

あなたが知らないと5万円以上損する購入パターンがあります。
まず目を引くのは価格差です。実際、2023年モデルでMT-09Aは約121万円、MT-09は約115万円ほどと、6万円前後の差があります。ですが、多くのライダーが「6万円なら装備の差でしょ」と考えがちです。
実はここに落とし穴があります。
結論は、電子制御システムの搭載コストや車体制御ユニットのチューニングが「維持費」にも影響してくる点です。MT-09AにはIMU(慣性計測ユニット)が搭載され、トラクションコントロールを高度化しています。このユニット交換が一度壊れると約5万円以上かかります。
つまり単なる「初期価格の差」ではなく、長期維持における費用見通しを読む必要があるということですね。
燃費性能はメーカー公表値でMT-09A=約21.7km/L、MT-09=約21.9km/Lとほぼ同等。それなのに「Aの方が燃費悪い」と言う声もあります。その理由は電子制御スロットルとライディングモードの設定です。Aモデルはスポーツ寄りモードを選びやすく、街乗りでも回転数が上がりやすいのです。
結果として、ツーリング1000kmで約2Lの差。ガソリン価格180円/Lで計算すると年間1万円近く変わります。
つまり短距離派ならA、長距離派なら無印が有利ということですね。
ライディングフィールは大きく異なります。Aモデルは前後サスペンションの設定とIMU制御により、コーナリング中の安定感が段違い。たとえば、ブレーキング時の沈み込み制御により、減速Gが均一になり、タイヤの摩耗が約15%少ないというデータもあります。
一方、MT-09は素の挙動を楽しめるモデルで、走りの「生感触」を重視する人に好まれます。電子介入が少ない分、ライダーの腕の差が素直に出る設計です。
結論は、「電子制御に任せたいか、走りを自分でコントロールしたいか」という選択基準になりますね。
カスタムパーツ市場では、MT-09向けの汎用品が圧倒的に多いです。AmazonやWebikeで調べると、MT-09用が約4,300件、MT-09A用が約2,100件と半分以下。この差が整備コストやカスタム自由度に直結します。
Aモデルは電子制御周りへの干渉制限があり、ABS解除などが限定されます。たとえば、ブレーキホースをステンレスメッシュに替える際も、適合確認が必要で費用は約1.5倍。
つまりメンテナンス性重視ならノーマルMT-09が有利です。特にDIY整備を楽しみたい人には重要な要素ですね。
中古市場を見ると、2020年式MT-09は約80万円前後、同年式MT-09Aは約90万円と10万円差で取引されています。しかし、走行距離3万kmを超える個体ではこの差がほぼ消失します。
理由は電子制御系の故障リスク。
リセール目的でAを選ぶのは危険です。特にIMUやABSユニットの交換履歴がある車両は、査定が15万円以上下がるケースも確認されています。
つまり、中古での「安心買い」はMT-09無印。
長期使用のコスパが高いのです。
Aモデルの保証範囲や電子制御構成の詳細確認にはヤマハ公式技術解説ページが有用です。
ヤマハ公式:MT-09シリーズ技術解説
また、リセールデータや中古市場の想定残価については下記が参考になります。

22078H NEW GENERATION TOURING [SMOKE] MT-09 (24-) MT-09 SP (24-) プーチ スクリーン カウル