

あなたがバハレースに興味を持っても出場資格を得られません。
FIMバハワールドカップは、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が2012年から主催する、バハスタイルのラリーレイド競技における最高峰の選手権です。この大会の最大の特徴は、一般的なクロスカントリーラリーよりも短期間で完結する点にあります。
参考)FIM Bajas World Cup - Wikipedi…
通常のクロスカントリーラリーと異なり、バハレースは2~3日間で開催されるのが特徴です。短期間ながらステージは長く過酷で、ライダーの技術と持久力を徹底的に試す競技形式となっています。
競技は比較的フラットな砂漠やダートをハイアベレージで疾走していくスタイルです。ダカールラリーのような長期間の移動区間(リエゾン)と競技区間(SS)の構成とは異なります。
参考)サウジアラビアを走るクロスカントリーラリーバハの最終戦「Ba…
2022年シーズンからは、FIA世界バハカップと併催される形で世界ラリーレイド選手権と並行して開催されています。
つまり四輪と二輪が同時に競技を行うわけですね。
2025年シーズンのFIMバハワールドカップは、世界各地で全7戦が開催される予定です。開催地は主にヨーロッパと中東に集中しており、多様な砂漠環境でライダーたちが技術を競い合います。
具体的な開催国には、スペイン(バハ・アラゴン)、ハンガリー、カタール(バハ・カタール)などが含まれます。バハ・アラゴンは特に歴史のある大会で、FIMバハスワールドカップの重要なラウンドとして位置づけられています。
各ラウンドは通常2~3日間の日程で組まれており、金曜日から日曜日にかけて開催されることが多いです。この短期集中型のスケジュールが、バハレースの大きな魅力となっています。
開催時期は春から秋にかけて分散しており、7月のバハ・アラゴンや11月のバハ・カタールなど、気候条件も開催地によって大きく異なります。
各地の特性を理解することが重要です。
FIMバハワールドカップには複数のカテゴリーが設定されており、メインとなるのは450ccクラスのワールドカップです。このほかにクワッド(四輪バギー)、女性ライダー部門、ジュニア部門のワールドカップも並行して開催されています。
450ccクラスでは、KTM、ヤマハ、ホンダ、ハスクバーナ、ヒーローなど、さまざまなメーカーのマシンが使用されています。排気量は450cc前後に制限されており、耐久性と悪路走破性が重視される仕様となっています。
クワッド部門では、ヤマハやキャンアムなどのメーカーが活躍しており、2025年シーズンのチャンピオンはハニ・アル=ノウメシ選手(ヤマハ)でした。四輪バギーならではのダイナミックな走りが魅力です。
女性ライダー部門も正式なワールドカップとして設定されており、2025年はアローナ・ベン・ナタン選手(ガスガス)がチャンピオンに輝きました。
女性ライダーの活躍の場が広がっています。
バハレースとダカールラリーの最も大きな違いは、競技期間の長さです。バハは2~3日間で完結するのに対し、ダカールラリーは約2週間にわたる長期戦となります。
短期決戦か持久戦かという違いですね。
コースの特性も異なります。バハレースは比較的フラットな砂漠やダートをハイスピードで疾走するのに対し、ダカールは多様な地形(砂丘、岩場、山岳など)を走破します。
バハはスピード重視ということです。
競技形式にも差があります。バハは基本的に連続走行でタイムを競うデザートレーススタイルですが、ダカールは移動区間(リエゾン)と競技区間(SS)に分かれた構成です。
休憩時間の有無が大きく影響します。
2022年以降、バハワールドカップは世界ラリーレイド選手権と並行して開催されるようになりました。つまり両方の大会に参戦することで、年間を通じた競技活動が可能になったわけです。
日本人ライダーのバハワールドカップへの参戦は限定的ですが、関連する耐久レースやラリーレイドでは高い評価を受けています。特にFIM世界耐久選手権では、浦本修充選手が2025年のMFJ全日本JSB1000ランキング3位を獲得するなど活躍しています。
参考)BMWモトラッドのFIM世界耐久選手権、日本初の公式レーシン…
トライアンフ・モトルサイクルズがスポンサーする2022年のバハ・アラゴンでは、トレイルカテゴリーで日本と関係の深いチームが参戦し、75人のライダーを相手に総合11位でフィニッシュしました。
これは注目に値する成績です。
日本国内では、鈴鹿8時間耐久レースやボルドール24時間耐久レースなど、世界的な耐久レースでの実績が評価されています。これらの経験がラリーレイド競技への挑戦にも活かされる可能性があります。
バハワールドカップへの本格参戦には、国際ライセンスの取得や海外レース経験の積み重ねが必要です。しかし日本人ライダーの技術力は国際的に認められており、今後の参戦拡大が期待されています。
FIM公式サイトでは、最新の大会スケジュールやエントリー情報、リザルトが確認できます。参戦を検討している方は定期的にチェックすることをおすすめします。