

レースで1位を取らないとスポンサーシップは絶対に無理、と思っていませんか?実は、Maxima Racing Oilsは年間平均2,600ドル以上の節約を提供しながらアマチュアライダーにもスポンサー契約を結んでいます。
Maxima Racing Oilsは1979年、カリフォルニア州サンティーで創業したレーシングオイル専業メーカーです。創業から45年以上が経過した今でも、カジュアルな自動車向け市場には一切参入せず、レーシング・ハイパフォーマンス分野のみに特化しているという姿勢を貫いています。その製品は現在、世界50カ国以上で使用されており、Monster Energy SupercrossやNHRA、Baja 1000など国際的なトップレースでも採用実績を持っています。
スポンサーシップの対象は非常に幅広く、プロモトクロスからアマチュアモトクロス、オフロード(プロ・アマ)、ATVモトクロス・オフロード、マウンテンバイキング、そしてロードレースまでカバーしています。これが重要なポイントです。Maximaは「世界クラスのレーサーのために作られた」というブランドメッセージを持ちながら、実際には入門レベルのアマチュアライダーでも対象としている懐の深いプログラムを運営しています。
| 対象スポーツ | プロ | アマチュア |
|---|---|---|
| モトクロス | ✅ | ✅ |
| オフロード | ✅ | ✅ |
| ATV | ✅ | ✅ |
| マウンテンバイク | ✅ | ✅ |
| ロードレース | ✅ | ✅ |
申請窓口は大きく2つです。まず公式サイト(maximausa.com)の専用ページから直接申請する方法、そしてMXsponsor(mxsponsor.com)という第三者プラットフォームを経由する方法があります。MXsponsorは2005年の設立以来、業界最大のモトクロス・スポンサーシップ仲介プラットフォームとして成長しており、これまでに累計200万件以上のスポンサー契約を成立させてきた実績があります。つまり選択肢が2つあるということですね。
Maximaの欧州法人(maximaeurope.eu)も同様のプログラムを展開しているため、日本を含むアジア・ヨーロッパのライダーでも申請のチャンスがあります。ただし応募対象や採用条件はリージョンによって異なる場合があるため、事前に各公式サイトで確認することが条件です。
申請の第一歩は、ライダーレジュメの作成です。これは就職活動の履歴書と同じ考え方で、自分というブランドをMaximaに売り込む営業資料だと捉えてください。写真(レース中・ポーズ両方)と実績リストを必ず含め、Maximaに対してどれだけの広告価値を提供できるかを具体的に示すことが核心です。
レジュメに盛り込むべき主な要素は以下の通りです。
注意したいのは、Maximaは応募数が非常に多く、採否通知を全員に送ることができないと公式に明言している点です。不採用通知は届かないのが原則です。これはデメリットのようにも聞こえますが、逆に言えば「申請しても即座に門前払いになることはない」ということでもあります。数の勝負で申請を重ねることに意味があります。
申請で重要なのは「あなたが何を得たいか」ではなく「Maximaに何を提供できるか」という視点です。割引製品や無料商品を求める姿勢ではなく、ブランドの認知向上に貢献する意欲を前面に出すことが採用の近道です。これが基本です。製品の知識を事前に深めておくことも欠かせません。Maximaがレース専業ブランドである背景、Castor 927の特性、PEACテクノロジーの仕組みなど、製品について自分の言葉で語れる状態にしておくことで、申請書の質が格段に上がります。
現代のスポンサーシップにおいてSNSは欠かせない要素です。Maximaはスポンサードライダーに対して、Instagram・Facebook・X(旧Twitter)などのプラットフォームを通じたブランドのプロモーションを期待しています。公式Instagramでは241件の「いいね」を集めた投稿で直接「MXsponsor経由でスポンサーシップに応募しよう」と呼びかけており、SNSを積極的に活用するライダーを歓迎する姿勢が読み取れます。
SNS活用で重要な点は3つです。
フォロワー数が少なくても諦める必要はありません。Maximaが求めるのはフォロワー数の絶対値ではなく、活動の継続性と情熱の深さです。これは使えそうです。ライダーが実際にMaxima製品を日常整備で使用し、その体験をSNSに投稿し続けることが、何よりも説得力のあるブランドアンバサダーの姿と言えます。
ブランドアンバサダーとしての振る舞いはSNS上だけにとどまりません。レース会場でのスポンサーへの言及、口コミ、他ライダーへの製品紹介なども評価対象になります。スポンサーを批判したり、他社製品を公に比較して貶めたりする行動は契約終了のリスクに直結します。口コミによる評判は業界内で広まりやすく、1つのブランドとの関係を壊すと、その後の別ブランドへの申請にも影響することがあります。
