

注油直後に走行すると余分なルブが飛び散ります。
参考)自分でできる!バイクのチェーン清掃・給油のやり方を解説!
チェーンルブはチェーンの内側、具体的にはプレートが重なる部分とローラーとプレートの間に塗布します。外側から吹きかけても潤滑が必要な箇所にオイルが届かないため、スプレーノズルを内側に向けるのが基本です。
チェーンを1周回転させながら均等に塗布していきます。チェーン上下は軽く握って、スプロケットの歯底にもオイルが行き渡るように意識しましょう。吹き残しがあると摩耗が早まるため、全体をしっかりカバーすることが重要です。
参考)チェーンのプロが実演!本当に正しいバイクチェーンのメンテナン…
塗布が終わったら、必ず余分なルブをウエスで拭き取ります。余分なルブが残っていると、走行中に遠心力で飛び散り、リアタイヤやホイールを汚す原因になります。
拭き取りが基本です。
参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/maintenance/489/
注油後は20~30分放置してチェーンルブを浸透させてから走行するのが理想的です。すぐに走行すると遠心力でルブが飛んでしまい、潤滑効果が低下します。
バイクのチェーン清掃・給油の具体的な手順と注意点(ホンダドリーム公式)
チェーンルブは大きく分けて「ドライタイプ」「ウェットタイプ」「セミウェットタイプ」の3種類があります。ドライタイプは塗布後に乾燥して表面がサラサラになるため、砂やホコリが付着しにくいのが特徴です。街乗りや晴天時の走行が多い方に適しています。
参考)チェーンルブのおすすめ7選! バイクのメンテナンスの必須アイ…
ウェットタイプは塗布後もオイル状の湿った状態を保ち、潤滑性能が高く長持ちします。雨天走行やロングライド、高速道路を頻繁に使う方におすすめです。付着性が高いぶん、汚れもつきやすいので定期的な清掃が必要になります。
参考)バイクカフェ カイエンドー: チェーンルブにつ…
セミウェットタイプはドライとウェットの中間的な性質を持ち、バランスの取れた選択肢です。どれを選ぶか迷ったらセミウェットから試すのが無難でしょう。ワコーズのチェーンルブは水置換性があり、洗車後にも使いやすいと評価されています。
参考)https://burulog.com/cc_chain/
チェーンの清掃と給油は500~1,000km走行ごとに行うのが目安です。500kmというと、通勤で往復20kmなら25日分、週末のツーリングなら2~3回分に相当します。走行距離で管理するのが面倒なら「隔週土曜日」「ツーリングの前日」などと日を決めてルーティン化するのも良い方法です。
参考)メンテナンス
雨天走行後は必ずメンテナンスを行いましょう。雨でチェーンルブが流失するため、そのまま放置すると錆や摩耗が進行します。
雨天走行後は例外です。
走行後、チェーンが温まっているうちにメンテナンスすると、ルブが浸透しやすくなります。走行中にチェーンは外気温プラス約20~30度まで温度が上昇するため、この熱を利用すると効率的です。また次回の走行までにルブが乾燥するので、飛散も最小限に抑えられます。
チェーンルブを塗る前に、必ずチェーンクリーナーで古い油脂や汚れを落とします。黒くねばねばした汚れは古いチェーンルブと砂などが混ざったもので、研磨剤のように作用してチェーンを摩耗させます。
これが基本です。
チェーンクリーナーはチェーンに直接吹きかけるのではなく、ウエスに吹き付けて使用するのが効率的です。チェーンに直接スプレーするとルブと混ざって希釈され、走行時に飛び散りやすくなるからです。洗浄成分が残っているとチェーンオイルが分解され飛び散る原因にもなります。
参考)ロードバイクのチェーンオイルが飛び散る!飛び散る原因はなにか…
水で洗浄した場合は、水分をしっかり拭き取ってから注油します。水分が残っていると注油の効果が低下し、錆の原因にもなります。水分を拭き取ったウエスとは別のきれいなウエスで余分なルブを拭き取ることで、汚れの再付着を防げます。
参考)https://bikeman.jp/blogs/bikeparts/motobike91
チェーンのプロが実演する正しいメンテナンス方法(MotoMegane)
シールチェーンに注油しても、実は内部のブッシュとピンには新しいグリスが入り込みません。シールが正常に機能している限り、外部から油分を追加することは構造上不可能です。
つまり〇〇です。
参考)チェーン給油とメンテしてる人が損する理由?メーカーは教えない…
それではなぜチェーンルブが必要なのかというと、目的は「潤滑」ではなく「防錆」だからです。チェーンルブを使う本来の狙いは、サビから金属表面を守り、スプロケットとローラーの接触面での摩耗を減らすことにあります。潤滑効果は吹きかけた直後には多少ありますが、10kmも走れば接触面からは流れ落ちてしまいます。
馬力測定の直前にルブを吹けば一時的に摩擦は下がりますが、日常走行での長期的な効果は防錆にあると理解しておきましょう。
防錆が条件です。
チェーンルブを塗りすぎると、埃や砂が付着して黒い泥状のスラッジがチェーンに溜まります。このスラッジが研磨剤のように作用し、チェーンやスプロケットの寿命を縮める原因になります。
油でべとべとの状態は明らかに付けすぎです。
余分なルブが残ったまま走行すると、遠心力でリアタイヤやリアホイールに飛び散ります。飛び散ったチェーンオイルは風雨や遠心力で容易に流されないようベットリ貼り付く性質があるため、掃除が非常に困難です。
厳しいところですね。
参考)バイクの後輪に飛び散るチェーンオイルを簡単に(安く)掃除した…
スプレータイプは手軽な反面、付けすぎになりやすいため注意が必要です。チェーンルブの適正量は、表面に薄く膜が張る程度で、拭き取り後に若干の光沢が残る程度が理想です。
拭き取りに注意すれば大丈夫です。
走行直後の温まったチェーンに注油すると、ルブの浸透性が格段に向上します。チェーンは走行中に外気温より20~30度高くなるため、この熱を利用することで効率的にメンテナンスできます。温度が高いほどオイルの粘度が下がり、細部まで入り込みやすくなるわけです。
注油後すぐに走行するのは避けましょう。ルブがチェーン内部に浸透する前に走ると、遠心力で表面のオイルが飛び散ってしまい、本来の効果が得られません。20~30分放置するのが理想ですが、最低でも10分は待つことをおすすめします。
走行後に注油して次回の走行までに時間を置けば、ルブが十分に乾燥・硬化して飛散を最小限に抑えられます。たとえば帰宅後にメンテナンスして翌朝出発する、といったサイクルなら問題ありません。