

軽量チェアなら何でもバイクに積めると思っていませんか?収納サイズが500ml缶より細くないと、シートバッグのサイドポケットに入らず積み方を根本から変える羽目になります。
バイクの積載スペースは車と比べて圧倒的に少なく、チェア選びで失敗すると他の装備が入らなくなります。重量の目安は、一般的なコンパクトチェアが1〜2kgのところ、ツーリング向けは0.7〜1kgを基準にするのが賢明です。
参考)軽量アウトドアチェア10選|コンパクトで持ち運び楽々!座り心…
収納サイズについては、幅40cm・奥行き15cm以内を目安に選ぶとシートバッグへの収まりがよくなります。 幅50cmを超えると、市販のツーリング用シートバッグに横入れできなくなるケースが増えます。 サイズは条件です。sotoasobi+1
たとえばヘリノックス・グラウンドチェアの収納サイズはΦ11×30cmと500mlペットボトルより一回り細く、重さも640gしかありません。 バイクのサイドバッグの隙間にすっぽり収まるイメージです。生地とフレームが分離するタイプはさらにパッキングの自由度が上がります。camp.garage1+1
重量と収納サイズを同時に確認することが基本です。
価格帯は5,000円〜25,000円と幅広く、ビッグアグネス スカイラインULチェアやニーモ ムーンライトリクライニングチェアはそれぞれ20,000円前後ですが、収納幅が35〜43cmと非常にコンパクトにまとまります。 一方でキャプテンスタッグ CS三脚チェアは5,000円前後で重量720g・耐荷重70kgというコスパの高さが魅力です。minemocchy+1
軽量チェアを選ぶとき、フレーム素材は見た目以上に重要なポイントです。アルミ合金(ジュラルミン)・カーボン・スチールの3種類が主流で、それぞれ特性が異なります。
| 素材 | 重量感 | 耐久性 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| アルミ合金(ジュラルミン) | ⭐⭐⭐ 軽い | ⭐⭐⭐ 高い | 中〜高(8,000円〜) |
| カーボンスチール | ⭐⭐ 普通 | ⭐⭐⭐ 高い | 低〜中(2,000円〜) |
| スチール | ⭐ 重い | ⭐⭐ 普通 | 低(1,500円〜) |
スチール製はコスト面では有利ですが、同じ強度を出すためにアルミ合金より重くなります。意外ですね。
ヘリノックス チェアワンのフレームはDAC社製アルミ合金ポールを採用し、重量わずか890gながら耐荷重145kgを実現しています。 体重90kg近いライダーでも問題なく使えるという口コミもあります。 耐荷重は自分の体重+10kg以上を目安に選ぶことが原則です。motowith+2
なお、カーボンスチール製でも600D〜610Dオックスフォード生地のシートと組み合わせれば耐荷重200kgを超えるモデルも存在します。 つまり素材だけで耐荷重を判断するのは早計です。
参考)【徹底比較】軽量・コンパクトなアウトドアチェアのおすすめ人気…
コンパクトチェアには大きく分けて「収束式」と「折りたたみ式」の2種類があります。どちらがバイクに向いているのかを確認しておきましょう。
収束式はフレームが放射状に広がる構造で、設営・撤収がワンアクションでできます。構造上やや重くなる傾向がありますが、座面の張りが安定しているため長時間のキャンプ滞在向きです。 一方、折りたたみ式は部品をたたんで棒状に収納できるため、バイクのシートバッグ縦差しに向いています。
参考)https://www.biccamera.com/bc/i/topics/osusume_outdoorchair/index.jsp
ヘリノックスのようなポール組み立て式(サッカーゴール型)は収納時に最もコンパクトになるタイプです。これは使えそうです。
たとえばQbooアウトドアチェアは折りたたみ式・重量320g・収納体積1,827㎤で、ポール組み立て式の中でも最軽量クラスに入ります。 500mlペットボトル(約350g)より軽いというイメージです。ただし設営に30秒〜1分ほどかかるため、サッと座りたい休憩スポットでは若干もたつく場面もあります。
どのタイプが自分に合うかは「どこで・どのくらいの時間座るか」で変わります。チェアリング(公園や河原でのんびり)なら折りたたみ式の超軽量モデル、キャンプ泊なら収束式の座り心地重視モデルが条件です。
バイクツーリングで実際に使われているコンパクトチェアを、価格帯別に整理します。
🟢 〜5,000円:キャプテンスタッグ CS三脚チェア(M-3876)
重量720g・耐荷重70kg・収納体積1,984㎤というスペックで価格は5,000円前後です。 登山や徒歩キャンプでも使われる定番モデルで、設営・撤収が手軽という点がツーリングライダーに人気の理由です。耐荷重70kgは体重60kg台のライダーなら問題ありません。
🟡 5,000〜15,000円:ロゴス ツーリングライトチェア
バイクに積めるコンパクトサイズに特化した収束型モデルで、スリム収納対応です。 使いたい場面でさっと広げて即座れる設計は、ツーリング中の短い休憩にも向いています。これは使えそうです。
参考)ツーリングライトチェア
🔴 15,000円以上:ヘリノックス チェアゼロ
重量約500g・収納サイズ極小という軽量性の極致です。 価格は17,380円(税込)と高めですが、7年以上使い続けているユーザーの口コミもあるほど耐久性が高く、長い目で見るとコスパは悪くありません。 フレームバッグやハンドルバーバッグにも収まるため、バイクパッキングスタイルのライダーに特に向いています。squadra+1
予算と積載方法を先に決めると選びやすいです。
軽量チェアを選ぶとき、重量だけに注目してしまうと後悔につながりやすいポイントがあります。これはあまり語られない視点です。
まず「座面の高さ」の問題です。超軽量チェアの多くは座面高が24〜35cmと低めに設定されています。 ツーリング後に疲れた体で低いチェアから立ち上がるのは意外とひざへの負担が大きく、膝痛持ちのライダーには注意が必要です。ローチェアは快適ですが、立ち上がる動作には向いていません。
次に「軟弱な地面での脚の沈み込み」です。砂地・芝生・ぬかるみでは脚が細いチェアほど沈みやすく、斜めに傾いた状態になります。ヘリノックス系のような細脚モデルはグラウンドシート(別売:約3,000〜5,000円)を敷くと安定性が大幅に改善します。 これを知らないと、砂浜や河原でのチェアリングで痛い思いをします。
参考)【ヘリノックス】グラウンドチェアをレビュー。座面が低いとこん…
また「耐荷重の余裕」も見落としがちです。体重70kgのライダーが耐荷重70kgのチェアを使うと、疲れて体を預けた瞬間に耐荷重を超えてフレームが破損するリスクがあります。耐荷重は体重+10kg以上を必ず確保するのが原則です。 厳しいところですね。
キャンプツーリングの実際のシーンを想定して、軽さだけでなく「座る場所の地面の状態」「自分の体重+余裕」「立ち上がりやすさ」の3点を同時に確認すれば、失敗しない選択ができます。
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