また、レーススケジュールを事前にスポンサーと共有し、レース後の結果報告を習慣化することで長期的な信頼関係が構築されます。スポンサーはライダーの成績だけでなく、コミュニケーション能力と誠実さを重視しているケースが多いです。関係の継続性が条件です。
スポンサーシップを通じてライダーが受け取るメリットの大部分は「製品の割引」です。MXsponsorのデータによると、スポンサー契約を持つライダーは平均して年間2,646ドル(約39万円相当)のコスト削減を実現しています。ギア類(ヘルメット・ブーツ・ジャージなど)の平均小売価格が2,060ドルのところ、スポンサー価格では980ドルまで下がる計算です。
パーツ類でも同様の恩恵があります。平均小売価格2,610ドルのところ、スポンサー価格では1,044ドルまで圧縮されるというデータが示されています。これをバイク1台分のランニングコストに置き換えると、東京ドーム約5個分の面積を持つショッピングモールを一巡するような全ての必要用品を約半額で調達できるイメージです。痛い出費が減りますね。
Maxima Racing Oils単体のスポンサーシップで得られる製品割引の具体的な割合は公式には公表されていませんが、MXsponsorのプラットフォームを利用することで複数ブランドからの割引を同時に受け取ることができます。Maxima以外にも、O'Neal、OGIO、Twin Air、Cycra、Renthalなど業界トップブランドが同プラットフォームに参加しており、一度プロフィールを作成するだけで複数社へのアプローチが可能です。これは効率的です。
なお、スポンサーシップは金銭的な報酬(ギャラ)が発生するケースは主にプロレベルに限られます。アマチュアレベルでは、製品の無償提供や割引が主な形態となります。アマチュアライダーにとってスポンサーシップは「もらう」というより「割引価格でブランドと関係を築く」という認識が実態に近いです。つまり互恵関係です。
スポンサーシップの申請競争において、多くのライダーが見落としている差別化ポイントが「製品への深い理解」です。Maximaの公式ページには「PEAC TECHNOLOGY」という独自技術への言及があります。これはPolymer-Enhanced Additive Complexの略で、長時間・高負荷環境下でのエンジン保護を最大化するための添加剤技術です。申請書や面談の中でこの技術名を自然に出せるライダーは、製品への熱量と勉強熱心さを同時にアピールできます。
また、Maximaの象徴的製品「Castor 927」は2ストローク専用オイルで、天然ヒマシ油(カスター油)と合成油を配合し、生分解性も持ち合わせたユニークな製品です。この製品はMaxima創業の原点であり、ブランドの精神的な柱でもあります。実際にCastor 927を使用してその特性(独特の芳香、フィルム強度、高回転時のエンジン保護性能)を自分の言葉で語れると、申請書の内容が一段と具体性を帯びます。意外ですね。
製品知識を深める具体的なアクションは次の通りです。
レーススキルとSNS影響力が同程度のライダーが複数申請してきたとき、採否を分けるのはブランドへの熱意と理解度です。Maximaは単なる「広告媒体」としてのライダーではなく、共にブランドを育てる「仲間」を求めています。申請書にこの視点が滲み出ているかどうかが、アマチュアライダーにとって最も重要な差別化要素になります。結論はブランド愛です。
スポンサーシップを目指す前の準備として、MXsponsorへの無料アカウント登録と、Maxima製品を実際に使ったSNS投稿の積み重ねを、まず一つの行動として実践してみてください。
参考:Maxima Racing Oils公式スポンサーシップページ(申請フォームへのリンクあり)
https://maximausa.com/pages/maxima-sponsorship
参考:MXsponsor公式サイト(2005年以来200万件超のスポンサー契約実績、ライダーの平均年間節約額2,646ドルのデータ掲載)
https://mxsponsor.com/
参考:モトクロス・スポンサーシップ取得の実践ガイド(複数企業への申請方法、SNS活用、プロ意識の持ち方を詳解)
https://eu.riskracing.com/blogs/news/how-to-get-sponsored-in-motocross-the-ultimate-guide
参考:Maxima Racing Oils ブランド・製品・実績の詳細プロフィール(Castor 927の特性、創業の経緯、受賞歴を掲載)
https://www.fixyourdirtbike.com/profiles/maxima-racing-oils/