ホーネット600シートの定価と流用・交換完全ガイド

ホーネット600シートの定価と流用・交換完全ガイド

ホーネット600シートの定価と交換・流用の全知識

廃番になってからでは、純正シートが中古市場で定価の2倍近くに跳ね上がることがあります。


この記事でわかること
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純正シートの定価・品番

品番77200-MBZ-G01の定価・流通価格の推移と、今どこで入手できるかを解説します。

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ホーネット250への流用方法

無加工ポン付けで装着できる600シートのメリット・デメリット、シート高の変化を詳しく紹介します。

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表皮張替え・補修の選択肢

業者依頼とDIYそれぞれの費用相場、おすすめの対処法をわかりやすくまとめています。


ホーネット600シートの純正品番と定価・流通価格の実態



ホーネット600(PC34 / CB600F)の純正シートは、品番 77200-MBZ-G01 で管理されており、ホーネット250(MC31)にも無加工で装着できる「ハイシート仕様」として知られています。


ホンダの純正パーツは、モデルの生産終了から数年以内であれば正規ディーラーや部品商経由で取り寄せ可能でした。実際に2011年前後のユーザーレポートでは「約25,000円で注文できた」という記録が残っており、2018年ごろのみんカラ上のレビューでも購入価格26,244円と記録されています。これが定価に近い水準と言えるでしょう。


ところが2025年時点のYahooショッピングやオークションの価格を見ると、同品番の新品・未使用品は44,980円前後で流通しており、中古品でも平均落札価格が23,036円、最高落札価格は43,010円に達しています。定価から約1.5〜2倍近くに高騰している状況です。


価格が上がっています。入手は早めが原則です。


ホーネット600は1998年の国内販売開始から2000年代初頭までが主な流通期であり、現在は生産終了から20年以上が経過しています。ホンダの純正補修部品は生産終了後おおよそ10年を目安に廃番となるケースが多く、77200-MBZ-G01もすでに廃番・在庫限りの状態です。みんカラのユーザーも「廃番になって入手困難となる前に購入した」とコメントしており、現在は中古市場・フリマ・オークションが主な入手ルートとなっています。


まとめると、現時点での純正新品の実勢価格は36,000〜45,000円程度、中古ならば15,000〜26,000円前後が目安となります。購入を検討しているなら、流通在庫が残っているうちに確保しておくことが賢明です。


参考:ホーネット250/600シートのパーツレビュー多数あり(みんカラ)
ホンダ ホーネット250 シートのパーツレビュー一覧 – みんカラ


ホーネット600シートをホーネット250に流用するメリットと注意点

ホーネット600の純正シートがホーネット250ユーザーの間で「定番カスタム」として定着している理由は、その構造上の互換性の高さにあります。品番77200-MBZ-G01は、MC31(ホーネット250)のシートレールボルトオンで装着でき、工具さえあれば15分ほどで交換作業が完了します。


最大のメリットはクッション材の厚みです。ホーネット250純正シートに比べてアンコの厚みが増しており、長距離ツーリング時のお尻の痛みが大幅に軽減されます。実際に乗り換えたユーザーからは「ゲルザブを使わなくて済んだ」「純正250シートとは比べ物にならないくらい快適」という声が多く見られます。


座面の広さも違います。快適さが格段に上がるということですね。


さらに、着座ポジションの改善効果も見逃せません。ホーネット250の後期型のシート高は745mmですが、600シートに換装するとシート高が790mm程度まで上がります。差は約45mm(ちょうど500mlペットボトルの直径1本分ほど)。この変化によって膝の曲がりが緩やかになり、長時間乗車時の疲労感が減ります。また、アイポイントが上がることで前方の見通しが改善されるという副次的なメリットもあります。


一方でデメリットも明確です。シート高が上がる分、足つき性が悪化します。身長160cm台の方は両足が地面につかなくなる可能性があり、停車時のバランス管理に注意が必要です。身長180cm以上のライダーであれば「ベタ着きからべた着きに近い状態に変わる程度」という報告が多く、逆にポジションが整うケースもあります。体格との相談が条件です。


参考:流用に関するQ&A・実体験レポートが豊富に掲載されています
ホーネットQ&A – NON'S GARAGE(カスタム・流用情報)


ホーネット600シートの現在の入手方法と価格帯を比較

純正新品が事実上入手困難になった現在、ホーネット600シートを手に入れる主なルートは4つあります。


| 入手方法 | 価格目安 | 状態 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ホンダ正規ディーラー経由 | 廃番のため原則不可 | 新品 | 在庫残があれば対応可能な場合も |
| Yahooショッピング・通販 | 36,000〜45,000円 | 新品同等 | 正規品・再生品含む |
| Yahooオークション(中古) | 平均23,036円(最高43,010円) | 中古 | 状態に個体差あり |
| メルカリ・フリマアプリ | 15,000〜30,000円前後 | 中古 | 表皮の状態要確認 |


