

実はこの競技、日本のロードレースと違って転倒率が通常走行でも3割近くあります。
SGBプレミアシップ(Speedway Great Britain Premiership)は、イギリスのスピードウェイレースにおける最高峰のリーグ戦です。2017年に「イギリススピードウェイ近代史上最大の刷新」として再編成され、スピードウェイコントロールビューロー(SCB)とブリティッシュスピードウェイプロモーターズアソシエーション(BSPA)によって運営されています。
参考)SGBプレミアシップノックアウトカップ – Hi…
この競技は、イギリスリーグとして1995年から続いていたプレミアリーグを前身としており、2016年末の再編で現在の形になりました。
2017年の初年度は8チームでスタートし、現在は7チームが参加しています。
現在SGBプレミアシップに参加している7チームは、ベルビューエーシーズ(マンチェスター)、バーミンガムブラミーズ、イプスウィッチウィッチーズ、キングスリンスターズ、レスターライオンズ、オックスフォードスパイアーズ、シェフィールドタイガースです。
各チームはイングランド各地の都市を拠点としており、地域に根差したファンベースを持っています。過去にはプールパイレーツ、ライハウスロケッツ、スウィンドンロビンズ、ウルバーハンプトンウルブズ、ピーターバラパンサーズなども参加していました。
チーム数は年度によって変動しており、経営難や会場の問題で撤退するチームもあります。これは地域密着型のモータースポーツならではの特徴です。
スピードウェイで使用されるバイクは、一般的なロードレースバイクとは全く異なる特殊な車両です。最大の特徴はブレーキが装備されていないことで、500ccの単気筒エンジンを搭載しています。
参考)イギリスのスピードウェイ – HiSoUR Ku…
車両にはギアも2速までしかなく、極めてシンプルな構造になっています。減速はスロットルオフとスライドコントロールのみで行うため、高度なテクニックが要求されます。
これらの車両は時速130km以上に達することもあり、ブレーキなしでのコーナリングは圧巻の迫力です。燃料にはメタノールを使用し、エンジン音も独特の甲高いサウンドが特徴的です。
SGBプレミアシップの各レースは、楕円形のダートトラックを左回り(イギリスでは時計回り)に4周する形式で行われます。1レースは4名のライダーで争われ、レース時間は約1分程度と非常に短時間です。
リーグ戦は各チームが他チームとホーム&アウェイで対戦し、1試合は15レースで構成されています。各レースの順位によって3-2-1-0のポイントが与えられ、チーム総合得点で勝敗が決まります。
シーズン終了後にはプレーオフが実施され、上位4チームによるトーナメントでチャンピオンが決定されます。2024年シーズンはベルビューエーシーズが優勝しました。
スピードウェイは、一般的なバイク競技とは全く異なる技術体系を持つモータースポーツです。ブレーキがない車両で高速コーナリングを行うため、ライダーは左足をトラックに擦りながらバランスを取る「ブロードサイディング」という特殊な技術を駆使します。
トラックはシェール(砕石)で覆われた楕円形で、1周の距離は約300メートル前後と非常にコンパクトです。観客席とトラックの距離が近く、土煙や迫力を間近で体感できるのが魅力です。
日本ではあまり知られていませんが、イギリスやポーランド、スウェーデンなどヨーロッパでは人気の高いモータースポーツとして定着しています。SGBプレミアシップには世界各国からトップライダーが集結し、国際色豊かな競技環境が形成されています。
バイクに乗る方なら、ブレーキなしで攻めるライディングスタイルの違いや、ダートでのマシンコントロール技術に新たな発見があるでしょう。ロードレースやモトクロスとは異なる第三のバイク競技として、SGBプレミアシップは独自の魅力を持っています。
レースの様子は公式チャンネルやスポーツ配信サービスで視聴可能で、1レースが短時間で決着するためテンポよく楽しめます。イギリススピードウェイの公式サイトでは、各チームの情報やレーススケジュールが確認できます。
SGB Premiership - Wikipedia(英語)- リーグの詳細な歴史とチーム情報が掲載されています
私が確認した検索結果では、「SGBチャンピオンシップ」という名称のバイクレースは見つかりませんでした。検索結果では「全日本ロードレース選手権」「スーパーバイクレース」「JSB1000」などの情報が主に表示されており、「SGB」という略称や名称は確認できませんでした。
可能性として考えられるのは。