

クルコンなしでも疲れないと思っていませんか?
NC750Xには2025年モデルになってもクルーズコントロール機能は標準装備されていません。
参考)2025 新型NC750Xのスペック/装備/旧型と比較・変更…
これはコストや用途を考慮した設計方針によるものです。同じプラットフォームを使用するX-ADVには2024年のマイナーチェンジでクルーズコントロールが追加されたにもかかわらず、NC750Xには搭載されていません。
参考)NC750Xを選ぶ理由とは?最高速性能とライバル比較で分かる…
ソフトウェア的に制限しているだけとの指摘もあります。
参考)https://ameblo.jp/go-for-ride/entry-12909981048.html
電子制御スロットル(TBW)を採用しているNC750Xには技術的にはクルーズコントロールを実装できる基盤があります。しかし、メーカーは必要最低限の電子制御に抑えることでコストを削減し、価格競争力を維持する戦略を取っているようです。
参考)磨かれたクロスオーバーパフォーマンス。 新型NC750X D…
多くのオーナーからこの機能の追加を望む声が上がっていることから、将来的なアップデートへの期待も高まっています。
つまり需要はあるということですね。
参考)NC750Xが不人気と噂される理由と実際の評価を徹底検証
長距離ツーリングでアクセル操作の疲労を軽減したい場合、後付けのクルーズコントロールキットが有効な選択肢となります。
代表的な製品がVeridian Cruise(ベリディアンクルーズ)のNC750X専用キットです。このキットは2021年以降のNC750X/DCT/Type LDに対応しており、価格は約3万円から入手できます。
参考)ホンダ NC750X/DCT/Type LD 専用 後付け…
より高機能なモデルでは6.8万円程度のものもあります。
参考)Veridian Cruise X-ADV750 専用 後付…
Veridian Cruiseのシステムは、CANバス経由でバイクの情報を読み取り、電子制御でスロットルをコントロールします。設定速度でのクルーズを維持し、前後ブレーキを踏むか、スロットルを5%以上開けると自動的に解除される安全設計です。
参考)https://veridiancruise.com/product/honda-nc750-2021/
エンジン回転数が1000rpm以下または6800rpm以上になった場合も自動解除されます。USB-C端子から速度の増減幅やPIDゲイン、スロットル制限値などの詳細設定も可能です。
他にはKAOKOの機械式アクセルクルーズコントロールという選択肢もありますが、これは電子制御ではなくスロットルを物理的に固定するタイプです。
参考)https://www.monotaro.com/p/4734/1326/
Veridian CruiseのNC750X専用キット詳細(Moto Parts)
後付けクルーズコントロールの具体的な仕様や価格、適合車種について確認できます。
NC750XのDCT仕様にクルーズコントロールを追加すると、長距離ツーリングでの疲労が大幅に軽減されます。
DCTはクラッチ操作が不要なため、右手のアクセル操作からも解放されると、両手の負担が極めて少なくなります。特に高速道路での一定速度巡航では、登り坂でアクセルを開けたり下り坂で戻したりする操作が不要になります。
参考)スズキ「ハヤブサ」でバイクのクルーズコントロール初体験。簡単…
バイクが自動的に出力を調整してくれるため走行が楽です。
NC750Xは6速トップギアで100km/h巡航時のエンジン回転数が3,200rpm、120km/hでも3,800rpmと低めです。これは大排気量バイクのような穏やかな乗り味で、長時間のクルーズに適しています。
参考)トルク良し、ダッシュ良し。ホンダ新型NC750X DCTにサ…
クルーズコントロールはこの特性を最大限に活かします。120km/hの速度制限区間でも余裕を持ってクルーズできる性能があるため、クルーズコントロールとの相性は抜群です。
右手の疲労軽減により、長距離でも集中力を維持しやすくなります。
これは安全性の向上にもつながりますね。
クルーズコントロールを安全に使うには、適切な設定と使用タイミングの理解が必要です。
