
Kaedear(カエディア) バイク ステム ホール マウント ステマ クランプバー マルチバー セパハン セパレート ハンドル バイク用 スマホホルダー 取り付け KDR-R30-15-17 (15-17mm)
セパハンバイクにスマホホルダーを取り付ける際、最もスマートな方法がステムホール取り付けです。ステムホールとは、ハンドルステムに開いた穴のことで、この穴を利用することでコンパクトに装着できます。ハンドルの中心にスマホをセットできるため、走行中でもスマホを視認しやすく、ナビゲーションや地図の確認が容易になります。
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ステムホール用スマホホルダーは見た目がすっきりするため、SSなどスポーツバイクの機能美を損ないにくいという大きなメリットがあります。通常のバーハンドル用ホルダーと比べて、マウント部分が目立たず自然な雰囲気で取り付けることができます。ただし、種類が少なく価格が高めというデメリットもあります。
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取り付け可能なステムホールのサイズは製品によって異なり、一般的には12.0mmから38.0mm程度の範囲に対応しています。購入前に自分のバイクのステムホールサイズを確認することが重要です。また、深さも製品によって必要な長さが異なるため、仕様を確認しましょう。
ステムホールがないセパハンバイクには、車種専用のマルチバーホルダーを利用する方法があります。マルチバーホルダーとは、スマホホルダーなどを取り付けるための専用バーで、一般的なバーハンドルと同じ直径になっているため、選択肢が大きく広がります。ホンダのCBR250RR、カワサキのNinja250、ヤマハのYZF-R25、スズキのGSX250Rなど、多くの車種に対応する製品がラインナップされています。
マルチバーホルダーのメリットは、ハンドルバー用のスマホホルダーを自由に選べることです。ステムホール用と比べて圧倒的に選択肢が多く、価格帯も幅広いため予算に応じて選べます。デイトナ製のマルチバーホルダーは、バーエンドのキャップボルトが交換可能で、アッシュシルバー、ゴールド、ブルー、レッドなど好みの色にカスタムできます。
デメリットとしては、ハンドル周りがやや煩雑になってしまうことが挙げられます。マルチバーホルダーとスマホホルダーの両方を取り付けるため、SSの機能美を重視する方には受け入れにくい場合があります。しかし、取り付けは比較的簡単で、車種専用タイプなら見た目の違和感を最小限に抑えられます。
セパハン向けスマホホルダーの主要ブランドには、SPコネクト、クアッドロック、RAMマウント、サインハウスなどがあります。それぞれに特徴があり、用途や予算に応じて選ぶことが重要です。
ブランド | 取り付け方式 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|
SPコネクト | 専用ケース+マウント | 中価格 | コンパクトで目立たない、90度回転で着脱 |
クアッドロック | 専用ケース+マウント | 中価格 | ブルーのマウント部が特徴的、振動吸収90%以上 |
RAMマウント | Xグリップ式 | 低〜中価格 | 汎用性が高い、オプション豊富、米軍使用実績 |
サインハウス | アルミ削り出し | 高価格 | 高級感あり、ラバーシート付属 |
SPコネクトとクアッドロックは専用のスマホケースが必要ですが、汎用ユニバーサルインターフェイスも用意されており、対応ケースがないスマホでも使用可能です。RAMマウントはスマホケース不要で、Xグリップでスマホを直接挟み込む方式のため、スマホを買い替えても継続使用できます。
バイクの振動はスマートフォンのカメラセンサーに深刻なダメージを与える可能性があります。特に高回転域で発生する高周波振動が、カメラの光学手ぶれ補正機構に影響を及ぼし、故障の原因となることが研究で明らかになっています。Appleも2021年に「高出力モーターサイクルエンジンにより発生する振動にさらされた場合、iPhoneのカメラに影響が出る可能性がある」と公式発表しています。
参考)https://quadlockjapan.com/pages/vibrationdampener
クアッドロックの衝撃吸収ダンパーは、バイクで発生する高周波振動の最大90%以上を低減します。精密に設計されたシリコン製の吸収パーツを備えた「デュアルシャーシ・サスペンションシステム」が、危険な周波数帯の振動からスマートフォンのカメラを保護します。開発には2年近い期間と、500人以上のライダーによる実走行テストが行われ、テストした全てのスマートフォンで故障が発生しなかったという実績があります。
SPコネクトのアンチバイブレーションモジュールは、独自開発の振動軽減ラバーによる3D振動軽減効果で、スマートフォンに加わる振動を最大60%まで抑制します。デイトナのスマートフォンホルダー3+は、医療機器輸送に実績がある「engelook」という振動軽減素材を採用し、バイク特有の振動からカメラを効果的に守ります。サインハウスのバイブレーションガードは、バイクから生じる高周波振動を低周波振動に変換し、スマホに伝わる振動によるダメージを低減します。
参考)スマートフォンホルダー3+ リジットタイプ|株式会社デイト…
ツーリング中の突然の雨に対応するため、防水性能は重要な選択基準です。多くのスマホホルダーはIP66等級の防水性能を備えており、雨天走行でもスマートフォンを保護できます。SPコネクトやクアッドロックには専用のウェザーカバーもラインナップされており、より確実な防水対策が可能です。
参考)https://quadlockjapan.com/collections/motorcycle
ワイヤレス充電機能を搭載したモデルも増えています。クアッドロックの防水防塵ワイヤレス充電ヘッドは、MagSafe対応のフォンケースと組み合わせることで、スマホをセットするだけで充電が開始されます。SPコネクトのチャージングモジュールも同様の機能を持ち、さらにチャージングアンチバイブレーションモジュールなら防振と充電が一体化しています。RAMマウントユーザーには、デイトナのワイヤレス充電器を貼り付けることで、置くだけ充電対応のスマホをワイヤレス充電できます。
参考)Kaedear バイク スマホホルダー qi USB ワイヤ…
充電機能付きモデルを選ぶ際は、バイクの電源が12Vであることを確認してください。バッテリーレス車や6V、24Vバッテリー車では使用できない場合があります。長距離ツーリングでナビゲーションを常時使用する場合、充電機能は非常に便利ですが、充電ケーブルの取り回しや接触に注意が必要です。
セパハンにスマホホルダーを取り付ける際、いくつかの重要な注意点があります。まず、取り付け可能なスマホサイズとハンドル径を必ず確認してください。特に最大サイズは要チェックで、iPhone 12 Pro Maxなど大型スマホは対応していないホルダーもあります。ステムホール用マウントの場合、ステムホールの直径と深さが仕様に合っているか確認が必要です。
参考)【落ちないのは?】バイク用おすすめスマホホルダー12選!違法…
取り付け方法には工具が必要なタイプと不要なタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。工具必要タイプは付属の六角レンチで締め付けるため、最初の固定に手間がかかりますが盗難防止に役立ちます。工具不要タイプは手で巻けるネジを採用しており、簡単に取り外せるため複数台のバイクで使い回したい方に適しています。
ステムホールにスマホホルダーを取り付けた場合、スマホ装着時に鍵の抜き差しがほぼ不可能になる車種もあります。この場合、バイクから離れる際はスマホとバイクの鍵を一緒に持ち歩く必要があります。給油時などはスマホをマウントから取り外す必要がありますが、SPコネクトやクアッドロックなら取り外し・取り付けが非常に容易です。定期的にマウント部のネジの緩みを確認し、スマホの落下を防止しましょう。