

実はベッカム、サッカー選手時代にはほとんどバイクに乗っていません。
デビッド・ベッカムがバイクに本格的に乗り始めたのは、実は2013年にサッカー選手を引退してからです。現役時代は怪我のリスクを避けるため、チームから禁止されていたとも言われています。
参考)라이더를 위한 매거진, 월간 모터바이크 : 네이버 블로…
引退後は自由に趣味を楽しめるようになりました。ベッカムはクラシックなバイクに魅了され、特にイギリスを代表するトライアンフのボンネビルシリーズやカスタムハーレーを中心にコレクションを増やしていきました。
参考)ベッカム 日本人が手がけたカスタムバイクでツーリングし反響 …
バイクライフが本格化した背景には、冒険への憧れもあったようです。2014年にはBBCの旅番組「デビッド・ベッカム:Into the Unknown」でアマゾンを訪れ、トライアンフ・スクランブラーに乗って未開の地を走破するシーンが放映されました。この番組をきっかけに、ベッカムのバイク熱は世界中のライダーに知られるようになりました。
参考)https://britishcustoms.com/blogs/bc-blog/david-beckham-bonneville
現在はロンドン市内での移動や週末のツーリングに愛車を使っています。
参考)「最高にカッコいい!」ベッカムのバイクに跨った最新ショットが…
ベッカムが最も愛用しているのが、トライアンフ・ボンネビルシリーズです。このバイクはイギリスの伝統的なクラシックバイクで、スタイリッシュなデザインと扱いやすい性能が魅力です。
参考)デビッド・ベッカムさんがH&Mのキャンペーンでライディングす…
ベッカムが所有するボンネビルは、市販状態ではありません。彼のために特別にカスタムされた2014年トライアンフ・ボンネビルSEで、アメリカのカスタムショップ「British Customs」が製作を担当しました。カフェレーサーとスクランブラーのハイブリッドスタイルで、スポークホイールへの変更、TKC80タイヤ、LSLクリップオンハンドル、カスタムシートなど、細部まで作り込まれています。
参考)2007 Triumph Bonneville ”Beckh…
塗装はカリフォルニアの「Anaheim Rod and Custom」が担当し、使い込まれたような風合いのパティーナ仕上げが施されています。サイドカバーには通気性を高めるためステンレスメッシュが組み込まれており、機能性とデザイン性が両立しています。
H&Mのキャンペーン用にもボンネビルT120のカスタムモデルが製作されました。つまり複数のカスタムボンネビルを所有しているということです。
ベッカムのバイクコレクションには、カスタムハーレーも含まれています。特に注目されているのが、クラシックなナックルヘッドエンジンを搭載したボバースタイルのハーレーです。
このハーレーは「スーパー・ヴィンテージ」と名付けられ、日本人が手がけたカスタムバイクとして話題になりました。武骨でクラシカルなデザインは、ベッカムの好みにぴったり合っていたようです。
日本人のカスタムビルダーは、アメリカでも高く評価されています。例えばカリフォルニアで活動する近澤泰良さんは、日本の伝統文化とアメリカのバイクカルチャーを融合させた独自のスタイルで知られ、多くのセレブからオーダーを受けています。ベッカムのハーレーにも、そうした日本人ビルダーの繊細な技術が反映されている可能性があります。
参考)近澤泰良さん/カスタム・ハーレービルダー - 現地情報誌ライ…
カスタムハーレーは個性を表現する手段です。ベッカムはインスタグラムでこのバイクに跨った姿を投稿し、「最高にカッコいい」と多くのファンから反響を得ました。
ベッカムとバイクを語る上で欠かせないのが、イギリスの老舗バイクウェアブランド「ベルスタッフ(BELSTAFF)」です。ベッカムは同ブランドの長年のファンであり、ブランドアンバサダーも務めてきました。
参考)https://ameblo.jp/bell-yajiumart/entry-12694753480.html
ベルスタッフは1924年創業で、防水・防風性に優れたワックスドコットン素材を使ったライダースジャケットで知られています。チェ・ゲバラやスティーブ・マックイーンも愛用した歴史あるブランドで、過酷な環境下でも機能性を発揮します。
