フルカバークリップ バイク選び方と取付注意点

フルカバークリップ バイク選び方と取付注意点

フルカバークリップ バイクの選び方と注意点

カウルを無理に外すと5千円損する

この記事の3ポイント
🔧
クリップは基本使い捨て

プッシュリベット式クリップは再利用すると爪が摩耗し、走行中の振動でカウルが外れる危険性があります

📏
穴径6mmと7mmが主流

ホンダ・スズキ車は6mm、ヤマハ車は7mmが多く、サイズ違いだと固定不良を起こします

⚠️
取外しは中心を押す

無理に引っ張るとカウルごと破損し、パーツ代と工賃で5千円以上の出費になります

フルカバークリップ バイクとは何か


フルカバークリップとは、バイクのカウルやパネルを固定するための樹脂製のクリップ部品です。正式にはプッシュリベットやトリムクリップと呼ばれ、ネジを使わずに外装パーツを着脱できる仕組みになっています。中央にピンがあり、押し込むことで内部の爪が広がってロックされる構造です。


参考)https://www.monotaro.com/s/c-94772/


ホンダスズキヤマハなどカウル付きバイク全般に使われており、テールカバーやシート下カバーなど様々な箇所で採用されています。穴径は6mmと7mmが主流で、メーカーや車種によってサイズが異なります。つまりクリップは車種ごとに適合品を選ぶ必要があるということですね。


参考)カウルクリップ【トリムクリップ】10個入 新品 バイクパー…


昔はカウルをネジ止めしていましたが、現在は整備性を高めるためプッシュリベット式が標準になりました。10個セットで数百円程度と安価なため、カウル整備の際は複数個まとめて交換するのが一般的です。


参考)【樹脂製リベット】カウルやバンパーなどの「プッシュリベット。…


バイク用クリップのサイズと適合車種

クリップのサイズ選びを間違えると、カウルが固定できず走行中に外れる危険があります。ホンダ系カウル付き車両では穴径6mmのネジ径6mmタイプが標準です。スズキ車も同様に6mmが多く、ヤマハ車は7mmを採用している傾向があります。


参考)スクーターのカウルを固定するプラスチッククリップの再利用性と…


差込深さも重要で、一般的な汎用クリップは17mm前後ですが、車種によって対応板厚が異なります。対応板厚は下板0.7~3.2mm、上板と下板の合計で4.2~5.1mmの範囲に収まる製品が多いです。サイズが合わないとクリップが完全に嵌らず、見た目が不格好になるだけでなく水や埃が侵入する原因になります。


参考)https://www.monotaro.com/k/store/%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%AB%20%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97/


車種・年式・グレードによってサイズは変わるため、交換前に必ず現車のクリップを確認してください。モノタロウや楽天などのネット通販では、適合車種が記載された商品も販売されています。


これは使えそうです。



参考)https://www.monotaro.com/k/store/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E7%94%A8%E5%86%85%E5%BC%B5%E3%82%8A%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97/


フルカバークリップ バイクの正しい取外し方

クリップを無理に引っ張ると、カウル本体が割れて高額な修理代がかかります。正しい取外し方は、まず中央のピンをマイナスドライバーで押し込むことです。ピンがクリップの頭とツライチになっている状態では、裏側の爪が広がってロックされています。


参考)無理に引っ張ったら負け。カウルマウントに多用されるプッシュリ…


ピンを押し込むと爪がすぼまり、クリップ全体を引き抜けるようになります。リベットの頭と部品の間にヘラを突っ込もうとすると、広がった爪がクサビのように食い込んでしまうため、絶対に無理やり引っ張ってはいけません。


無理に引っ張ったら負けです。



ピンを押しすぎるとリベット裏側に落下し、エンジンやシートレール部分の電装品の中に紛れ込んで探すのに苦労します。


力を入れすぎないようにしましょう。


外したクリップは変形や破損の有無を必ず確認してください。


Webike公式サイトでプッシュリベットの詳しい取外し手順が写真付きで解説されています

バイククリップの再利用は可能か

リベット式クリップは一度取り外すと爪が摩耗したり変形しやすく、基本的に再利用は難しいです。再利用すると振動などで外れやすくなり、しっかり固定できない可能性があります。状態が良好でピンや爪が損傷していなければ一時的に再利用できるケースもありますが、信頼性は落ちます。


