パニアケース ステー 自作でコスト削減とカスタム性を実現する方法

パニアケース ステー 自作でコスト削減とカスタム性を実現する方法

パニアケース ステー 自作の基本

パニアケース ステー 自作の魅力
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コスト削減

純正品やメーカー品は1万5千円以上かかるところ、自作なら片側7,000円程度で製作可能

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自由なカスタマイズ

バイクの形状や取り付け位置に合わせて完全オーダーメイドの設計が可能

脱着の自由度

ワンタッチ金具を使えば工具不要で簡単に取り外しできる仕様に

パニアケース ステー 自作に必要な材料と工具


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パニアケースステーを自作する際、ホームセンターで入手できる材料を中心に揃えることができます。基本的な材料として、アルミパイプまたは鉄パイプが必要で、アルミパイプは軽量かつ丈夫でさびにも強いため人気があります。取付金具やボルト類もホームセンターで1時間半程度じっくり選べば、自分のバイクに合った組み合わせが見つかります。
参考)【自作ステー】レブル250にパニアケースとしてアモ缶付けてミ…

工具については、溶接機を使う本格的な方法と、溶接不要でボルト接合のみで組み立てる方法の2種類があります。溶接を行う場合はスズキットのスティッキー80などの家庭用溶接機が利用できますが、初心者には規定規格の取付金具とボルトで組み上げる方法が推奨されます。電動ドリルやグラインダーがあれば加工の幅が広がり、より精密な仕上がりが期待できます。
参考)【YZF-R25】ワンタッチフルパニアステー 自作(ヤマハ …

材料費の目安として、トランク込みで片方7,000円程度、純正品の半額以下で製作可能です。アルミ丸パイプは直径10mm程度のものが扱いやすく、必要な長さに切断して使用します。補強用としてアルミフラットバーも用意すると、耐久性が向上します。
参考)【自分でできるバイクカスタム】ホームセンターにあるものでパニ…

パニアケース ステー DIY 設計の考え方と強度確保

自作ステーの設計では、まず太めの針金で型を作ってイメージを固めるのが効果的です。実際の取り付け位置であるグラブバーの付け根やパッセンジャーステップ周辺を基準に、パニアケースの位置と角度を決定します。デイトナのグラブバーキャリアなど既存の装備と併用する場合は、干渉しないよう注意深く計測する必要があります。
参考)https://x.com/gumrrs/status/1339744266113839104
​youtube​
強度設計においては、アルミフレームの単体強度、BOX強度、接合強度の3つを考慮する必要があります。アルミパイプにスリットを入れて差し込み、叩いて馴染ませてから固定する手法は、接合部の強度を高める有効な方法です。底面がボルト一本だけでは不安定になるため、追加のボルトで固定点を増やすことで安定感がアップします。
参考)https://ameblo.jp/zr746/entry-12621442090.html

テレビ壁掛け用の金具を活用することで、ワンタッチで脱着可能な高強度システムが実現できます。この金具は耐荷重20kgまで対応しており、パニアケースの用途には十分な強度を持っています。金属疲労で折れるような事態に備え、使用中に異常を感じたらステンレス製への交換も検討できます。
参考)DIYカスタムを楽しもう!!: アーモボックスでパニアケース…

アルミフレームの強度計算と設計方法について詳しく解説されています(フレームキャンパス)

パニアケース ステー 溶接技術と接合方法

溶接を用いたステー製作では、仮溶接(点付け)で位置を確認してから本溶接を行うのが基本です。GIVIのサイドパニアステーなど既製品の不要部分をグラインダーで切り取り、必要な形状に加工して再利用する方法もあります。溶接技術に不安がある場合でも、「あまりうまく無いですが」というレベルでも実用に耐える強度は確保できます。
参考)https://ameblo.jp/manabycoron/entry-12578956417.html

鉄パイプを曲げる際は、カセットガスを用いるイワタニのバーナーで真っ赤になるまで加熱すると曲げ加工が可能です。加熱不足の状態で強引に曲げると鉄が割れてしまうため、十分な加熱時間を確保することが重要です。左右2本曲げる加工で3本失敗するなど試行錯誤は必要ですが、5本トライして2本完成すれば製作できます。
参考)サイドケース汎用ホルダー GIVI SB2000 取り付け(…

溶接不要の接合方法として、規定規格の取付金具をボルトで組み合わせる手法があります。この方法なら特別な技術や高価な工具が不要で、ホームセンターで手に入る部品だけで製作可能です。5°のテーパーワッシャーを使用することで、微妙な角度調整ができ、取り付け精度を高められます。​

パニアケース ステー ワンタッチ脱着システムの実装

テレビ壁掛け金具を流用したワンタッチ脱着システムは、パニアケース自作における最も人気のある手法です。VESA規格の壁掛け金具は1,600円程度で購入でき、パニアケースの裏側にドリルで穴を開けてボルトで固定します。補強のために金属プレートを内側にかませることで、取り付け強度が向上します。
参考)https://ameblo.jp/pakupaku-studio-panser/entry-12677407968.html

バイク側には金具の受け部分を荷台やステーに装着し、パニアケース側の金具を差し込んでスライドさせるだけで固定完了です。取り外しも工具不要でワンタッチ操作が可能なため、キャンプ時にバイクから外して使用するといった用途にも最適です。取り付けステーとパニアケースの距離を最小限に抑えられるため、見た目もスッキリします。youtube​
参考)VESAマウント 壁掛け金具 壁掛けテレビ 金具 壁掛け テ…

アモ缶(アーモボックス)をパニアケースとして使用する場合、穴を開けずに脱着可能な状態を維持できるのがこの方式の大きなメリットです。防水性を損なわずにパニアケース化できるため、耐久性の高いミリタリー風カスタムが実現します。左右のサイドボックスがギリギリかわせる位置でセッティングすることで、開閉時の干渉も防げます。youtube​​
カブにテレビ壁掛け金具でパニアケースを装着した実例(パクパクスタジオ)

パニアケース ステー 自作の失敗しないコツと調整方法

自作ステーで最も注意すべき点は、マフラーやチェーン、リアタイヤとの干渉です。サドルバッグと異なり、硬質なパニアケースは山道のヘアピンカーブで地面に擦れる可能性があるため、最低地上高を考慮した設計が必要です。倒し込み時の角度を実際にシミュレーションしながら取り付け位置を決定すると安全です。​
製作時には「不格好なステーになった」「強度的にどうなん?」という不安がつきものですが、実際に使用してみると意外としっかりしているケースが多いです。全くゆさゆさ揺れることがなくなれば精神的に満足度がアップします。ただし金属疲労のリスクは常に考慮し、定期的な点検を行うことが重要です。
参考)https://x.com/toru2712/status/1364854162794573825

調整のコツとして、3脚を使ってトップケースの位置決めをする方法があります。ベースキャリアをセットした時点で、横のケースがギリギリかわせる位置で左右バランスを見ながらセッティングします。廃番になった既製品のステーを参考に採寸して図面化する方法も、失敗を減らす有効な手段です。
参考)ワンオフパーツ設計製作 - 石田精密溶接|埼玉
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バイクとのフィット感を高めるには、アルミステーで補強を1本追加するなど、使用しながら改良を重ねる姿勢が大切です。丸一日かけて取り付けとステー自作を行う覚悟があれば、初心者でも実用的なパニアシステムが完成します。ホームセンターの安物金具でもカッコよく見せるには、形状を綿密に計画することがポイントです。​youtube​

 

 


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