

実は125cc以下のバイクに乗っていると、220円払おうとしても入口で止められます。
参考)http://www.chiba-dourokousha.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/R5kujukurioshirase.pdf
九十九里ビーチライン(正式名称:九十九里有料道路)のバイク通行料金は220円です。 普通車・小型車・軽自動車は一律420円なので、バイクは半額以下で走れる計算になります。
距離に関係なく一律料金という点もポイントです。 九十九里有料道路は南端の一宮から北端の飯岡まで約38kmを結んでいますが、どの区間だけ走ってもどこで降りても同じ220円です。途中のインターチェンジで乗り降りしても料金は変わりません。つまり区間を選んでも損はしないということですね。
バイクツーリングの観点から見ると、コスパは相当高い有料道路と言えます。 普通の有料道路では「バイクだからといって安くなるわけじゃない」と思っている人も多いですが、ここは二輪車優遇の料金設定です。ツーリング途中の余分な出費を抑えながら、太平洋を望む絶景ルートを楽しめる数少ない有料道路のひとつです。
料金が徴収されるのは、通常期(9月〜6月)は午前6時〜午後10時まで、夏季(7月・8月)は午前5時〜午後11時までです。 それ以外の時間帯は料金所が無人になるため、無料で通行できます。
「深夜に走ったら無料で通れた」という体験談はバイク乗りの間でもよく聞かれます。 ただし無料になる代わりに当然スタッフも不在で、緊急時の対応も期待できません。夜間走行は視界も悪くなるので、節約目的だけで深夜を選ぶのは慎重に考えたほうがよいでしょう。
参考)九十九里有料道路とは - わかりやすく解説 Weblio辞書
夏のツーリングで朝イチに走るなら、7・8月の料金徴収は午前5時からです。 「朝5時前に通れば無料では?」と思うライダーもいるかもしれませんが、夏季は早朝5時から料金徴収が始まるため注意が必要です。早朝ツーリングを計画している場合は時間帯を確認しておきましょう。
九十九里有料道路はETC非対応です。 多くのバイク乗りが「ETC2.0もあるから大丈夫だろう」と料金所に向かいますが、ここでは一切使えません。現金を持っていないとその場で困ることになります。
| 項目 | 九十九里有料道路 | 一般的な高速道路 |
|---|---|---|
| ETC利用 | ❌ 不可 | ✅ 可能 |
| バイク料金 | 220円(一律) | 距離に応じて変動 |
| クレジットカード | ❌ 不可 | 一部可能 |
| 深夜無料 | ✅ あり(22時〜翌6時) | なし(割引はある) |
支払いは現金のみで、回数券も発売されています。 二輪車用の回数券は11回分で2,200円(1回あたり200円)で、頻繁に通る地元ライダーにはお得です。ただし遠方からの観光ライダーにとっては1回しか使わないことがほとんどなので、220円の現金を用意するだけで十分です。
財布の中に小銭がなくても、料金所で1,000円札を出せばお釣りが出ます。 現金決済に備えて、ツーリング前日にATMで千円札を数枚用意しておくのが無難です。
これは多くのライダーが見落としがちな重要ポイントです。 九十九里有料道路は125cc以下の原付・小型バイクは通行禁止です。自転車や歩行者も同様に通行できません。「二輪車220円って書いてあったから大丈夫」と思って来ると、入口で引き返す羽目になります。
原付二種(126cc〜250cc)は問題なく通行できます。 通行できる二輪車は「二輪自動車」に該当する排気量126cc以上のバイクです。スクーターでも126cc以上であれば通行可能で、料金は同じ220円です。
「原付で九十九里ビーチラインを走る」という情報をSNSで見かけることがありますが、それは誤りか東金九十九里有料道路との混同の可能性があります。東金九十九里有料道路は別路線で、軽車両(自転車等)も通行できる別料金体系の道路です。 混同しないよう注意が必要です。
九十九里有料道路は千葉県の一宮(いちのみや)から飯岡まで海岸沿いに走る約38kmの有料道路で、「波乗り道路」という通称でも知られています。 首都圏からバイクで向かう場合、京葉道路→千葉東JCT→千葉東金道路のルートが最もポピュラーです。
南端の入口は一宮インターチェンジで、ここから乗れば太平洋を右手に見ながら北上できます。 途中には不動堂インター、真亀インター、白子インターなどが点在しており、任意の場所で降りることが可能です。ただし白里インターチェンジは7・8月のみ入口が営業という制限があります。precious.road+1
ライダーにとってどの区間が最も景色がよいかというと、海岸に最も近づく区間は白子〜不動堂付近と言われています。 「せっかく有料料金を払うならできるだけ長く乗りたい」という気持ちはわかりますが、全線乗り通しても料金は変わらず220円なので、一宮から乗って全線走破するのが最もコスパの高い選択です。
「九十九里ビーチライン」と混同しやすいのが「東金九十九里有料道路」です。 名前が似ていますが、これは別の路線で料金体系もまったく異なります。
| 比較項目 | 九十九里有料道路(ビーチライン) | 東金九十九里有料道路 |
|---|---|---|
| バイク料金 | 220円(二輪自動車) | —(軽車両20円、二輪区分なし) |
| 普通車料金 | 420円 | 210円 |
| 区間 | 一宮〜飯岡(約38km) | 東金〜九十九里(約10km) |
| ETC | ❌ 不可 | ❌ 不可 |
| 自転車・歩行者 | ❌ 通行不可 | ✅ 通行可能(軽車両20円) |
東金九十九里有料道路は普通車210円と安めですが、バイク乗りが「九十九里の海沿いを走りたい」と思ったとき、目的の道は九十九里有料道路(ビーチライン)のほうです。 東金九十九里は内陸部を走るルートで、海の景色は期待できません。
「どっちに乗ればいいかわからない」というライダーは、「海が見えるほうがビーチライン」と覚えておくとシンプルです。 GPSナビでも「九十九里有料道路」で検索すれば正しいルートが出ます。
参考:千葉道路公社による公式料金表(二輪車220円の根拠となる正式料金案内)
千葉道路公社|九十九里有料道路 料金・回数券案内
参考:Wikipedia 九十九里有料道路(通称・歴史・各インターチェンジ情報)
九十九里有料道路 - Wikipedia