Bell Race Star Flex DLX Visorの交換と選び方完全ガイド

Bell Race Star Flex DLX Visorの交換と選び方完全ガイド

Bell Race Star Flex DLX Visorの選び方と交換ガイド

フォトクロミックVisorを昼間に使うと、トンネルの中で視界が一瞬0になる危険があります。


🏍️ Bell Race Star Flex DLX Visor 3つのポイント
🔆
ProTint Photochromicの実力

UV光に反応して自動で色が変わるフォトクロミックVisor標準装備。昼夜の付け替えが不要で利便性が大幅アップ。

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Panovision広視野設計

縦・横ともに従来比で視野角を拡大したPanovision規格。上下左右のヘッドチェックが快適になる光学クラス1レンズ採用。

🔧
ワンプッシュ着脱機構

ヘルメット側面のボタンを押してスライドするだけでVisorが外れる。工具不要、ガレージでもコース脇でも30秒で交換完了。

Bell Race Star Flex DLX Visorの種類と標準装備の内容


Bell Race Star Flex DLX には、標準でPanovision ProTint フォトクロミックシールドが1枚付属しています。 これはUV光に反応して自動的に濃淡が変わるVisorで、晴天時には素早くダーク色に変化し、低照度ではクリアに近い状態を保ちます。 昼夜ともにVisorを交換する手間が省けるため、長距離ツーリングサーキット走行での利便性が格段に向上する仕組みです。blackfootonline+2
このVisorはオプティカルクラス1の光学規格を満たしており、歪みなく広い視野を確保します。 Panovision設計により、縦方向・横方向ともに従来のBell Starより視野角が拡大されており、伏せた姿勢でのライディング中でもヘッドチェックがしやすいのが特徴です。championhelmets+1
つまり「昼用・夜用をいちいち付け替える」という手間は、原則このVisor1枚で解消されます。


参考)TeamMoto Authorised Factory De…


また、標準Visorにはティアオフポスト(ティアオフシールドを装着するための突起)が付いており、本格的なサーキットライダーがそのまま使えるレース仕様になっています。


参考)https://www.championhelmets.com/us/bell/racestar-dlx/helmets.html


Visorの種類 主な用途 特徴
ProTint Photochromic(標準) ツーリング・街乗り・サーキット UV反応で自動調光、光学クラス1、Panovision広視野
クリアVisor(別売) 夜間・曇天重視ライダー 光量変化なし、Pinlockピン付きモデルあり(DKS163)
ダークスモークVisor(別売) 晴天・サーキット 固定濃度、ティアオフポスト付き

Bell Race Star Flex DLX VisorのPinlock対応と曇り止め対策

ProTintフォトクロミックVisorの最大の弱点は、Pinlockインサートに非対応という点です。 Pinlockはシールド内側に専用の曇り止めレンズを装着する仕組みで、多くのプレミアムヘルメットのVisorに標準対応しています。しかしフォトクロミックVisorはその構造上、Pinlock用の2本のピンが設置されていません。


参考)TESTED


雨の日や気温差が大きい朝のツーリングでは、曇りが発生しやすい。 これは痛いですね。


対策としては、別売のクリアVisor(製品コード:DKS163対応Pinlock付きVisor)を購入することが現実的な解決策です。 PinlockのDKS163レンズはBell Race Star DLX Flex専用設計で、対応する3ピン方式のVisorに組み合わせることで強力な曇り止め効果が得られます。


参考)Products


つまり「ProTintで1枚対応」か「クリア+Pinlockで曇り完全対策」か、どちらを優先するかが選択の軸です。


雨天率の高い地域に住んでいるライダーや、秋冬の朝練を欠かさないライダーには、別売のPinlock対応Visorをサブとして1枚用意しておく使い分けをおすすめします。


Bell Race Star Flex DLX VisorのワンプッシュVisor交換手順

Bell Race Star Flex DLXのVisor交換は、工具不要のワンプッシュ着脱機構を採用しています。 慣れれば30秒もかからずに交換できる設計で、コース脇での緊急交換にも対応しています。


交換手順はこのとおりです。


  1. Visorを全開(フルオープン)状態にする
  2. ヘルメット左右側面の黒いボタンを押し込む
  3. Visorを前方にスライドさせると外れる
  4. 新しいVisorを逆の手順でベースプレートに差し込む
  5. Visorを数回開閉して、しっかりシールされているか確認する

これが基本です。


ポイントは、ベースプレートの左右でプレートの形状が非対称(片側が少し大きい)になっている点です。 これはVisorが正しい向きにしか取り付けられないようにするための設計で、誤装着によるシール不良を防いでいます。装着後にVisorを開閉してガタつきや隙間がなければ、正しく装着できています。


参考:Visor着脱の公式手順解説(スポーツバイクショップ動画)
How to change a Bell Pro Star, Race Star, Star and SRT Modular visor – SportsBikeShop公式YouTube

Bell Race Star Flex DLX VisorをProTintフォトクロミックで使うときの注意点

ProTintシールドはUV光(紫外線)に反応して色が変わります。 注意が必要なのは、トンネルや立体駐車場など紫外線が急になくなる環境での遅延です。フォトクロミックレンズは「暗くなる」反応よりも「明るくに戻る」反応のほうが遅い傾向があり、トンネルから出た直後より、トンネルに入った後にVisorが濃いままの状態が数十秒続くことがあります。


参考)Race Star DLX Flex


これは体感的に「視界が暗い」という状態です。


参考)Bell Race Star Helmet: a 20,00…


また、フォトクロミックレンズは経年劣化で調光能力が落ちることが知られています。一般的なフォトクロミックレンズは2〜3年で変色速度が低下し始め、最終的に「常時薄いスモーク状態」で固定されることがあります。高頻度で使用するライダーは、年に1回程度のVisor状態確認を目安にしてください。


寒い季節には注意が必要です。気温が低いほどフォトクロミックレンズの調光反応が遅くなる特性があるため、冬の朝一番ではVisorが思ったより透けにくいことがあります。


参考:Bell Race Star Flex DLXの詳細スペックと日本語レビュー
BELLの本気!プロライダー向け最上位ヘルメット Bell Race Star Flex DLX レビュー(pastel-software.work)

Bell Race Star Flex DLX VisorのPanovision設計が他社と違う理由

一般的なフルフェイスヘルメットのシールドは視野角が水平方向で約180度程度ですが、Bell Race Star Flex DLXのPanovisionシールドはチン部(あご部分)に向かって特殊なカットアウトが設けられており、垂直方向にも視野が広がる独自設計です。 これにより、前傾姿勢の強いスポーツライディングポジションでも下方向が見えやすく、フルブレーキング時にメーターが確認しやすいという利点があります。revzilla+1
これは使えそうです。


重量は1,540グラム(Mサイズ)で、これは500mlペットボトル約3本分の重さです。 同クラスのフルカーボンシェルヘルメットとしては「比較的軽量」の部類に入り、長時間ライディングでの首への負担が軽減されます。bikereview+1
ライダーの視野確保という観点からは、Panovision構造はSNELL M2020認証やECE 22.06といった安全規格の視野角要件を余裕でクリアするレベルの広さを持っています。 サーキット専用ではなく公道ツーリングにも十分対応できる理由がここにあります。


参考:Bell Helmets公式製品ページ(Race Star DLX Flex)
Race Star DLX Flex – Bell Helmets公式サイト




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