エンデュランス グリップヒーター選び方と冬の快適ライディング術

エンデュランス グリップヒーター選び方と冬の快適ライディング術

エンデュランス グリップヒーター選び方と使い方

この記事でわかること
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エンデュランスの特徴

5段階温度調節と電圧表示機能を搭載した業界最高水準のグリップヒーターについて理解できます

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取り付けと設定方法

専用セットから汎用モデルまで、車種に合わせた選び方と取り付けの手順がわかります

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冬の防寒対策

グリップヒーターを活用した効果的な寒さ対策とバッテリー管理のポイントを学べます

エンデュランスのグリップヒーターは、業界最高水準の性能を誇る冬の必需品です。5段階の温度調節機能に加えて電圧表示機能を搭載しており、暖かい季節でもバッテリー管理に活用できるオールシーズン対応の優れたアイテムとなっています。車種別専用セットから汎用モデルまで幅広いラインナップが用意されており、PCX、GROM、スーパーカブなど多くの人気車種に対応しています。
参考)【2025年10月】グリップヒーター(ENDURANCE(バ…

エンデュランス グリップヒーターの主要モデルと価格


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エンデュランスのグリップヒーターには複数のモデルが展開されており、それぞれに特徴があります。最新のグリップヒーターSPは11,880円から購入可能で、スポーティな薄型スイッチを採用したモデルとして人気を集めています。このモデルはハンドル回りのスペースを最小限に抑え、スタイリッシュな見た目を実現しているのが特徴です。
参考)ENDURANCE(エンデュランス)GROM JC92 グリ…

車種別専用セットの場合、価格は12,980円から15,180円程度となっています。例えばPCX160やPCX JK05向けのグリップヒーターセットHG115は14,520円、スーパーカブC125 JA48向けのグリップヒーターセットHGスリムは15,180円で販売されています。専用セットには取り付けに必要なスロットルパイプなどの部品がセットになっているため、車種に合わせた確実な装着が可能です。
参考)【PCX】グリップヒーター取付

汎用モデルのHG120やHG125は12,980円で提供されており、多くの車種に対応できる柔軟性が魅力です。アクセサリー電源接続セットと組み合わせることで、配線加工なしで簡単に取り付けられるオプションも用意されています。
参考)ENDURANCE(バイク) ENDURANCE(エンデュラ…

エンデュランス公式サイト - グリップヒーター全製品ラインナップ
全157件のグリップヒーター製品と補修部品が掲載されており、車種別の適合情報を確認できます。
参考)グリップヒーター│ エンデュランス

エンデュランス グリップヒーターの温度調節と機能

エンデュランスのグリップヒーターは5段階の温度調節機能を搭載しており、気温や走行状況に応じて細かく設定できます。5色のLEDランプが電圧レベルとヒーターレベルを表示するため、現在の設定状態を一目で確認できる設計となっています。各温度レベルによって消費電力が異なり、レベル1では約3Wから5Wの省エネ運転が可能で、最大レベルでは約30W程度の出力となります。
参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/attachment/74/

レギュレート機能が標準搭載されており、信号待ちなどで発電量が低下した際には自動的に出力を絞ってバッテリー上がりを防止します。設定電圧まで下がると自動的にレベルを落とすため、安心して長時間使用できます。また、エンジンを切る前の設定を記憶する機能があり、再始動時に毎回設定し直す手間が省けます。
参考)業界最高水準!一歩先行く エンデュランス グリップヒーターシ…

グリップヒーターSPモデルでは、グリップと一体化したスイッチデザインを採用しており、手元での操作性が向上しています。押しやすいグリップスイッチはハンドル周りのスペースを最小限に抑え、スポーティなバイクとの相性も抜群です。youtube​​

温度レベル 消費電力 使用シーン
レベル1 約3-5W 軽い寒さ、短距離走行
レベル2-3 約10-20W 通常の冬季ツーリング
レベル4-5 約25-30W 厳寒時、高速走行

エンデュランス グリップヒーターの取り付け方法と注意点

エンデュランスのグリップヒーターの取り付けには、専門的な知識と工具が必要です。取り付け作業には通常2時間から4時間程度かかり、難航すると数日を要する場合もあるため、余裕のあるスケジュールで作業することが推奨されます。必要な工具としては、パネルはがし、マイナスドライバー、ソケットレンチ10mmと6mm六角ソケット、2.5mmの六角レンチなどが挙げられます。​
取り付け前にはグリップ長の確認が重要です。グリップヒーターには主に115mm、120mm、125mmの幅があり、購入前に実寸を測定して間違ったサイズを選ばないように注意が必要です。スロットルパイプにグリップを差し込む際、パーツクリーナーで洗浄してからグリースを塗布し、慎重に作業します。グリップが入りにくい場合は、グリップヒーターの機能でグリップを温めると作業しやすくなります。
参考)巻きつけ式グリップヒーターを取り付ける【USB・ギボシ接続】…

配線作業では、グリップからの配線を雨水が入りにくいよう下向きに調整することが重要です。アクセサリー電源接続セットを使用すると、配線加工なしで接続でき、さらにアクセサリー電源も取り出せる便利な仕組みとなっています。接着剤は完全に固まるまで24時間ほど必要なので、その間は取り扱いに注意が必要です。
参考)https://item.rakuten.co.jp/endurance/xjphan530s04/

