ハンドルバーウエイト効果と選び方と取付方法

ハンドルバーウエイト効果と選び方と取付方法

ハンドルバーウエイト効果と取付

軽量化のためにバーエンドを外すと振動が3割増える

この記事の3ポイント要約
⚖️
重量による振動軽減効果

ハンドルバーウエイトは重ければ重いほど振動を打ち消す効果が高く、片側100gから300g超まで幅広い選択肢があります

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インナーウエイトとバーエンドの違い

ハンドル内部に装着するインナーウエイトとハンドル端に取り付けるバーエンドウエイトの2種類があり、組み合わせて使用可能です

⚠️
車検と取付時の注意点

ハンドル幅が車検証の寸法±20mm以内に収まることと、ハンドル内径やクリアランスの確認が必要です

ハンドルバーウエイトの振動軽減効果と重量の関係


ハンドルバーウエイトは、エンジンや路面から伝わる振動を抑制するための重りです。重量のあるバーエンドは慣性の力で振動を打ち消しやすく、手のしびれ対策として効果的です。


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一般的な市販車両に装着されているバーエンドウエイトは片側100g以上で、重い場合には200g以上になることもあります。ヘビーウエイトタイプでは片側336gという製品も存在し、振動を2~3割ほど軽減できることが実証されています。


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つまり重いほど効果的です。


ハンドルの振動はハンドル自体の重量と深い関係があり、重ければ重いほど振動は伝わりにくくなります。重いバーエンドを取り付けると振動が大きくゆっくりとなり、手の疲労が低減する効果が期待できます。


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長距離ツーリングや高速道路での巡航時には、この振動軽減効果が特に重要です。掌への負担が軽減されることで乗車時のストレスが少なくなり、余裕が生まれます。


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ハンドルバーウエイトの種類とインナーウエイトの違い

ハンドルバーウエイトには大きく分けて2つのタイプが存在します。1つはバーエンドウエイトで、ハンドルの端についている重りです。もう1つはインナーウエイトで、ハンドルの内部に装着する重りです。


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実は意外ですね。


グリップ外側についている部品以外に、ハンドルの内部にもウエイトが制振用のゴムを介して装着されているケースが多くあります。純正のインナーウエイトは長さが短く鉄製であることが多いですが、社外品では真鍮製で長さを調整できる製品もあります。


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インナーウエイトは単体で販売されている製品もあり、好きなバーエンドと組み合わせることができます。アクティブ製は内径13~17mmと17~20mm用の2種類があり、取り付けには170mm以上のスペースが必要です。ベビーフェイス製は重さと長さを調整できる分割式が特徴です。


参考)https://guumaguuma.web.fc2.com/tour/20151212.html


バーエンドウエイトには、振動軽減だけでなく転倒時のレバーやハンドルを保護する役目もあります。転倒した際にバーエンドがレバーやグリップに代わってダメージを受けてくれるため、取り付けておきたいグッズの一つです。


ハンドルバーウエイトの選び方と重量の目安

ハンドルバーウエイトを選ぶ際は、重量と取り付け方法が重要なポイントになります。市販製品では片側170g、230g、336gなど様々な重量があります。


参考)https://www.monotaro.com/s/q-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%88/


振動対策を最優先するなら、ヘビーウエイトタイプがおすすめです。ポッシュフェイスの「ウルトラヘビーバーエンド タイプ2」は1個あたり約336gという圧倒的な重量を持ちます。デイトナの超ヘビーウエイトも同様の効果を発揮し、ハンドルへの微振動が明らかに小さくなります。


どういうことでしょうか?
一方で、ハンドル末端の重さはハンドルの切りやすさにも影響します。軽くするとハンドルを切りやすくなり、運転しやすさが向上します。


バランスを考えて重量を選ぶ必要があります。



材質も重要な選択基準です。バランサーシャフトには振動減衰特性に優れるブラス材(真鍮)が多用されており、音響機器の制振材としても使われています。


エンド部はアルミ製が一般的です。



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ハンドルの内径とクリアランスの確認も必須です。市販ハンドルは内径14mm、16mm、18mmが目安ですが、必ず実測してから製品を選定する必要があります。純正グリップエンドの構造によっては拡張アンカーの形状を合わせる必要があり、貫通グリップへの交換が必要な場合もあります。


