ジスペケ r1000スペック性能カスタム徹底解説

ジスペケ r1000スペック性能カスタム徹底解説

ジスペケ r1000 スペック 性能

この記事で分かること
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最新スペック情報

2026年モデルの詳細な性能データとユーロ5+対応の変更点を解説

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カスタム&メンテナンス

人気のマフラーカスタムから維持費、故障予防まで実践的なノウハウを紹介

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中古購入ガイド

おすすめ年式の選び方と購入時のチェックポイントを詳しく解説

ジスペケ r1000 最新2026年モデルのスペック詳細

2026年モデルとして復活を遂げたGSX-R1000/Rは、ユーロ5+規制に対応しながらも圧倒的なパフォーマンスを実現しています。最高出力は195PS(143.5kW)を13,200rpmで発生し、最大トルクは110N・mを11,000rpmで発揮します。車両重量は203kgに抑えられており、軽量かつパワフルな特性が際立っています。
参考)スズキ、スーパースポーツバイク「GSX-R1000」、「GS…

エンジンは水冷4ストローク並列4気筒DOHC16バルブで、排気量は999ccです。注目すべきは圧縮比が13.8:1へと引き上げられた点で、旧型の13.2:1から大幅に向上しています。これにより、環境規制をクリアしながらも高効率な燃焼を実現しています。
参考)スズキ(SUZUKI) GSX-R1000/Rの型式・スペッ…

車体寸法は全長2,075mm、全幅705mm、全高1,145mmで、シート高は825mm、ホイールベースは1,420mmとなっています。フロントタイヤには120/70ZR17、リアには190/55ZR17のラジアルタイヤを装着し、高速走行時の安定性を確保しています。​

ジスペケ r1000 電子制御システムの進化

GSX-R1000Rには「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」と呼ばれる最先端の電子制御システムが搭載されています。このシステムには、出力特性を3つのモードから選択できる「SDMS(スズキドライブモードセレクター)」が含まれており、ライディングシーンに応じた最適な走行が可能です。​
安全性能を高める装備として、「モーショントラックトラクションコントロール」がリヤホイールの空転を感知してエンジン出力を制御します。加速時に前輪が浮き上がるのを抑制する「リフトリミッター」や、コーナリング時の最適な加速を実現する「ロールトルクコントロール」も搭載されています。​
発進時の加速を最適化する「ローンチコントロール」や、クラッチ操作なしでシフトチェンジできる「双方向クイックシフトシステム」も標準装備されており、サーキット走行でもストリート走行でも高いパフォーマンスを発揮します。コーナリング時のABS制御を行う「モーショントラックブレーキ」や、下り坂での後輪浮き上がりを抑制する「スロープディペンデントコントロール」など、多彩な電子制御が安全かつスポーティな走りをサポートしています。​

ジスペケ r1000 人気カスタムマフラー紹介

GSX-R1000のカスタムで最も人気が高いのがマフラー交換です。定番中の定番は「ヨシムラジャパン Slip-On R-11 サイクロン EXPORT SPEC」で、政府認証を取得しているため車検対応が可能です。純正の重いサイレンサーから約25%の軽量化を達成し、STDの2.4kgからチタンカバー仕様では1.8kgまで軽量化されています。
参考)スズキ GSX-R1000 カスタムまとめ - おすすめのカ…

サウンドにこだわるライダーには「テルミニョーニ GPスタイルS/O」が人気で、イタリアンブランドならではの官能的な排気音が魅力です。ただし、触媒レスとなるため公道使用には注意が必要です。ヨシムラの「R-11sq サイクロン EXPORT SPEC ST」も人気が高く、ノーマルの重低音をスポーティーな方向にまとめたサウンドが特徴です。​
鈴鹿8耐を始めとする国内外のレースで開発されたR-11シリーズは、レーシングフィールドから誕生したサイクロンとして高い信頼性を誇ります。性能面でも低回転から高回転まで幅広いパワーバンドを実現しており、ストリート走行でも扱いやすいセッティングとなっています。​

ジスペケ r1000 燃費と維持費の実態

GSX-R1000の実燃費はライディングスタイルによって大きく変動しますが、オーナーの報告によると下道ツーリングで20km/L前後、高速道路区間では21km/L以上を記録するケースもあります。一方で、市街地走行や積極的な走りをするとリッター11kmまで落ち込むこともあり、使用環境によって幅があります。
参考)【2022年9月】オーナーが語る! GSX-R1000Rって…

燃料タンク容量は16Lと比較的コンパクトなため、航続距離は約200〜300km程度となります。ガソリンはハイオク指定となるため、燃料コストは他の大型バイクと比較してやや高めです。2026年モデルの公称燃費は14.7km/Lとなっており、旧型の16.6km/Lからやや悪化していますが、これは排ガス規制対応の影響です。
参考)2026 新型GSX-R1000Rのスペック/装備/旧型と比…

