

大型ネオクラシックは足つきが悪いとリセール価格が下がります。
ネオクラシックバイクは、1970年代から1990年代のクラシックバイクのデザインをモチーフにしながら、最新のエンジン技術や電子制御システムを搭載したバイクです。大型モデルは600cc〜1000ccクラスが中心で、401cc以上の大型バイクで最も販売台数が多いカワサキZ900RSを筆頭に、2010年代後半から人気が高まっています。
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クラシカルな外観が特徴です。
カウルを装備していないモデルがほとんどなので、メンテナンス性の良さも魅力です。年式は新しいため、性能の高さはさることながら、壊れにくいことも大きなメリットといえるでしょう。
参考)https://www.bikekan.jp/media/0025
大型ネオクラシックの人気車種には明確な性格の違いがあります。カワサキZ900RSは価格138万6,000円で111馬力を発揮する4気筒エンジンを搭載し、シート高も790mmと比較的低めです。ヤマハXSR900は132万円で119馬力の3気筒エンジンを採用し、軽量な車体と鍛造パーツ、クルーズコントロールなど豪華装備が特徴です。
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各モデルの特性が異なります。
ホンダHAWK11はV型2気筒645ccで72馬力、車重199kgと軽量で扱いやすさを重視しています。スズキKATANAは1000ccクラスで前傾姿勢のスポーツ性を強調したネオクラシックレプリカです。ライディングポジションはZ900RSが最も楽な姿勢で、XSR900はやや前傾、KATANAはスポーツ走行向けの前傾姿勢となっています。
初心者には軽量で扱いやすいバイクがおすすめです。シートが低く足つきの良いモデルを選ぶと、停車時の不安感が軽減されます。大型バイクに慣れていない方が乗るのにも適しているのがネオクラシックで、エンジン特性が常用域重視の扱いやすい特性であることや、車格が大きすぎないこと、そしてライディングポジションの安楽さなどがポイントです。
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足つきは重要な判断基準です。
中級者〜上級者向けには高排気量でパワフルなモデルが適しています。パワフルなエンジンが搭載されていれば、スリリングな走行体験を楽しめます。ただし、エンジンパワーが高いため、リターンライダーには扱いにくい場合があり、久しぶりにバイクに乗る方には慎重な選択が必要です。高性能なサスペンションやブレーキシステムを装備したバイクを選ぶと、安全かつ快適に走行できます。
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大型バイクの年間維持費は複数の項目で構成されます。軽自動車税は排気量に応じて決まり、401cc以上は年間6,000円です。自賠責保険は24ヶ月契約で9,270円、重量税は2年で3,800円かかります。任意保険は補償内容によりますが、大型バイクでは年間約42,600円が目安となります。
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燃費も維持費に影響します。
ガソリン代は年間約10万〜11万円が目安で、燃費は車種により10〜30km/Lと幅があります。車検費用は2年ごとに必要で、法定費用と整備費用を合わせると約5〜7万円程度です。これらを合計すると、大型ネオクラシックバイクの年間維持費は約15〜20万円となり、走行距離や保険内容により変動します。点検やタイヤ交換などの消耗品費用も別途必要になることを考慮しましょう。
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ネオクラシックバイクは中古市場で高い評価を受けています。Z900RSカフェは買取上限265.2万円、相場平均42.1〜109.5万円と最も高値です。Z900RSは買取上限224.9万円、相場平均175.8〜197.1万円を維持しています。XSR900は買取上限222.6万円、相場平均54.0〜108.8万円となっており、人気の高さが伺えます。
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つまり値落ちしにくいということですね。
HAWK11は買取上限219.8万円、相場平均166.8〜183.4万円、W800は買取上限215.4万円、相場平均87.4〜132.7万円です。リセール価格を重視する場合、人気車種を選ぶことが重要です。走行距離が短く、カスタムが少ない車両ほど高値で買取されます。定期的なメンテナンス記録があると査定時にプラス評価となるため、購入時から記録を残しておくことをおすすめします。
ライディングポジションは車種により大きく異なります。アップライトなライディングポジションや広めのシートなど、快適性は十分に確保されていますが、カウル付きモデルに比べて防風性が物足りない点があります。Z900RSは背筋を伸ばした楽な姿勢で、幅広いハンドルバーを持つため長距離ツーリングでも疲れにくい設計です。
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上体が起きたポジションが基本です。
XSR900はやや前傾姿勢で、スポーティな走りにも対応できるポジションとなっています。HAWK11は中間的なポジションで、街乗りからワインディングまで幅広く対応します。KATANAは前傾姿勢が強く、運動性が高いマシンになっていますが、長距離走行では疲労が蓄積しやすい傾向があります。自分の用途に合わせたポジション選びが重要で、購入前に必ず試乗して確認することをおすすめします。
参考)https://www.bikekan.jp/media/1014
ネオクラシックバイクは年式が新しく、エンジンなどのパーツや細かい部品も新しいものが使われています。性能の良さに加えて壊れにくい点がメリットです。
故障したとしても容易に部品を調達できます。
クラシックバイクなどの場合、製造が終わっている車種も多いため部品の調達自体が難しく、コストが大きくなる可能性があります。
参考)https://www.goobike.com/magazine/selection/style/46/
部品入手の心配がありません。
カウルがないという特徴は、オイル交換などメンテナンスのしやすさにつながるでしょう。最新エンジン技術を取り入れており、快適で安全な走行が可能です。信頼性や耐久性が向上しているため、長期間安心して走行できます。定期点検を怠らず、消耗品を適切に交換していれば、長く愛車として付き合えるのがネオクラシックバイクの大きな魅力といえます。