

普段着のスウェットでバイクに乗ると皮膚移植が必要になります。
バイク用スウェットの最大の特徴は、カジュアルな見た目とプロテクション機能の両立です。肩・肘・背中にソフトプロテクターを標準装備したスウェットは、バイクから降りた後も違和感なく街中を歩けます。
参考)バイク用のスエットパンツの開発に面白味を感じたという話
プロテクター内蔵スウェットには膝用の収納ポケットが付いたジョガーパンツタイプもあります。膝のプロテクターを内蔵できる設計なので、転倒時の衝撃から身を守れるわけですね。
普段着感覚で着られる点が人気の理由です。
参考)普段着にもおすすめのバイクウェアまとめ - Moto Con…
目的地での「いかにもライダー」という雰囲気を避けたい場合、プロテクター内蔵のカジュアルウェアが最適な選択になります。バイク用品店では取り扱いが年々増えており、デザインの選択肢も広がっています。
普通のスウェットでバイクに乗って転倒すると、道路との摩擦で皮膚が剥けたり火傷を負う危険性が極めて高くなります。バイクは運転者の外側にフレームやボディが存在しないため、身体は常に外力に晒されている状態です。
実際の事例では、バイクで転倒して下敷きになった際、マフラーに長時間接触して3度熱傷を負い、皮膚移植が必要と診断されたケースがあります。半袖や薄手の服装では、転倒後に自分の身に降りかかる痛みや苦痛は想像を超えるものになります。
参考)https://www.motomegane.com/news-release/featuredarticles/column/safety_riding_short_sleeve_20230704
転倒リスクを考えると、耐擦過性の高い素材選びが重要です。CORDURA混紡ニット製のスウェット生地は強度が高く、ストリートファッションとしても成立します。バイク専用設計の素材なら、普段着感覚で安全性を確保できます。
スウェット素材の吸汗性能は、バイク走行中の快適性に直結します。綿100%のスウェットは汗の保水力が高いため、汗を溜め込んで乾きにくい特性があります。これが長時間ライディングで体温調節を困難にする原因です。
参考)夏場の「綿100%Tシャツ」のジレンマ。 - TOKYO W…
ポリエステルは水分をほとんど吸収せず、繊維の中に汗が染み込んでいかないため蒸発しやすくなります。
つまり速乾性に優れているということですね。
化繊は「汗は繊維に吸い取られず乗っかっている感じ」で早々に乾いてくれます。
バイク走行中は風によって皮膚表面が冷却され乾燥していくため、汗や脱水症状の異変に気付きにくい特徴があります。吸汗速乾性能の高いスウェットを選べば、体温管理がしやすく熱中症リスクも下げられます。綿とポリエステルの混紡素材なら、肌触りと速乾性のバランスが取れるでしょう。
RSタイチのライディングスウェットは、CORDURA混紡ニット製で強度が高く、ストリートファッションテイストで普段着としても使えます。胸部プロテクター(別売)は着脱可能なので、バイク用と普段用で使い分けられるのが特徴です。
Hondaのライディングスウェットは肩・肘・背中にソフトプロテクターを標準装備しています。表地は綿100%、裏地はポリエステル100%という二層構造で、肌触りと機能性を両立させた設計です。価格は15,000円以内で手に入るブランドもあり、初心者でも手を出しやすい価格帯といえます。
参考)ライディングスウェット(XS 杢ホワイト): ウェア・グッズ…
プロテクター内蔵スウェットを選ぶ際は、CE規格レベル1以上の認証取得を確認すると安全性の目安になります。通気性が抜群の薄型設計なら、お好みのジャケットを上から合わせることも可能です。
バイク用スウェットの参考情報として、ホンダゴーのバイクギア公式ページでは各サイズの実寸法表記や基本身体寸法を確認できます。
夏場のバイク走行では、半袖スウェットは避けるべきです。長時間にわたり紫外線を浴び続けるため、広範囲に炎症して重症化するリスクがあります。赤く腫れ上がり痛みを感じる日焼けは、もはや火傷と同じ状態です。
参考)半袖ライディングはNG!?暑くても上着を脱いではいけない理由…
半袖や短パンだと走行中に露出部がどんどん日焼けし、やけどと同じ状態になって体内の水分が奪われます。脱水症状や熱中症になる恐れがあるので注意が必要ですね。夏用には吸水速乾性能の高いポリエステル混紡スウェットが最適です。
冬場は中綿入りのスウェットジャケットが防寒・防風に優れています。女性のデリケートな体を冬場の寒さから守ってくれる設計で、シルエットもシュッとしているため普段着にも合わせやすいアイテムです。秋冬用のアウトドア仕様スウェットなら、ちょっとした外出時の防寒にも使えます。
温度調節のしやすさを考えると、春秋はジャケットを羽織る前提で薄手のスウェットを選び、夏は1枚で着られる吸汗速乾タイプ、冬は中綿入りという使い分けが基本になります。
普段着のスウェットをバイクで着たい場合、外付けのインナープロテクターを活用する方法があります。背中や胸、膝などを守るインナープロテクターを装着すれば、お気に入りのスウェットを諦める必要がありません。
参考)https://eurogear.jp/blogs/blog/protector-tutorial-for-everyday-use
背中用のバックプロテクターは身体に巻き付けて使うタイプが主流で、転倒時でも身体から離れにくく高い安全性を確保します。フルメッシュ構造で通気性がよく、蒸れも少ないのでどんな季節でも快適に使用できるのがメリットです。
膝用のニーガードはCE規格レベル2認証のプロテクターを内蔵したタイプがおすすめです。普段着の上から着用できる設計で、身体との接地面がメッシュ生地になっており、プロテクターにも穴が開いているため蒸れが軽減できます。
インナープロテクターを選ぶ際は、CE規格レベル1以上の認証取得を基準にすると衝撃吸収力が保証されます。薄型設計のプロテクターなら、スウェットの上から着ても目立ちにくく、ファッション性を損ないません。
バイク用インナープロテクターの選び方について、詳しい情報はこちらのページで確認できます。