

スノーモービルの公道走行に国際Aライセンスは不要です。
FIMスノークロス世界選手権は、国際モーターサイクリスト連盟(FIM)が2004年から毎年開催している雪上レースシリーズです。2026年シーズンは1月31日から2月1日にトルコのリゼで第1戦・第2戦が開催され、4月10日から11日にノルウェーのトロンハイムで最終戦が行われます。スノーモービルを使用して起伏やカーブ、ジャンプセクションが設置された雪上コースを周回し、決められた時間内での周回数で順位を競います。
参考)FIM SNOWCROSS WORLD CHAMPIONSH…
基本的なレース形式は、公式練習10分以内、公式予選3周、そして決勝レースという流れです。クラスによって決勝レースの時間が異なり、ジュニアクラスとモディファイB級は10分プラス1周、モディファイA級とスーパークラスは15分プラス1周で争われます。
つまり時間との戦いです。
参考)雪上のモトクロス‼全日本スノーモビルを知っていますか? - …
スーパークラスのみ15分プラス1周を2ヒート行う特別形式となっており、最高峰クラスの激しさが際立ちます。この競技は新深雪、極低温、標高差(海抜0mから3,000m地域まで)、地域性など広範な条件下での走行が可能なスノーモービルの特性を最大限に活かしています。
これが基本です。
参考)https://global.yamaha-motor.com/jp/design_technology/technical/publish/pdf/browse/42ts_02.pdf
世界選手権で使用されるスノーモービルは、ロードレース世界グランプリのマシンよりもさらにハイパワーかつ高トルクです。スノーモービルは「雪のスノー」と「自動車のオートモビル」を合わせた造語で、エンジンを動力源としキャタピラの駆動による推進力とスキーによる操舵で雪上を走行します。
これは意外ですね。
マシンの構造上、雪上でのトラクションとコントロール性能が重要になります。周回が進むにつれて踏み固められた雪のコースがハイパワーマシンによって荒らされ、あちこちにギャップと呼ばれる窪みが発生します。このギャップをいかに攻略するかが勝負の分かれ目であり、スノークロスの面白さの一つです。
参考)雪上のモトクロス「スノークロス」競技は初心者でも参加できる!…
テーブルトップやウォッシュボードなど、テクニカルなセクションを乗り越えるには、マシンの性能だけでなくライダーの技術と判断力が不可欠です。路面状況が刻々と変化するため、ライダーは常に最適なラインを探しながら走行する必要があります。
厳しいところですね。
日本では2026年からMFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)全日本スノークロス選手権と名称が変更され開催されています。2026年の全日本選手権に出場するには2025年度のMFJライセンスが必要で、2026年MFJ国内競技規則「総則」「スノークロス」が適用されます。
これが条件です。
参考)2026 MFJ全日本スノークロス選手権シリーズ | MFJ…
国内レースのクラス分けでは、スーパークラスとモディファイA級各クラスにはスノーモービルAライセンスが必要です。一方、FIM世界選手権は国際レベルの大会であり、各国のトップライダーが集まる最高峰の舞台となります。競技レベルやマシン規定、参加資格など多くの点で異なります。
参考)FIM Snowcross World Championsh…
国内の全日本スノーモビル選手権シリーズは、雪上のモトクロスとして人気があり、初心者でも適切なライセンスを取得すれば参加できる環境が整っています。アメリカや欧州でも盛んで、WPSAパワースポーツスノーモビルツアー選手権シリーズなどの世界大会も開催され、各国で大きな盛り上がりを見せています。
日本から世界へのステップアップも可能です。
バイクに乗る人にとって、スノークロスは冬季にモータースポーツの興奮を味わえる貴重な機会です。雪上であっても二輪車(スノーモービル)特有の車体コントロール技術やライン取りの駆け引きが見られます。バンクやウェーブ、キッカーを使ったジャンプなど、モトクロスと共通するテクニカルな要素が満載です。
参考)https://hmwnote.com/86.html
観戦の醍醐味は、複数のライダーが同時にスタートし、雪煙を上げながら激しく順位を争う迫力です。スタートゲートから一斉に滑り出す瞬間の緊張感、コーナーでのオーバーテイクの駆け引き、ジャンプセクションでの空中戦など、目が離せない展開が続きます。
使えそうです。
2026年シーズンは海外での開催が中心ですが、オンライン配信やハイライト映像で観戦できる可能性があります。公式サイトやFIMの情報をチェックすれば、レーススケジュールや結果速報を入手できます。バイク好きなら、オフシーズンの楽しみとしてスノークロス観戦を取り入れてみるのはどうでしょうか。
スノークロスと混同されやすいのがスノーボードクロスやスキークロスです。スノーボードクロスは、複数の選手が同時にスタートし起伏やカーブがあるコースを滑り降りて順位を競う競技で、通常4人から6人の選手が同時に行います。全長1250mのコース内に8つのバンクやウェーブ、キッカーが配置され、6名のスノーボーダーが同時に滑り、上位3名が次のラウンドに進む形式です。
スキークロスも同様の形式で、2025年のフリースタイルスキー&スノーボード世界選手権では日本から須貝龍、古野慧、小林竜登、笹岡蒼空が男子スキークロスに、向川桜子、新井真季子、中西凛が女子スキークロスに出場しました。人力での滑走とエンジン動力での走行という決定的な違いがあります。
参考)https://www.olympics.com/ja/news/fis-freestyle-world-ski-championships-2025-all-results
FIMスノークロス世界選手権は機械の力を使った雪上レースであり、バイク乗りにとってはエンジン音やマシンコントロールの技術という共通点で親しみやすい競技です。スノーボードやスキーのクロス競技とは異なる魅力があり、モータースポーツファンにとっては冬季の新たな楽しみとなります。
結論はこれです。