アルスターグランプリ歴史と世界最速公道の魅力を解説

アルスターグランプリ歴史と世界最速公道の魅力を解説

アルスターグランプリ歴史と特徴

アルスターグランプリは公道なのに平均時速200km超えるレースです。


この記事の3つのポイント
🏁
100年の歴史を持つ伝統レース

1922年から続く北アイルランドの公道レース。1949年から1971年まで世界選手権の一戦として開催されていた

世界最速の公道サーキット

全長約12kmのダンドロッドサーキットで平均時速200km超を記録。マン島TTと並ぶヨーロッパ最高峰の公道レース

🏆
伝説のライダーたちが刻んだ記録

ジョイ・ダンロップが通算24勝を達成。世界チャンピオンたちが腕を競い合ってきた舞台

アルスターグランプリの創設と世界選手権時代


アルスターグランプリは1922年10月14日に北アイルランドで初開催された公道レースです。最初の開催から1939年までは、7マイルのストレートを含む20.5マイルの旧クラディ・サーキットで行われていました。このコースは荒れた路面で悪名高く、ライダーたちにとって過酷な戦いの場となっていました。


参考)アルスターグランプリ - Wikipedia


1949年にロードレース世界選手権シリーズが始まると、アルスターGPはその一戦に組み込まれる栄誉を得ました。


つまり世界最高峰のレースです。


1953年には、全長7.4マイル(約12.08km)のダンドロッドサーキットに舞台を移しています。


参考)ダンドロッド - Wikipedia


この世界選手権時代には、ジョン・サーティース、マイク・ヘイルウッド、ジャコモ・アゴスチーニといった伝説的なライダーたちが優勝を飾りました。しかし1972年、北アイルランド紛争に伴う政局の悪化のため、FIMはアルスターGPを世界選手権のカレンダーから外す決定を下しました。


政治情勢が原因です。



それでも世界選手権の資格を失ってからもアルスターGP自体は続けられており、ヨーロッパ有数の公道レースイベントとして現在も開催されています。


ウィキペディアのアルスターグランプリページには、歴代の優勝者や大会の詳細な歴史が掲載されています。世界選手権時代の優勝者リストを確認できる貴重な資料です。

アルスターグランプリのコースと世界最速の理由

ダンドロッドサーキットは北アイルランドの首府ベルファストを見渡せる丘の上にある公道コースです。全長は7マイル505ヤード(約12.08km)で、世界最速の公道レースとして知られています。平均時速200km超えという驚異的な速度を記録するのは、コースの流れが高速走行に適しているからです。


参考)https://ameblo.jp/s1000gogo/entry-12554684504.html


この速度は一般道で出せば完全に違法な領域ですが、レース中は合法的に公道で極限の走りが可能になります。どういうことでしょうか?通常は一般車両が走る道路を、レース期間中だけ封鎖して特別なサーキットとして使用するのが公道レースの特徴です。


マン島TTレースと並んでヨーロッパ有数の公道レースとして評価されており、多くのライダーが憧れる舞台となっています。コースには高速コーナーやストレート区間が含まれ、ライダーの技術と度胸が試される設計になっています。


参考)怖・・・ウェット路面も気にせず、全開、全開、また全開!! な…


ウェット路面でも全開走行が続く過酷なレース展開は、オンボード映像でも確認できます。


雨でも減速しません。


安全マージンがほとんどないため、ベテランライダーでさえ常に危険と隣り合わせの戦いを強いられます。


参考)Reddit - The heart of the inte…


アルスターグランプリで活躍した伝説のライダー

ジョイ・ダンロップはアルスターグランプリで通算24勝を挙げた公道レース界の伝説です。"キング・オブ・ザ・ロード"(公道レース王)の異名を持つ彼は、マン島TTでも26勝を記録しています。


この記録は現在も破られていません。



参考)ジョイ・ダンロップ - Wikipedia


ダンロップは1982年から1986年まで世界TT-F1選手権で5年連続チャンピオンに輝き、その実力を証明しました。さらにマン島TTレースでは1985年、1988年、2000年の大会でハットトリック(1大会で3クラス制覇)を達成しています。一つの大会で三つのクラスすべてで勝つという離れ業です。


参考)J.ダンロップとJ.レイの結びつき・・・貴方はご存知でしょう…


他にもノースウェスト200で13勝を記録するなど、公道レースでの圧倒的な強さを見せつけました。北アイルランド出身のダンロップにとって、アルスターGPは地元での戦いでもありました。


彼の活躍は多くの人に尊敬され続けています。



世界選手権時代には、1961年に日本人ライダーの高橋国光が125ccクラスで優勝を飾るという快挙も記録されています。


日本人初の世界GP優勝です。


これは日本のモータースポーツ史における重要な出来事でした。


アルスターグランプリの現在と今後の展望

世界選手権から外れた後も、アルスターGPはヨーロッパの主要な公道レースイベントとして継続されています。毎年8月頃に開催され、世界中からトップライダーたちが集まります。2017年にはダンドロッド150という特別レースも開催されました。


参考)アルスターGP


公道レースという性質上、危険性は常に付きまといます。経験の浅いライダーが参加すると事故のリスクが高まるため、出場には一定の経験と技術が求められます。それでも参加する理由は何でしょうか?普通のサーキットでは味わえない、公道ならではのスリルと達成感があるからです。


参考)Reddit - The heart of the inte…


近年では安全対策の強化が進められており、コース設計の見直しやライダー保護装備の向上が図られています。


それでもリスクはゼロにはなりません。


危険を理解した上で参加するのがこのレースの精神です。


ゲームの世界でも公道レースは人気があり、ノースウェスト200やアルスターGPのコースが収録されたタイトルも存在します。実際に走ることが難しい人でも、バーチャル体験ができるわけですね。これにより公道レースの魅力がより多くの人に伝わっています。


参考)Reddit - The heart of the inte…


二輪噺のアルスターGP記事では、大会の詳細なスケジュールや観戦情報が紹介されています。


現地に足を運ぶ際の参考になる情報源です。


アルスターグランプリとマン島TTの違いを知る

アルスターGPとマン島TTは、どちらもヨーロッパを代表する公道レースですが、いくつかの違いがあります。マン島TTはマン島全体を使った全長約60kmの巨大なコースで、1周あたりの所要時間が長いのが特徴です。一方アルスターGPのダンドロッドサーキットは約12kmと比較的コンパクトです。


平均速度ではアルスターGPの方が高く、世界最速の公道レースと呼ばれる所以となっています。コース設計の違いが速度差を生んでいるわけです。マン島TTは村や市街地を抜ける複雑なコースレイアウトで、技術的な難易度が高いとされています。


開催時期も異なり、マン島TTは5月下旬から6月初旬、アルスターGPは8月頃に行われます。両方のレースに参戦するライダーも多く、公道レースのスペシャリストたちは年間を通じて各地のイベントに挑戦しています。二つのレースを制覇することが公道レース界での最高の栄誉とされています。


マン島TTでは2018年にピーター・ヒックマンがスーパーストッククラスで平均時速216.301km/hを記録しています。これは公道レースの速度記録として驚異的です。一方アルスターGPも平均時速200km超という数字を叩き出しており、両レースの速さは互角と言えます。


死亡事故のリスクについては両レースとも高く、2018年にはマン島TTでダン・ニーンが練習走行中の事故で死亡しています。


危険と隣り合わせなのは事実です。


それでもライダーたちは公道レースの魅力に引き寄せられ続けています。


参考)マン島TTレースで死亡事故。同島出身のニーン、予選中の事故で…







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