一般的なクルーズコントロールは、まず機能をONにし、走行中に「SET」ボタンを押すとその時の速度が記憶されます。例えば80km/hで走行中にSETすれば、その速度を維持してくれます。
参考)バイクのクルーズコントロールとは?メリットや後付けについても…
速度変更は「UP」ボタンで約1km/hずつ増速、「DOWN」ボタンで減速が可能です。
ただし、バイクのクルーズコントロールには作動条件があります。一般的には2速以上、エンジン回転数2000rpm以上、速度30km/h以上でないと設定できません。
解除されるのは以下の場合です。
前走車が近づくと結局クルーズを解除する必要があるため、車が多い高速道路では頻繁にON/OFFを繰り返すことになります。
これは使い勝手が悪いですね。
参考)https://ameblo.jp/bikeriderkoki/entry-12908827072.html
東名や中央自動車道のように車が多い区間では、クルーズコントロールの恩恵は限定的です。逆に深夜の空いた高速道路や地方の交通量が少ない道では、長時間一定速度を保てるため非常に有効です。
機械式のスロットルロッカー(スロットル保持器)は、前車に近づいた際に左手で解除する必要があり、右手のヘラ型アシストの方が実用的との意見もあります。
クルーズコントロールを使わない場合でも、NC750X DCTのライディングモードを適切に選ぶことで快適な巡航が可能です。
NC750Xには4種類のライディングモード(SPORT/STANDARD/RAIN/USER)があります。各モードでパワー、トラクションコントロール、エンジンブレーキ、DCTのシフトスケジュールが異なります。
参考)Honda NC750X DCT 進化したド定番モデルの実…
イグニッションをONにするたびにSTANDARDモードから始まるため、好みのモードに変更するにはスイッチ操作が必要です。
意外なことに、市街地や高速道路の巡航ではRAINモードが好まれることがあります。RAINモードは低い回転域を使いながら早めにシフトアップし、弱めのエンジンブレーキとなるため、穏やかな巡航に適しています。
SPORTモードは高回転までホールドするため、巡航時はライダーの仕事量が増える印象です。
USERモードでは、パワーレベル3段階、トラクションコントロール4段階、エンジンブレーキ3段階、シフトスケジュール4種類を自由に組み合わせられます。これにより、「RAINのシフトスケジュールにSTANDARDのパワー」といったカスタマイズも可能です。
巡航時の燃費や快適性を重視するなら、早めにシフトアップするスケジュールを選ぶのがコツです。
クルーズコントロール以外にも、長距離ツーリングの疲労を軽減する方法があります。
NC750Xは基本的にはアップライトなポジションで乗車姿勢が楽なバイクですが、長時間走行では「お尻が痛くなる」との声が多く聞かれます。シートがやや硬めな設計のため、300km以上の走行では対策が必要です。
参考)ホンダNC750Xに不満の声?実際のオーナーが語る弱点とは …
対策としてはゲルシートやクッションの活用が推奨されます。
具体的な製品ではTop SellerieのコンフォートシートやSHADのコンフォートシートなどが選択肢となります。価格は1万~3万円程度で、お尻の痛みを大幅に軽減できます。
これは長距離ライダーの必須アイテムですね。
風防についても、純正スクリーンの防風効果がやや不足しているとの指摘があります。PuigやGiviの大型スクリーンに交換することで、高速道路での風圧疲労を軽減できます。
ハンドルライザーで20mm程度ハンドル位置を上げると、上体の姿勢がさらに楽になります。
NC750Xの最高速は約170km/hで、高速巡航は問題ありませんが加速は控えめです。無理な追い越しを避け、ゆったりしたペースでツーリングすることが、疲労を溜めない走り方の基本となります。
高速道路での安定性は高いため、適切な装備と走り方を選べば、長距離でも快適なツーリングが可能です。
参考)ホンダNC750Xは本当に不人気なのか?口コミを分析してみた…

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