参考)https://otokomaeken.com/brand/36961
2014年にはベッカムがデザインに直接参加した「The Beckham for Belstaff Collection」が発売されました。彼のスタイルを反映したコレクションは、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。ベッカム自身も「レザージャケットを買うときはシンプルに保つことを心掛けている」と語っています。
特に「OUTLAW(アウトロー)」というモデルは、ベッカムの代名詞的ジャケットとして知られています。2015年発表のこのジャケットは、無駄な装飾を排したシンプルなデザインで、独立した精神を持つ冒険者を祝うというコンセプトが込められています。ベルスタッフは同製品の発表時にベッカムを主演に起用したショートフィルムを制作しました。
日常のライディングでもベルスタッフを着用する姿が頻繁に目撃されており、バイクとファッションを一体化させたライフスタイルを実践しています。
ベッカムのバイク選びには、明確なこだわりがあります。彼が好むのは「クラシックで武骨なデザイン」です。最新のスーパースポーツバイクではなく、1960年代から70年代の雰囲気を持つレトロなバイクを中心に選んでいます。
実際に所有するバイクを見ると、トライアンフ・ボンネビルはイギリスの伝統的なスタイル、ハーレーのナックルヘッドはアメリカンクラシックの代表格です。どちらもヴィンテージな雰囲気を持ちながら、現代の技術でカスタムされています。
カスタムの方向性も一貫しています。派手な装飾よりも、使い込まれた風合いや実用性を重視したパーツ選びが特徴です。例えばボンネビルのパティーナ塗装は、新車なのに年月を経たような味わいを演出しています。
ベッカムは以前Can-Am Ryker 900 Rally Editionという3輪バイクに乗っていましたが、その後Vespa GTS 300 Super Techに乗り換えました。クラシックなイタリアンスクーターも彼の守備範囲です。つまり、多様なスタイルを楽しんでいるということですね。
参考)Reddit - The heart of the inte…
ベッカムのバイクライフは、世界中のライダーに大きな影響を与えています。彼がバイクに乗る姿がメディアで取り上げられるたびに、クラシックバイクへの注目が高まります。
特にトライアンフ・ボンネビルの人気は、ベッカム効果によって押し上げられた側面があります。トライアンフ公式も、ベッカムが関わったカスタムバイクを積極的にPRしており、ブランドイメージの向上に貢献しています。
また、ベルスタッフのようなクラシックなバイクウェアブランドの再評価にもつながっています。機能性とファッション性を兼ね備えたライディングスタイルは、多くのライダーの憧れです。
ベッカムの影響力は日本のバイクシーンにも及んでいます。彼が日本人ビルダーのカスタムハーレーに乗っていることが知られると、日本のカスタム技術が世界的に評価されるきっかけになりました。
芸能人やセレブがカスタムハーレーで露出することで、バイク文化が廃れずに人気を維持できるという声もあります。ベッカムのような影響力のある人物がバイクを楽しむ姿を見せることは、バイク業界全体にとってプラスです。
街中で転んだ老人と救急隊員に暖かい飲み物をプレゼントしたエピソードからも分かるように、ベッカムは親切で地に足の着いた人物です。バイクを通じて冒険と自由を楽しみながらも、社会貢献や感謝の気持ちを忘れない姿勢が、多くの人々から支持される理由でしょう。
参考)ベッカムの親切エピソードが運動に発展!|最新の映画ニュースな…
トライアンフ公式サイトでは、ボンネビルのカスタム事例やオリジナルコレクションについて詳しい情報が掲載されています。ベッカムのようなカスタムに興味がある方は参考になるはずです。
British Customs公式ブログには、ベッカムのボンネビルカスタムの詳細な製作過程とパーツリストが公開されています。同じスタイルを目指すライダーにとって貴重な資料です。