再利用したクリップで起きるリスクは、走行中の振動でカウルが浮く・落下する、見た目が不格好になる、水や埃の侵入による内部部品の劣化などです。


重要な箇所には新品を使用するのが無難です。


結論は使い捨てが原則です。


再使用する場合は、押し込んだピンを上面より手前に引き出してください。ピンを引き出すことでリベットの足がすぼまり、部品の穴に通るようになります。そして通した後でピンをツライチまで押すことで足が広がりロックされます。


プラスチッククリップは構造上、基本的に再利用を前提としていない使い捨て部品として設計されています。10個セットで数百円と安価なため、カウル脱着の際は新品に交換することを推奨します。


フルカバークリップ バイク取付時のコツ

取付前の準備として、ピンを頭より手前に引き出しておく必要があります。これでリベットの4本の足がすぼまり、カウルの下穴に通ります。下穴にリベットを挿入してピンを押す前の状態を確認しましょう。


車体の下周りで手探りでカウルを合わせてリベットを取り付けると、下側のパネルにリベットが通らない状態でピンを押し込み、接合不良が起きることがあります。下穴の位置をはっきり確認してからクリップを挿入してください。ツライチまでピンを押し込めば、カウルの裏側でリベットの足が開いてパネル同士が密着します。


カウル取付時はトルクレンチを使い、締めすぎを予防することも重要です。カウルにはワッシャーではなくゴムワッシャーを使うことで割れを防止できます。


これは必須です。



参考)https://www.goobike.com/magazine/maintenance/attachment/15/


リングハンドルタイプのクリップなら、工具が無くても1/4回転で着脱が可能です。初心者でも扱いやすいタイプを選ぶと作業効率が上がります。


バイクカウル整備で損しないための知識

カウルを無理やり取り外すと、割れたり折れたりして修理代が5千円以上かかります。固定しているボルトやプッシュピンを外し、慎重に作業すれば無事にカウルを取り外せます。カウル本体の交換費用は車種によりますが、工賃込みで数千円から1万円以上になることもあります。


クリップの交換タイミングは、カウル脱着の度に新品にするのが理想です。特にレース車両やツーリングで長距離を走る場合は、走行中の脱落リスクを避けるため必ず新品を使用してください。


痛いですね。



モノタロウでは汎用トリムクリップカウルクリップ7mm10個セットが販売されており、カウル等の固定修理補修に使えます。バイクパーツセンターでは穴径6mm、1パック10個入の製品が手頃な価格で購入できます。在庫確認してからまとめ買いしておくと、急な整備にも対応できます。


参考)https://www.bike-partscenter.com/product/9014/


整備の際はクリップだけでなく、アルミカラーやボルトなども一緒にチェックして、規格を調整しておくと次回の作業が楽になります。


モノタロウ公式サイトでバイク用内張りクリップの適合品を検索できます

フルカバークリップとハーフカバーの違い

フルカバークリップという用語はクリップ単体ではなく、バイクカバー全体を指す場合もあります。バイクカバーのフルカバータイプとは、バイク全体を覆うタイプで、雨水の侵入を防ぎ車体を湿気から守ります。ハーフサイズのカバーは、普段乗りするバイクならフルサイズより便利です。


参考)フルカバーできるおすすめバイクカバー25選 - バイクカバー…


フルカバータイプのバイクカバーは、特殊な防水生地を採用しており大雨でも内部への浸水を効果的に防ぎます。軽量で扱いやすく、着脱が簡単なのも魅力です。長期間の使用にも耐えうる丈夫な縫製で、バイク愛好家に信頼されています。


クリップの話に戻ると、カウルクリップ自体に「フルカバー」という種類があるわけではなく、カウル全体を固定するために複数のクリップを使う意味で「フルカバー」と呼ばれることがあります。


厳しいところですね。


バイクに全然乗らないならフルサイズのバイクカバーで半永久保管すればいいですが、普段乗りならハーフサイズの方がかなり便利です。カバーの着脱時にクリップ部分を傷つけないよう注意しましょう。


参考)フルサイズのバイクカバーよりハーフサイズのカバーをおすすめす…





清和工業 日本製 絶縁フルカバー付きワニ口クリップ500A用赤・黒セット BSCC-500DX +-セット〈SEIWA セイワ〉