

バイクのレース経験があっても、スノーモビルの公式戦は普通自動車免許だけで出られます。
全日本スノーモビル選手権に出場するには、前年度のMFJスノーモビル競技ライセンスを取得する必要があります。2025年の大会に出場する場合は「2024年度」のライセンスが必須です。
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バイクのロードレースやモトクロスとは異なり、スノーモビル専用のライセンスカテゴリーが設けられています。これはスノーモビルが雪上という特殊な環境で行われる競技だからです。
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MFJライセンスは年齢や競技レベルによって複数の種類があり、65歳以上なら割引料金も適用されます。中学生以下のジュニア選手は3,460円から取得できる設定です。
ライセンス取得には、まずMFJ公式サイトから申請手続きを行います。料金にはスポーツ安全保険の加入費も含まれており、競技中の事故に備えた補償が受けられる仕組みです。
参考)MFJライセンス講習会
初めて取得する方でも、講習会を受講すれば当日中に申請が可能になります。
全日本スノーモビル選手権は5つの公認・承認クラスに分かれており、それぞれ参加資格が明確に定められています。最高峰の「SX-PRO」クラスは、前年度のSX-PROシリーズランキング15位以内、A級SX-A1シリーズランキング1~3位、または過去3年以内にSX-PROシリーズランキング3位以内のライダーのみが出場できる狭き門です。
A級の「SX-A1」クラスは、B級SX-B1シリーズランキング1~3位以内に入ったライダーか、A級SX-A1クラスへ昇格したライダーが参加可能です。ゼッケンカラーは青地に白文字で、レース時間は15分+1周となっています。
B級の「SX-B1」クラスは、MFJスノーモビル競技ライセンスを取得すれば誰でも出場できる入門クラスです。ゼッケンカラーは白地に黒文字で、レース時間は10分+1周です。
承認クラスには「ジュニア」「スノークロス200」「MFJ OPEN CUP」があります。ジュニアクラスは12歳~15歳のMFJライセンス保持者が対象で、ゼッケンカラーは黒地に白文字です。
どのクラスでも約800~1000メートルのコースを周回し、コーナーやリズムセクション(フープス)が配置されています。SX-PROとSX-A1クラスにはジャンプセクションも設けられ、大迫力のレースが展開されます。
全日本スノーモビル選手権に出場するには、まずMFJライセンスの取得から始めます。高校生以上64歳以下の方は、エンジョイクラスで11,960円(スポーツ安全保険込み)が必要です。
次に、MFJ公式サイトで大会情報を確認し、エントリー手続きを行います。2025年のシリーズは全6戦が予定されており、士別・美瑛・青森などで開催されます。
初心者の場合、B級SX-B1クラスからスタートするのが一般的です。このクラスはMFJスノーモビル競技ライセンスさえあれば出場できるため、ハードルは比較的低いと言えます。
レースに必要なマシンは、1ライダーにつき1台まで車両検査に持ち込めます。スペアマシン(Tカー)の登録はできない規定になっているため、事前の整備が重要です。
大会当日は公式練習10分以内、公式予選3周、そして決勝レースという流れで進行します。各クラスでレース時間が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
全日本スノーモビル選手権は、バイクのモトクロスと多くの共通点を持っています。両者とも一斉スタート方式を採用し、コース上での駆け引きや追い越しがレースの醍醐味です。
最大の共通点は、どちらも二輪車の操作感覚が求められることです。スノーモビルは前方にスキー板、後方にキャタピラーが付いた構造ですが、コーナリング時の体重移動やアクセルワークはバイクと似ています。
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国内のモータースポーツで唯一、全日本スノーモビル選手権は2ストロークエンジンを搭載したマシンで競技が行われます。これは昔ながらのバイクレースの雰囲気を味わえる貴重な機会です。
コースレイアウトもモトクロスに近く、ジャンプセクションやリズムセクション(フープス)が配置されています。バイクで培った技術は、スノーモビルでも十分に活かせるでしょう。
ただし、雪上という環境の違いから、グリップ感覚や路面の読み方には独自のスキルが必要です。バイク経験者でも、最初は雪上特有の挙動に戸惑うかもしれません。
2025年の全日本スノーモビル選手権は、1月から3月にかけて北海道・青森で全6戦が開催されます。第1戦・第2戦は2月9日に士別市特設会場で行われ、道内外から70名以上の選手がエントリーしました。
参考)Instagram
第3戦・第4戦は2月22日・23日に美瑛町のウィズユー四季彩の丘特設コースで開催されます。北海道の雄大な景色の中でレースが繰り広げられる様子は、観戦者にとっても見応え十分です。
第5戦・第6戦は3月8日・9日に青森県の岩木青少年スポーツセンターで実施予定です。青森は古くからスノーモビル競技が盛んな地域で、地元ライダーも多数参加します。
各大会では、公認クラス(SX-PRO、SX-A1、SX-B1)と承認クラス(ジュニア、スノークロス200、MFJ OPEN CUP)が同時開催されます。士別大会では承認クラスで「ビンテージカップ菊地杯」も行われました。
全日本スノーモビル選手権は1971年にスタートし、2026年からは「全日本スノークロス選手権」へ名称変更される予定です。これはFIM SNOWCROSSの名称を踏襲した形となります。
参考)全日本スノーモビル選手権の名称変更について | MFJ On…
2025年度の大会詳細スケジュールと各会場のアクセス情報はMFJ公式サイトで確認できます