

あなた、クルーザー感覚で乗ると2.52秒で判断が狂います。
ディアベルV4 RSは、ドゥカティ公式の日本語ページで装備重量177.6kg、最高出力120ps、最大トルク9.5kgm、価格240万8000円と案内されています。数字だけ見ると大型ネイキッドの延長にも見えますが、実際はカーボン外装やRS専用カラーを含む特別仕様で、通常モデルとの差を装備面でも出しているのが特徴です。
https://www.ducati.com/jp/ja/bikes/diavel/diavel-v4-rs/insights
ここが重要ですね。
しかも、フロント・リアマッドガード、クラッチカバー、トップフェアリング、燃料タンクカバー、シングルシートテール、エアインテークダクトなどにカーボンを使い、Diavel V4比で3kg軽くなっています。3kgというと数字だけでは小さく見えますが、満タンに近いペットボトル1.5Lを2本ぶん減らす感覚に近く、押し引きや切り返しでは体感差になりやすいです。
関連)https://www.ducati.com/jp/ja/bikes/diavel/diavel-v4-rs/insights
価格を見ると一瞬ひるみます。ですが、限定性や専用外装を含めて考えると、単なる“高いクルーザー”では片づけにくいです。結論は用途次第です。
このモデルでまず外せないのが加速です。報道ベースでは、Diavel V4 RSは1103ccのデスモセディチ・ストラダーレを積み、最高出力182馬力、最大トルク120Nm、0-100km/h加速2.52秒という数値が示されています。
関連)https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/ba09414b4db25947680bf9d8cb09e52d6564e4b2/
つまり別物です。
0-100km/hを2.52秒というのは、信号スタートの感覚で軽く開けたつもりでも景色の流れ方が一気に変わる領域です。バイクに慣れた人ほど、見た目から「ディアベル系だから安定して前に出るタイプ」と読みがちですが、RSはその予想を上回る反応を返してきます。
ここでのデメリットは明快です。普通のクルーザーのつもりで右手を使うと、短時間で速度が乗りやすく、街中では余裕より緊張が先に来る場面があります。速度取締りや不意の追い越し判断に関わるので、試乗でも最初からスポーツ気分で乗るより、まず出力モードを穏やかにして感触をつかむほうが安全です。
加速の凄さを知るための参考として、公式の技術解説があります。
Ducati公式:Diavel V4 RSの軽量化、価格、装備重量などの基礎情報を確認できます。
意外ですね。
この方向性は、RSでも単に“速いだけ”で終わらせず、日常域やツーリングでも所有満足を出したい設計思想と相性がいいです。バイクに乗っている人ほど、ハイパワー車は長距離で疲れると思い込みやすいですが、電子制御とポジション調整が効くモデルは、その常識を少し崩してきます。
ただし快適装備があるから万能、とは言い切れません。機能が多い車両は、納車直後に設定を詰めずに乗ると本来の扱いやすさを活かせないので、街乗り中心なら最初にライディングモードと介入レベルを確認するだけで失敗を減らせます。設定確認が基本です。
扱い方が条件です。
これは時間の損にも直結します。出力が強い車両を街中で常に持て余すと、信号ごとの神経の消耗が増え、せっかくの休日ライドでも早く疲れます。逆に、街では穏やかなモード、高速やワインディングで本領発揮という使い分けができると、このクラスの車両でも付き合いやすくなります。
お金の面でも同じです。高性能車は車両本体だけ見がちですが、倒し込みや取り回しに慣れる前の立ちゴケ、タイヤ消耗、保険条件の見直しまで含めて総額で考えるほうが現実的です。保険やドラレコ確認なら問題ありません。
街乗りと試乗時の感覚を掴む参考として、一般道での扱いやすさが書かれた試乗記があります。
検索上位ではスペックや価格、加速ばかりが目立ちますが、実はこのバイクは“見られ方”まで含めて買うモデルです。ディアベル系はタンクの張り出し、極太タイヤ、むき出しのエンジン、専用カラーのインパクトが強く、停めた瞬間から存在感が出るので、単なる移動道具ではなく、所有体験そのものに価値を置けるかが満足度を左右します。
関連)https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/ba09414b4db25947680bf9d8cb09e52d6564e4b2/
ここは分かれ目です。
数字の速さだけで選ぶなら、ほかにも候補はあります。ですが、Diavel V4 RSは“クルーザーっぽいのに、実際は加速も装備も相当過激で、しかも限定感がある”というズレが魅力です。このズレを面白いと感じる人には刺さりますし、逆に素直なツアラー感覚を求める人にはオーバースペックになりやすいです。
だから選び方は単純です。試乗で最初の10分に感じる「速すぎる」ではなく、30分後に残る「また乗りたい」で判断するのが失敗しにくいです。結論は相性です。
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