エンデュランス グリップヒーター取り付けマニュアル(PDF)
公式の取り付け説明書で、詳細な手順と配線図を確認できます。
参考)https://shopping.geocities.jp/y-endurance/pdf/gripheater/JI2LD530S1-howto.pdf

エンデュランス グリップヒーターの効果とメリット

グリップヒーターは冬季ツーリングにおいて、手のかじかみを防ぎ安全な操作を可能にする効果があります。一度グリップヒーターを体感したらもう冬のバイクはグリップヒーター無しでは乗れないと言われるほど、多くのライダーに重宝されているアイテムです。手先が温かいだけで走りに余裕が生まれ、長距離ツーリングでも疲労軽減につながります。
参考)【バイク乗り直伝】グリップヒーター完全ガイド!必要性と取り付…

エンデュランスのグリップヒーターは省エネ設計でバッテリーへの負担を軽減しており、アイドリング時や短距離走行でも安心して使用できます。バッテリー管理機能により、暖かい季節でも電圧表示を活用してバッテリーの状態を監視できるため、オールシーズン活躍します。バイクの電源から供給されるため、電熱グローブのように充電の手間やバッテリー切れの心配がないのも大きな利点です。
参考)【2024年版】バイク用グリップヒーターおすすめ9選!人気の…

意外なことに、冬以外にもグリップヒーターは活躍します。夏や初秋でも日が暮れると肌寒くなることがありますが、そんな時にグリップヒーターをオンにすると突然の寒さに対応できます。手のひらが直接暖かくなることで体感温度が向上し、操作性にも優れているため、厚手のグローブを着用せずに自然な手の動きでハンドル操作が可能です。
参考)「電熱グローブ」と「グリップヒーター」のどっちを選べばいいの…

エンデュランス グリップヒーター使用時のバッテリー管理術

グリップヒーターを使用する際、バッテリー管理は重要なポイントです。一般的なグリップヒーターの消費電力は30Wから40Wで、中には40Wを超える製品も存在しますが、エンデュランスのグリップヒーターは効率的な発熱体構造により消費電力を抑えています。グリップの握る部分に発熱を集中させ、両端の不要な箇所には発熱体を設けない設計により、できる限り消費電力を抑制しています。
参考)グリップヒーターを使うと消費電力が多いので発電が間に合わず過…

バイクは発電容量が少ないため、信号の多い市街地などでは充電が追いつかずバッテリーへの負担が大きくなる場合があります。しかし、エンデュランスのレギュレート機能により、電圧が低下すると自動的に出力を絞ってバッテリー上がりを防止するため、長時間の使用でも安心です。温度レベル3や4は常時使用せず、定期的にレベル1へ切り替えて使用することで、バッテリートラブルを避けることができます。
参考)グリップヒーター バイクパーツ、バイクバッテリー激安通販ショ…

ツーリングメインの使用であれば、月1000km程度走行していれば充電は十分に間に合います。通勤で往復30kmの短距離使用でも、適切なレベル調整を行えばバッテリーに問題は生じません。電圧表示機能を活用してバッテリーの状態を常に把握し、必要に応じて温度レベルを調整することが賢い使い方です。​

  • 発電量の多い高速道路走行時は高いレベルで使用可能
  • 信号待ちが多い市街地走行ではレベルを下げる
  • エンジン始動時は一時的にOFFにしてバッテリー負荷を軽減
  • 定期的に電圧表示をチェックして充電状態を確認
  • 長時間停車する場合は必ずOFFにする

エンデュランス グリップヒーター安全な使用方法と低温やけど対策

グリップヒーターは非常に高温になるため、安全な使用方法を守ることが重要です。素手での使用は絶対に避け、必ず厚手の冬用グローブを着用する必要があります。素手または薄手のグローブでは低温やけどの恐れがあり、冬用グローブ着用時でも低温やけどのリスクは存在します。長時間の使用は無意識のうちにやけどをする危険性があるため、目安として30分に1回程度電源スイッチをOFFにするなど工夫が必要です。
参考)https://gigaplus.makeshop.jp/endurance/pdf/gripheater/JHHAN530G01_how_to.pdf

電源ON時に最大4分間の急速暖房を行うクイックヒート機能が搭載されていますが、すぐに暖かくなる反面、温度上昇も早いため注意が必要です。温度レベル3や4は常時使用せず、バッテリートラブルややけどの恐れがあるため、定期的にレベル1へ切り替えて使用することが推奨されます。グリップヒーター通電時にはグリップからジーという音がすることがありますが、これは異常ではなく正常な動作音です。​
グリップヒーターの弱点として、手の甲側が冷えてしまうという点があります。この問題を解決するには、ハンドガードと組み合わせることで走行風を防ぎ、手の甲の冷えを軽減できます。また、雨天時の使用については、USBタイプは防水ではないため長時間の使用に適しませんが、車体配線に直結するタイプであれば雨の日でも使用可能です。
参考)【冬を乗り切れ! バイクの寒さ対策:車体パーツ編】ハンドガー…

エンデュランス グリップヒーターHGの設定方法(動画)
電圧計付きグリップヒーターの具体的な設定手順を動画で確認できます。youtube​

 

 


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