中古品を購入する際の注意点として、シート表皮の破れやカビ・スポンジの劣化は必ず確認が必要です。表皮が破れたまま乗り続けると、雨水がスポンジに染み込み、急速に劣化が進みます。中古で安く入手できたとしても、すぐに表皮張替えが必要になるケースも少なくありません。


状態確認は必須です。


また、オークションでは「ホーネット250純正シート」と「ホーネット600純正シート」の出品が混在しているため、品番(77200-MBZ-G01)を必ず確認してから入札・購入するようにしましょう。ホーネット600Sの場合はシートが250と同形状のタイプになる可能性もあるため、品番確認が唯一の確実な判断基準となります。


参考:オークション落札相場のリアルタイム確認はこちら
ホーネット600 シートの落札相場 – Yahoo!オークション


ホーネット600シートの表皮張替えと補修:費用と選択肢

純正シートを長く使い続けるためには、表皮の状態維持が重要です。紫外線や雨露にさらされ続けると、最初に表皮のツヤが失われ、次第にひび割れ・剥離が起きます。これを放置すると内部のスポンジに雨水が浸透し、乗るたびにお尻が濡れる・スポンジがヘタるという悪循環に陥ります。


表皮の補修には大きく3つの選択肢があります。


- 専門業者へのシート張替え依頼:業者に郵送してシートカバーを張り替えてもらう方法。ホーネット600(PC34)対応の張替えサービスは12,280円〜(送料別)で対応している業者があります。作業期間は標準で2〜3日。仕上がりが綺麗で耐久性も高いのが特徴です。


- DIYでの表皮張替え:社外の補修用シートカバーを購入(2,100〜2,380円程度)して自分で張り替える方法。コストは最も安く抑えられますが、張り込みの甘い箇所からシワやモッコリが出やすく、経験がないと仕上がりに差が出ます。


- シート加工専門店でのアンコ盛り・ゲル埋め込み:表皮交換と同時にクッション材を好みに変更できる。アンコ抜きなら10,000〜25,000円程度、アンコ盛りやゲル埋め込みを組み合わせると20,000〜40,000円前後になります。


これは使えそうです。


なお、ホーネット250の純正シートをベースにシート加工専門店でアンコ盛りを依頼するという選択肢もあります。600純正シートよりも元の状態管理がしやすく、クッション材の硬さや盛り量を自分の体格・好みに合わせられる点がメリットです。費用は業者や盛り量にもよりますが、15,000〜30,000円程度が目安。600純正シートを中古で入手するよりもコストが下がる場合もあります。


参考:ホーネット600対応の張替えサービスの詳細はこちら
ホーネット600(PC34)シート張替えサービス – ALBA MCPS


ホーネット600のシートを選ぶ際に見落としがちな「年式別の違い」

ホーネット600(PC34 / CB600F)は1998年の登場から2012年まで生産されたロングセラーモデルですが、年式によってシートの仕様が異なる点はあまり知られていません。これを知らずに購入すると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。


まず前提として、ホーネット600には大きく2つのモデルが存在します。一つは「PC34」と呼ばれる日本向け逆輸入仕様(主に1998〜2000年代前半)、もう一つは「CB600F」という国際型モデルです。PC34のシート高は790mmで統一されていますが、シートカウルの形状や表皮デザインが年式によって微妙に異なる場合があります。


年式の違いは要確認です。


さらに「ホーネットS(CB600S)」という、ハーフカウルを装備した派生モデルも存在します。このSモデルのシートはホーネット250と同じタイプとなっている可能性が指摘されており、品番が77200-MBZ-G01とは異なる場合があります。オークションや中古品の出品ページで「ホーネット600用シート」と記載されていても、Sモデルからの取り外し品であれば250と互換性がなくなる可能性があるため注意が必要です。


もう一点、ホーネット250(MC31)のシートは前期型(1996〜1998年頃)と後期型(1999年以降)でシート高が変わっており、前期型760mm・後期型745mmと異なります。600シートを流用した際の「シート高の上がり幅」は手持ちの車体の年式によって変わるため、自分の車体のシート高を確認してから装着イメージを持つことをおすすめします。


🔍 年式ごとのシート高まとめ(参考)


| モデル | シート高 |
|---|---|
| ホーネット250 前期型 | 760mm |
| ホーネット250 後期型 | 745mm |
| ホーネット600(PC34) | 790mm |
| CB900ホーネット | 795mm |
| CB1000ホーネットSP | 809mm |


参考:ホーネット600の詳細スペック・年式別情報はこちら
HORNET 600(PC34)since 1998 – バイクの系譜




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