安房峠道路料金2025年バイクで通る前に知ること

安房峠道路料金2025年バイクで通る前に知ること

安房峠道路の料金と2025年バイク通行の注意点

あなたのバイクが125cc未満なら、安房峠道路(安房トンネル)には1円も払わずに入れません——通行自体が禁止されているからです。


📋 この記事の3ポイント要約
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2025年の通行料金

軽自動車等630円、普通車790円。ETC特別割引(終日30%引き)を使えばさらにお得。深夜割引と重複適用はできない点に注意。

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バイクの通行制限

安房峠道路は自動車専用道路。125cc未満の二輪車は通行不可。原付・原付二種は旧道(安房峠)経由となり25〜30分以上かかる。

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無料化は2049年まで先送り

2022年に料金徴収期限が2037年から2049年に12年延長。安房トンネルの補修費用確保のため、当面有料のまま運用が続く。

安房峠道路の2025年最新通行料金と車種別の費用

安房峠道路の通行料金は、車種によって細かく区分されています。2023年時点(2025年も同額が継続)の料金は以下のとおりです。


車種 通常料金 ETC特別割引(終日30%引き)
軽自動車等(バイク含む) 630円 約441円
普通車 790 約553円
中型車 940円 約658円
大型車 1,310円 約917円
特大車 2,150円 約1,505円

バイクは「軽自動車等」に区分されます。つまり630円が基本料金です。


参考)安房峠道路 - Wikipedia


料金所(平湯TB)は岐阜県側にあり、自動精算機対応です。ETCカードリーダー(ICCR)は2010年4月から利用可能になり、一旦停止型ETCレーンは2012年12月から導入されています。 ETC特別割引は終日30%引きですが、時間帯割引(深夜割引など)との重複適用はできません。お得度が高いのはETC特別割引が条件です。


現金払いでも自動精算機で対応できるため、ETCを搭載していないバイクでも問題ありません。ただしETC搭載車なら終日30%引きとなるので、往復で約380円の節約になります。これは使えそうです。


安房峠道路のバイク通行制限——125cc未満は走れない

安房峠道路は自動車専用道路に指定されています。125cc未満の二輪車(原付・原付二種)は通行できません。


参考)https://sstr.jp/2025/05/10/traffic-regulations-on-aboutouge/


誤って125cc未満のバイクで進入すると、取り締まりの対象になります。 「自動車専用道路通行禁止違反」として交通違反になるため、法的リスクが発生します。知らなかったでは済まされません。


125cc未満のバイクが中の湯〜平湯間を移動するには、国道158号線の旧道(安房峠)を使う必要があります。旧道はヘアピンカーブが連続する険しい峠道で、所要時間は25〜30分以上かかります。 安房峠道路なら約6分の区間です。 約5倍の時間差があるということですね。


参考)安房峠越えを国道158号線(旧道)で有料道路を回避してみたら…


ナビアプリを使う場合は必ず「原付二種」設定や「自動車専用道路不使用」に切り替えておくことが条件です。 設定を変えるだけで正しいルートに誘導されます。行動1つで解決できます。


SSTR公式:安房峠道路(安房トンネル)125cc未満の車両の通行について(2025年5月掲載)

安房峠道路のETC割引を最大活用する方法

ETC割引には「ETC特別割引(終日30%引き)」と「地方部の時間帯割引(深夜割引・休日割引)」の2種類があります。 両方の重複適用はできないため、どちらが得かを事前に判断する必要があります。


深夜割引(0時〜4時)は最大50%引きで、ETC特別割引の30%より割引率が大きいです。 つまり夜間走行なら深夜割引の方がお得です。昼間の通行ならETC特別割引が唯一の割引手段になります。


バイクの場合、軽自動車等区分の630円にETC特別割引を適用すると441円になります。往復だと約378円の節約です。ツーリングで何度もこの道を通るなら、ETC取り付けのコストを早期回収できます。ETC車載器の取り付けは二輪専用タイプが各メーカーから発売されており、工賃込みで2万円前後が目安です。


旧道(安房峠旧道)との比較——有料道路を使う価値はあるか

安房峠道路(安房トンネル)と旧道(国道158号線の安房峠区間)には、以下のような違いがあります。


比較項目 安房峠道路(有料) 旧道・国道158号(無料)
距離 約5.6km 約15.6km
所要時間 約6分 25〜30分以上
料金(バイク) 630円(ETC割引あり) 無料
冬季 通年通行可能 11月〜5月頃は通行止め
制限速度 80km/h 低速(峠道)

旧道を走って節約できる金額は630円です。一方、距離差は10kmなのでガソリンを約1L余分に消費します。 燃料代を加えると実質的な節約額は小さくなります。


旧道は雨量規制でも通行止めになることがあります。 規制発動時は必然的に有料の安房峠道路を使うことになるため、旧道に頼るツーリング計画は注意が必要です。JARTIC(日本道路交通情報センター)のウェブサイトや電話で事前に規制情報を確認しておくのが基本です。バイクライダーなら旧道のヘアピンカーブを楽しむ目的でなければ、時間と安全性を考えると有料道路に価値があるということですね。


安房峠道路の2049年まで有料継続——バイクライダーが知っておくべき背景

安房峠道路の料金徴収期限は、もともと2037年の予定でした。しかし2022年3月に2049年まで12年延長されています。


参考)安房峠道路「無料化12年先送り」2049年まで料金徴収へ 一…


理由は安房トンネルの「水抜き坑」に変状(ひび割れなど)が発見されたからです。 安房トンネルは焼岳火山群の高温帯を通過しており、大量の湧水が発生する特殊な環境にあります。 湧水を外へ排出するための水抜き坑の補修費用を料金収入で賄う必要があり、徴収期間が延びました。厳しいところですね。trafficnews+1
無料化を期待していたライダーには残念な情報ですが、現実として2049年3月30日まで有料です。 今後27年以上は料金を払い続けることになります。長期的に見るとETC取り付けの投資回収は十分に可能なコスト計算になります。


また、安房峠道路は過去に一度、2010年6月28日〜2011年6月19日まで「無料化社会実験」として無料で通行できた期間がありました。 しかしその後、料金徴収が再開されています。当時を知っているライダーには「また無料にならないか」という期待もあるかもしれませんが、当面その可能性はありません。


乗りものニュース:安房峠道路「無料化12年先送り」2049年まで料金徴収へ(補修費確保の詳細解説あり)
Wikipedia:安房峠道路(料金・歴史・沿革の詳細)