

アップデートせずに仲間と走ると、会話が1人だけ途切れて全員の通信に影響が出ます。
アップデートを始める前に、環境の確認が重要です。まず、必要なのはWindows PCだということを覚えておいてください。
Sena 30Kのファームウェアアップデートは、「Sena Bluetooth Device Manager」というPCソフトを使って行います。 このソフトはWindows 7以降に対応していますが、Macでは使えません。Macユーザーの場合は正規販売店に相談する必要があります。これは意外と見落とされやすいポイントです。
参考)SENA インカムのファームウェア アップデート - UUR…
ソフトのダウンロード方法は2通りあります。
また、PCのアカウント名が日本語だと「Command Line Option Syntax Error」が発生することがあります。 この場合は、アカウント名が英字のサブアカウントを作成してそちらでインストールするだけで解決できます。手間に感じるかもしれませんが、1回やれば問題ありません。
参考)SENA 30K ファームウェアアップデート備忘録 - あめ…
用意するものをまとめると以下の通りです。
準備が整ったら、アップデートは比較的スムーズに進みます。
手順を1つでも飛ばすと、途中でエラーが出るケースが多いです。順番通りに進めることが原則です。
以下の手順で進めてください。ameblo+1
注意点が1つあります。接続時に30Kの電源をOFF状態にしてからUSB接続することが条件です。 電源が入ったまま接続するとデバイスが正常に認識されない場合があります。
アップデートが完了すると、Device Managerの右上にバージョン番号が表示されます。 表示されたバージョンが最新であれば成功です。その後は30KをPCから外してヘルメットに取り付け、電源を入れて動作を確認しましょう。
参考)https://ameblo.jp/roudouking/entry-12644470086.html
参考として、SENA公式のアップデート手順動画(日本語)も非常にわかりやすいです。
SENA公式による日本語でのファームウェアアップデート手順(動画)。
VOL.15 ファームウェアのアップデート(Managerソフトウェアを使って) | SENA Bluetooth Japan
エラーが出ても慌てないでください。ほとんどのケースは原因が決まっています。
最もよく報告されているエラーが、「Failed to update firmware. Cannot get status」です。 このエラーはSENAのサーバーとの通信が切断されたときに発生します。アップデートが30%前後で止まる場合はこのケースが多く、USBハブ経由の接続やファイアウォールの影響が原因のことがほとんどです。reddit+1
対処手順はこの順番で試してください。
また、バージョンが3.4で止まってしまい、それ以上アップデートできないという報告もあります。 最新バージョン(例:30K-03のv4.4)はDevice Managerが最新版でないと表示されないことがあるため、まずDevice Manager自体を最新版に更新してから再試行するのが基本です。reddit+1
SENA公式によるアップデート失敗時の対処法も参考にしてください。
SENA公式:ファームウェア更新が失敗した場合の裏技的な対処法ページ。
VOL.17 ファームウェア更新が失敗した時の対処法 | SENA Bluetooth Japan
自分だけアップデートすると、グループ全員と話せなくなることがあります。これは見落としがちです。
MESH 2.0はMESH 1.0(旧Mesh)と互換性がありません。 つまり、グループの中で1人だけMESH 2.0にアップデートしてしまうと、旧Meshのままの仲間と通信ができなくなります。同じルートを走っているのに、自分だけ会話から取り残される状態になるわけです。これは走行中に発覚すると非常に困ります。
最新のMESH 3.0もまた、MESH 2.0との互換性に注意が必要です。 2024年12月にリリースされた新ファームウェアでは、以下のモデルがMESH 3.0に対応しています。
| モデル | MESH 3.0対応バージョン |
|---|---|
| 30K-01 | v3.5(NEW) |
| 30K-03 | v4.4 |
| 50S-01 | v1.5(NEW) |
| 50R-01 | v1.5(NEW) |
| 50C | v1.4(NEW) |
アップデート後の初期設定ではMESH 3.0が有効になっています。 グループ全員が対応バージョンにアップデートできていない場合は、Sena Motorcycles Appから「MESH 2.0」に戻して運用することもできます。つまりグループライドの前には必ず仲間のバージョンを確認することが条件です。
「sena 30k」と一括りにしていると、モデル違いで手順が変わる落とし穴があります。
Sena 30Kには世代違いの複数モデルが存在します。中古で購入した場合や長期間使用している場合、自分のモデルが「30K」「30K-01」「30K-03」のどれかを確認することが重要です。 30K-03はv4.4でMESH 3.0に対応していますが、初代30KはMESH 3.0非対応のまま据え置かれているモデルもあります。知らないと損します。
また、スマホアプリ「Sena Motorcycles App」でもバージョン確認や一部設定変更は可能ですが、ファームウェアのアップデート自体はPCのDevice Managerでしかできません。 アプリ側でアップデート通知が表示されても、スマホだけで完結しようとすると毎回エラーになります。これが多くのユーザーが詰まるポイントです。
将来的にはOTA(無線アップデート)対応のモデルも登場しており、SENA 60SはスマホアプリだけでアップデートできるOTA対応を実現しています。 現在30Kを使っていてアップデートの手間が気になる場合は、次の買い替え候補として60Sを検討してみるのも選択肢の一つです。ただし通信品質が目的なら、まずは現状の30KをMESH 3.0対応バージョンに更新することで十分な改善が得られます。
SENA 60SのOTAアップデート機能と新機能の詳細。
SENA 60S 製品紹介 | SENA Bluetooth Japan

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