

あなたは1回こすっただけで3年高く払うことがあります。

バイクに乗っていて他人の車、塀、ガードレール、店舗の設備などを壊し、対物賠償保険を使うと、次年度の契約で3等級ダウンするのが原則です。 ここで大事なのは、修理代が少額か高額かではなく、対物賠償を使った事故として扱われるかどうかです。 つまり少額でも重いということですね。
関連)https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-property-damage-cover/
たとえば12等級の人が対物賠償を使うと、翌年度は9等級になる例が公式解説でも示されています。 バイク保険の等級は1〜20等級で、新規は6等級スタートなので、3つ下がる影響はかなり大きめです。 結論は3等級ダウンです。
関連)https://www.axa-direct.co.jp/bike/guide/grade_system_guide/grade_insurance.html
「物損だから人身より軽いはず」と考える人は多いですが、保険の等級制度ではそう単純ではありません。相手がケガをしていなくても、相手の財物に損害を与えて保険金が支払われれば、3等級ダウン事故に入る考え方です。 意外ですね。
関連)https://www.sompo-direct.co.jp/otona/guide/grade/about.html
痛いのは翌年の1回だけではありません。3等級ダウン事故では、次年度から3年間は「事故あり」の割増引率が適用される事故有係数適用期間が続きます。 3年続くのが基本です。
関連)https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-property-damage-cover/
アクサダイレクトの説明では、3等級ダウン事故が1件発生すると、次年度から3年間事故有係数が適用され、無事故なら4年後にようやく元と同じ等級・無事故係数に戻るイメージです。 たとえば今15等級のライダーなら、事故後に12等級へ下がり、その後1年ごとに13、14、15等級と戻していく流れになります。 どういうことでしょうか?
関連)https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-property-damage-cover/
同じ12等級でも、無事故で上がった12等級と、事故後に下がった12等級では保険料が同じとは限りません。事故ありの12等級は、無事故の12等級より高くなると保険会社が明示しています。 つまり等級だけ見ても足りないです。
関連)https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-property-damage-cover/
ここを知らずに「来年だけ我慢すればいい」と考えると、見積もりで想像以上の差が出て驚きます。事故後のコスト感をつかみたい場面では、契約中の保険会社のマイページや継続見積もりで事故あり条件を1回確認する、これが一番早いです。確認だけ覚えておけばOKです。
例外はあります。ですが、対物賠償そのものを使って等級が下がらない、という意味ではありません。 ここは分けて考えるのが基本です。
関連)https://www.sompo-direct.co.jp/otona/guide/grade/accident.html
代表例は弁護士費用特約です。チューリッヒのバイク保険では、弁護士費用等補償特約を使っても等級への影響はないと案内されていますし、一般論としてもノーカウント事故の扱いが知られています。 特約だけは例外です。
関連)https://www.miyata-kotsujiko.com/300/3010/3010003/6252.html
アクサダイレクトのバイク保険でも、弁護士費用等補償特約事故、搭乗者傷害保険事故、無保険車傷害保険事故、人身傷害補償特約事故などは、翌年の等級に影響がなく、無事故と同様に1つ上がるノーカウント事故の例として示されています。 ノーカウントなら問題ありません。
関連)https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-property-damage-cover/
つまり、もらい事故や相手との交渉で困った場面でも、使う補償が特約だけなら等級ダウンを避けられる可能性があります。事故後の連絡で迷いやすいリスクへの対策としては、事故相手と長く揉めそうなときほど、まず契約中の特約一覧をアプリや証券で確認する、この1動作が有効です。特約確認が条件です。
見落とされやすいのは、支払保険金の大小は等級に影響しないという点です。アクサダイレクトは、等級のダウンは事故の種類で決まり、支払保険金の大小は等級に影響しないと明記しています。 金額では決まらないです。
関連)https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-property-damage-cover/
たとえば駐輪場で低速の取り回しを誤って、隣の高級バイクに接触してミラーやカウルを破損したとします。修理額が数万円台でも、対物賠償を使えば3等級ダウン事故として扱われる考え方になるため、「こんな小さな事故なら保険を使っても軽いだろう」は危険です。 痛いですね。
関連)https://www.axa-direct.co.jp/bike/guide/grade_system_guide/grade_insurance.html
逆にいえば、少額事故は自己負担と保険使用の比較が重要になります。保険を使うか迷う場面の対策としては、翌年以降3年の保険料差額と今回の自己負担額を比べる狙いで、事故受付後に保険会社へ「使った場合の継続保険料の目安」を確認する、この行動が実務的です。比較が基本です。
ここは検索上位で浅く流されがちですが、バイク乗りは「事故後に保険会社を変えればリセットできる」と思わないほうが安全です。前契約のデメリット等級や事故あり係数は新たな契約にも引き継がれ、申告しなくても保険会社間の情報交換で確認されると案内されています。 リセット前提はダメです。
関連)https://www.axa-direct.co.jp/bike/guide/grade_system_guide/grade_insurance.html
さらに、無保険期間が8日以上あると新規6等級からと思いがちですが、チューリッヒの解説では、5等級以下のデメリット等級は8日以上空けても6等級スタートにはできず、5等級からになると注意喚起しています。 逃げ切れないということですね。
関連)https://www.axa-direct.co.jp/bike/guide/grade_system_guide/grade_insurance.html
バイクを一時的に降りる予定があるなら、中断証明書で最長10年間等級を維持できる制度もあります。事故後の保険料負担や乗り換え時の損を減らす場面では、納車待ちや売却予定がある時点で中断可否を保険会社に1回確認する、これで不要な取りこぼしを避けやすくなります。 中断確認に注意すれば大丈夫です。
関連)https://www.axa-direct.co.jp/bike/guide/grade_system_guide/grade_insurance.html
対物賠償の3等級ダウンや事故有係数適用期間の基本がまとまっている参考です。制度の前提を確認したい部分の参考リンクです。
アクサダイレクト|事故でバイク保険を使った場合(3等級ダウン事故・ノーカウント事故)
12等級から9等級になる具体例や、8日以上の空白期間、中断証明書の話まで確認できる参考です。等級の戻り方を整理したい部分の参考リンクです。
チューリッヒ|バイク保険の等級とは?保険料の割引率と等級引き継ぎの注意点