メンテナンスコストについては、オイル交換が4.0L必要となるため、1回あたりの交換費用は他の大型バイクと同等かやや高めです。タイヤはラジアルタイヤを使用するため、交換時には前後セットで4〜5万円程度の費用がかかります。定期点検やチェーン交換、ブレーキパッド交換などを含めると、年間の維持費走行距離にもよりますが15〜25万円程度を見込んでおくと安心です。
参考)GSX-R1000とMT-07だったらどのくらい維持費の差が…

ジスペケ r1000 中古購入時のチェックポイント

中古のGSX-R1000を選ぶ際、最も重要なのが走行距離の確認です。高性能エンジンを搭載しているため、走行距離が20,000キロ未満のバイクは比較的良好な状態である可能性が高いとされています。ただし、走行距離だけでなく、メンテナンス履歴やバイクの保管状態も総合的に判断する必要があります。
参考)最高のGSX-R1000を見つける!おすすめ年式とポイント

メンテナンス歴の確認も欠かせません。オイル交換、タイヤの状態、ブレーキパッドの摩耗など、過去のメンテナンス記録をチェックし、必要に応じて専門メカニックによる診断を受けることをお勧めします。特にGSX-R1000は電子制御システムが多数搭載されているため、電装系の不具合がないかも重要なチェックポイントです。
参考)スズキGSX-R1000は壊れやすい?年式別の注意点と予防策…

カスタムパーツの装着状況も確認が必要です。GSX-R1000はカスタムが施されやすいバイクですが、特にエンジンや電子制御系に関するカスタムはバイクの性能に大きな影響を与える可能性があるため注意が必要です。また、バッテリー電圧の確認(静止時12.6V前後、アイドリング時13.5〜14.5V)、スロットルボディやISCバルブの清掃履歴、プラグやエアフィルターの交換時期なども確認しておくと、購入後のトラブルを防げます。​

ジスペケ r1000 ツーリング性能と乗り心地

GSX-R1000はスーパースポーツバイクでありながら、ツーリングでも十分に使える懐の深さを持っています。極低速から超高速までアクセル操作でコントロールできる扱いやすさが特徴で、1速で歩くようなスピードでもギクシャクせずトコトコ走れます。ローrpmアシストのおかげで発進は楽で、超低回転でのトルクもあるため40km/hでも6速で走行可能です。
参考)スズキ(SUZUKI) GSX-R1000/Rのオーナーレビ…

ライディングポジションはやや前傾姿勢となりますが、タンクが短いため想像していたよりも楽で、マアマア普通にツーリングに使えるレベルです。ただし、長距離走行では腰や手首、肩に疲れが出やすいため、適度な休憩が必要です。ハンドル位置が低めなことから、一部のライダーはアップタイプのハンドルに交換してツーリングでの快適性を向上させています。​
コーナリング性能は非常に高く、少しオーバースピード気味でもスッと曲がってくれる安定感があります。ブレーキの効きも良好で、高速域からの減速も安心して行えます。ただし、80〜100km/h辺りでハンドルへの振動があり手がしびれることがあるため、グリップやハンドル周りの対策が推奨されます。また、夏場は排熱により太ももの内側が熱くなるため、熱対策も必要です。​

ジスペケ r1000 歴代モデルとおすすめ年式

GSX-R1000は2001年に初代K1モデルとして登場し、160PSを発生する987.8ccのエンジンを搭載していました。当時としては異例のロングストローク型エンジン(ボアストローク比0.808)でしたが、これが扱いやすい出力特性を生む結果となりました。初代はライバルのCBR929RRやYZF-R1とのパワー競争で優位に立ち、世界中のサーキットで大活躍しました。
参考)スズキ・GSX-R1000 - Wikipedia

2005年のK5モデルでは178PSまでパワーアップし、レッドゾーンも13,750rpmまで引き上げられました。車重も166kgまで軽量化され、パワーウェイトレシオは0.93と当時最高クラスの性能を誇りました。2017年モデルでは大幅な改良が行われ、可変バルブタイミング機構や最新の電子制御システムが搭載されました。
参考)【Historic Bikes/~SUZUKI GSX-R1…

中古購入でおすすめの年式は、最新の電子制御が搭載された2017年以降のL7型です。予算を抑えたい場合は、コストパフォーマンスに優れるK5〜K9モデル(2005〜2009年)も選択肢となります。ただし、古い年式ほどメンテナンス履歴の確認が重要で、特に電装系や消耗品の状態をしっかりチェックする必要があります。
参考)https://www.bikekan.jp/media/0073

スズキ公式:GSX-R1000/R 2026年モデルの詳細スペックと装備情報
バイクブロス:GSX-R1000/Rの型式別スペック比較と詳細データベース
ウェビック:2026年新型GSX-R1000/Rの外観・スペック・装備の詳細解説
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