ヤマルーブブルーバージョンフォースクーター バイク|性能と選び方

ヤマルーブブルーバージョンフォースクーター バイク|性能と選び方

ヤマルーブブルーバージョンフォースクーター バイク

TMAXに使うとクラッチが滑ります。


この記事の3つのポイント
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スクーター専用設計

摩擦低減剤を多く配合した部分合成オイルで、乾式自動遠心クラッチ搭載のスクーターに最適化されています

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MB規格の特徴

JASO規格MBは摩擦係数が低く、CVT車やクラッチレス車向けに燃費と省エネ性を重視した設計です

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適合車種の確認

湿式クラッチ車には使用不可で、誤って使用するとクラッチが滑るなどの重大なトラブルにつながります

ヤマルーブブルーバージョンの基本性能と特徴


ヤマルーブブルーバージョンフォースクーターは、ヤマハが開発したスクーター専用の4ストロークエンジンオイルです。部分合成油をベースに、摩擦低減剤を効果的に配合しています。


参考)ヤマルーブ ブルーバージョン For スクーター 1L


この摩擦低減剤の作用により、アイドリング安定性・省燃費性・出力向上などの効果が期待できます。JASO規格はMB、SAE粘度は10W-40です。


参考)【送料無料】ヤマハ(YAMAHA) スクーター エンジンオイ…


高回転かつ高温で運転される二輪車エンジン特有の要求性能に合わせて開発されています。50ccスクーターからミドルスクーターまで、乾式自動遠心クラッチ使用のスクーターに最適です。


参考)ワイズギア ヤマハ純正 ヤマルーブ ブルーバージョン For…


実際のユーザーレビューでは「エンジン音が明らかに変わり、かなり静かになる」「排気音が軽やかになり、軽快走行を感じる」といった評価があります。


つまり体感できる変化があるということですね。



参考)https://www.monotaro.com/review/product/03985136/


ヤマルーブFXの適合車両にも使用でき、XJR400シリーズやFZRシリーズなど一部の4気筒車にも対応しています。4ミニスクーターの後継オイルとして位置づけられています。


ヤマハ公式:ヤマルーブ ブルーバージョン For スクーター 製品詳細ページ

ヤマルーブブルーバージョンが適合するバイク車種

ヤマルーブブルーバージョンが使える車種は、乾式自動遠心クラッチ仕様のスクーターに限定されます。50ccから155ccまでのスクーターが対象です。


参考)https://www.yaoyorozudo.net/shopdetail/000000054492/


具体的には、ヤマハのJOG、VINO、シグナスX、Tricity300などが該当します。XJR400R、XJR400S、FZR400RR、FZR250R、FZX250ジール、FZ250といった4気筒車両にも使用可能です。


参考)https://cyabo.moo.jp/r-asap/bike-chemical/21795


一方で、TMAXには絶対に使用できません。湿式クラッチを採用している車両全般が使用不可です。


どういうことでしょうか?
湿式クラッチ車にMB規格オイルを使うと、摩擦係数が低すぎてクラッチが滑ってしまいます。動力がうまく伝わらず、加速不良や走行不能につながるリスクがあります。


参考)MB指定スクーターにMAオイルを使っても大丈夫?用途別に違い…


クラッチ方式がわからない場合は、車両の取扱説明書や販売店で確認しましょう。誤った選択はエンジンやクラッチに悪影響を及ぼす可能性があります。


ヤマルーブブルーバージョンのMB規格とMA規格の違い

JASO規格のMAとMBは、オイルの摩擦係数(滑りやすさ)が大きく異なります。MBは摩擦係数が低く、スクーターや原付に使用される規格です。


参考)バイク用規格「MA・MA1・MA2・MB」の違いは? 滑るけ…


MAは湿式クラッチ車向けで摩擦特性が高く、クラッチの滑りを防ぐ性能があります。一方MBは摩擦を低減して燃費向上を狙った設計で、クラッチのないCVT車に最適です。


MB指定のスクーターにMAオイルを使うと、すぐに致命的な問題は起きにくいですが、いくつかのリスクがあります。燃費性能が落ちる可能性、エンジン内部の抵抗増加による効率低下、長期的なカーボン蓄積やオイルポンプへの負担増などです。