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ハンドルバーウエイト取付方法と注意点

ハンドルバーウエイトの取り付けは基本的にシンプルですが、いくつかの重要な注意点があります。まずバーエンドミラーまたはバーエンドを取り外します。


インナーウエイトを取り付ける場合は、ハンドルの内径に合うまで調整することが必須です。これをやらないと最後の締め込みの際に本体が回ってしまいネジが締まりません。ファナティックのインナーウエイトは真鍮パイプのウエイトにゴムが付いており、パイプの中の長ネジを締め付けるとナットがゴムの中に埋まって膨れることでハンドルに食いつく単純な構造です。


グリップを外す必要がある場合、接着剤で固定してあるグリップを引き抜くのに時間と力がかかります。


グリップは両面テープで再固定できます。



ウエイトの長さがハンドルの直線部に収まることを事前に確認しましょう。ハンドルの幅が狭い場合、直線部が短い場合があります。あまりにも長すぎるウエイトを購入した場合、取り付けができません。


純正ハンドルバーでは取り付けできない場合があるため、記載の内径が先端から奥行まで150mm以上あれば取付け可能という基準を確認してください。


ハンドルバーウエイトと車検の関係と全幅規定

ハンドルバーウエイトを取り付ける際には、車検の全幅規定に注意が必要です。バイクの全幅は主にハンドル幅で検査され、車検証記載の寸法に対して±20mmが車検の通る範囲です。


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具体例です。


車検証の全幅が83cmの場合、ハンドル幅は81cm〜85cmの範囲に収める必要があります。ウエイトを重くするにはより大きな製品にする必要があり、結果としてハンドル幅が広くなることがあります。幅が広くなると車検証の寸法から外れ、車検に通りません。


251cc以上の小型二輪は車検で後写鏡の適否とともにハンドル幅を確認されます。250cc以下の軽二輪・原付類は車検はありませんが、保安基準は道路走行で常に適用されます。取り締まりで整備不良を指摘される余地があるため注意が必要です。


車検ギリギリを攻めるのは不安なので、本番では5mm幅のカラーを追加して全幅で落とされないよう対策する方法もあります。バーエンドの選択時には、取り付け後の全幅を事前に測定しておくと安心です。


ミラーは車体の寸法に含めないという決まりがあるため、バーエンドミラーのアーム部分は全幅測定に影響しません。


ハンドルバーウエイト軽量化のデメリットと振動増加

軽量化のためにバーエンドウエイトを外すことは、一見燃費に良さそうに思えますが、実は大きなデメリットがあります。市販車両に装着されているバーエンドウエイトは、メーカー側が設定した操縦安定性のために装着されています。


軽くしすぎは危険です。


グリップ外側の部品だけでなく、ハンドルの内部にも制振用のゴムを介してウエイトが装着されている場合が多いため、これらを取り外すとハンドル周りの振動が大幅に増加します。実際に純正のインナーウエイトを外して軽量化すると、80km/hの巡航速度で純正ハンドルだと結構ビリビリ来るようになります。


参考)https://ameblo.jp/greenukkiy/entry-12313525131.html


📊 重量と振動の関係

重量タイプ 片側重量 振動軽減効果 適した用途
軽量タイプ 100g以下 低い 街乗り・ハンドル操作重視
標準タイプ 100〜200g 中程度 一般的な使用
ヘビーウエイト 200〜300g 高い 高速道路・長距離ツーリング
超ヘビーウエイト 300g超 非常に高い 振動対策最優先

バーエンドウエイトは慣性質量としての働きより制振用ウエイトとして考える方が良いとされています。高速で回転するエンジンやホイールの存在を考えれば、ハンドル両端のウエイトは振動制御に特化した部品です。


重いバーエンドを万が一の転倒に備えて軽い樹脂製部品に交換してきた伝統的処理も、振動面では逆効果になります。振動が増えると手の疲労が増加し、長距離ツーリングでの快適性が大きく損なわれます。


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