどの調整が必要になることもあります。​

グロム アンダーカウル素材FRPとカーボン違い

アンダーカウルの素材は主にFRP(繊維強化プラスチック)とカーボン(CFRP)の2種類があり、それぞれ特性が異なります。
参考)【ビギナーにおすすめ】バイクの外装素材はいったい何が使われて…

FRP(Fiber Reinforced Plastics)はガラス繊維を樹脂に混ぜて成形した素材で、大胆なデザインやカッコいいパーツが欲しい場合の定番選択肢です。加工性に優れており、複雑な形状も製作しやすく、価格も比較的手頃です。キタコやエンデュランスなど多くのメーカーがFRP製アンダーカウルを採用しています。
参考)エアロのFRP、CFRP(カーボン)、ABSの違いやメリット…

一方CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)は炭素繊維を混合した素材で、FRPよりも軽量かつ高強度という特性があります。カーボン製品にはさらにウェットカーボンとドライカーボンの2種類が存在し、ウェットカーボンは強度がFRP並みで比較的安価、ドライカーボンはFRP以上に軽くて強度がありますが高価格です。​
💡 素材選びのポイント

  • コストパフォーマンス重視ならFRP製(15,000~25,000円)
  • 軽量化と高強度を求めるならカーボン製(25,000~50,000円以上)
  • レース参加予定の場合、カーボン/ケブラー素材は認められないため注意

    参考)https://www.honda.co.jp/HRC/event/hrcgromcup/regulation/

カーボン製品でよく見かける綾織・平織・開繊といった柄の違いは、多少強度に違いがあるものの機能面はほぼ同じで、好みで選んで問題ありません。ただしHRC GROM Cup技術規則では「アンダーカウル下部の内側には、オイルを吸収する難燃性の素材の貼付を推奨する。カーボン/ケブラー素材は認められない」との規定があるため、レース参加を考えている方は注意が必要です。​

グロム アンダーカウル取り付け注意点とマフラー干渉対策

アンダーカウル取り付けの最大の注意点は、社外マフラーとの干渉問題です。特にエキパイ位置がノーマルと大きく異なるパーツを使用している場合、クリアランスがなく干渉する可能性が高くなります。実際に「マフラーのパイプとがっつり干渉してこのままでは取り付けできませんでした」という事例も報告されています。​
干渉が発生した場合の対策として、カウルの該当部分をカット・削る加工が必要です。具体的には、リューター(電動工具)やドリル用ヤスリなどを使用して、マフラーとの接触部分を削り取ります。手作業でヤスリを使う方法もありますが、時間がかかるため電動工具の使用が推奨されます。​
🔧 取り付け前のチェックリスト

  • 社外マフラーとの適合確認(特にエキパイの位置とクリアランス)
  • 必要な工具の準備(メガネレンチソケットレンチなど)
  • エキゾーストガスケットの用意(純正アンダーカウルには同梱)​
  • マフラー取り外しが必要な場合がある(左後ろのステー固定時)youtube​

取り付け作業自体は前方2ヶ所と左右のステーで固定する比較的シンプルな構造ですが、エキパイを外さずに作業する場合、左後ろのステー12mmボルトがエキパイに近く工具が入りにくいため、ストレートのメガネレンチを使うかエキパイの前と中央を5mm程度緩める必要があります。エキパイフランジの締め付けトルクは27N·mが指定値となっています。
参考)https://www.moriwaki.co.jp/product/pdf/allparts/64123-201Z2-00.pdf
​youtube​
またアンダーカウルを取り付けるとメンテナンス性が悪化し、エンジンオイルの交換やオイルフィルターの取り外しが面倒になることがあります。ただしキタコ製など一部の製品は装着したままオイル交換ができる設計になっており、メンテナンス面での配慮がされています。自分でメンテナンスを行う場合は、脱着しやすいアイテムを選ぶのがポイントです。​
モリワキ製アンダーカウルステー取り付け説明書PDF - 詳細な取り付け手順とマフラー種類別の装着方法を図解
HRC GROM Cup技術規則 - レース参加時のアンダーカウル規定と素材制限の公式情報

 

 


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