逆にMA指定車にMBオイルを使うと、クラッチが滑って走行に支障が出ます。


摩擦係数が基準に満たないためです。



つまり規格の違いは車両設計に直結しているということですね。


あるユーザーは「MA規格でも問題ないが、MBだと摩擦させない添加剤が多く入っているのでエンジンだけに特化した高温かつ高回転なスクーターにはもってこい」と評価しています。


指定規格を守ることが最も安全な選択です。



ヤマルーブブルーバージョンの交換時期と頻度

スクーターのエンジンオイル交換タイミングは、一般的に3ヵ月~半年、または走行距離3,000~5,000kmが目安です。


エンジンが空冷か水冷かで変わります。



参考)https://www.zurich.co.jp/motorbike/guide/cc-bike-oil-change/


空冷エンジンは3,000km程度、水冷エンジンは5,000km程度で交換するのが基本です。新車時は初回1,000km程度走行したところで最初のオイル交換を行います。


あるユーザーは「空冷エンジンだと2000kmで交換する」と述べています。高温環境や渋滞路を多く走る場合は、早めの交換が推奨されます。


どうして空冷だと短いんでしょう?
空冷エンジンは水冷に比べてエンジン温度が高くなりやすく、オイルの劣化が早く進むためです。冷却装置がないため、オイルが高温にさらされ続けます。


参考)スクーターのミッションオイル交換は必要?エンジンオイルを使っ…


スクーターのファイナルギヤ部も密閉空間でオイルが冷やされないため、定期的なミッションオイル交換も必要です。高温環境では潤滑や冷却の性能が落ちて故障の原因になります。


走行距離や使用環境に応じて、柔軟に交換時期を調整しましょう。オイルの色や粘度を定期的にチェックすることで、劣化具合を把握できます。


ヤマルーブブルーバージョンと他社オイルとの比較

ヤマルーブブルーバージョンは純正オイルとしての安心感がある一方、リッターあたりの価格は高級オイルの部類に入ります。ホンダスズキカワサキの4サイクル車にも使用できる汎用性の高いスクーター用オイルと比較すると、やや割高です。


参考)https://www.monotaro.com/s/q-%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%96%20%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3/


しかしヤマハのスクーターを使用するユーザーからは「メーカー指定純正としてとても良いオイルで、愛車とのマッチングも良いことが体感できた」という評価があります。大型車用の固いオイルを使うと加速が悪くなる一方、ブルーバージョンでは「顕著に違いが判る」とのことです。


非力なスクーターには特に適しています。使用量は0.9~1.0リットルなので、1本で足りる点も経済的です。


意外ですね。


汎用オイルは幅広い車種に対応する分、特定車種への最適化は犠牲になっています。ブルーバージョンはスクーター専用設計なので、エンジン特性に合った性能を発揮できます。


参考)スクーター専用オイル「YAMALUBE BLUEバージョン」…


「変な曲もなく、安心安全な純正品。コスパもいいのでリピートしている」というリピーターも多く見られます。純正指定オイルを使うことで、メーカー保証の面でも安心できます。


価格と性能、保証のバランスを考慮して選ぶのが条件です。


ヤマルーブブルーバージョンの注意点とデメリット

ヤマルーブブルーバージョンを使う上での最大の注意点は、適合車種の確認です。


湿式クラッチ車には絶対に使用できません。



TMAXは代表的な使用不可車種で、誤って使うとクラッチが滑って走行に支障をきたします。2018年以降のJOG&VINOシリーズには専用オイルがあり、ブルーバージョンは推奨されていません。


参考)https://www.ysgear.co.jp/support/catalog/bike/pdf/yamalube_2025.pdf


価格面では、リッターあたりのコストが高めです。頻繁にオイル交換が必要な空冷エンジン車では、年間のオイル代が高くなる傾向があります。


容器の注ぎにくさを指摘するユーザーもいます。「プラスチックの注入ノズルを付けていただけるとありがたい」という要望が見られます。


これは使えそうです。


別売りのオイルジョッキやノズルを用意しておくと、作業がスムーズになります。ホームセンターやバイク用品店で数百円程度で購入できます。


長期的な使用でピストンリングへの影響を指摘する声もあります。あるユーザーは「新車より高級某MA規格オイル使っていた結果リング3万キロ持たず」と述べており、規格の重要性を強調しています。


指定規格を守り、定期的な交換を心がけることが必須です。




ヤマハ オートルーブスーパーFD 1L 2輪2サイクル用 純正オイル 0680024