

走行距離が2万kmを超えていても良質な個体はいくらでも存在します。
中古バイク購入で最も重要なのは、走行距離ではなくメンテナンス履歴です。250ccは車検がないため、ほとんどメンテナンスをしないまま乗っている人も少なくありません。その結果、短い走行距離でも寿命を迎えてしまうケースがあります。
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整備履歴が基本です。
販売店に対して、そのバイクが店のお客さんから買い取った車両なのか、業者向けオークションから仕入れた車両なのかを確認しましょう。店のお客さんから買い取った車両であれば、点検を受けていたか、オイル交換をしていたかが分かる可能性があります。
車体番号から整備履歴を出せる店もあります。
オイル交換の記録は特に重要です。推奨される交換時期(一般的には5,000km〜7,000kmごと)よりも短いサイクルで交換されていれば、エンジンを大切にしていたと評価できます。ブレーキパッドやブレーキフルードの交換記録も安全性に関わる重要なメンテナンスとして確認すべきポイントです。
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つまり記録が価値です。
定期点検や消耗品の交換履歴は、その車がいかに大切に扱われてきたかを示す重要な指標となります。ディーラーや認証工場での法定点検(12ヶ月・24ヶ月点検)の記録があれば、オーナーが責任を持って管理していた証拠です。点検記録簿や作業内容の詳細が記載された整備明細書は必ず確認しましょう。
250ccバイクの走行距離は7万〜8万kmが目安になります。乗り方やメンテナンス次第では10万km以上走るバイクもあります。実際の中古市場では、XR250モタードの業者間取引で5万km以上走行した車両も21万〜38万円で取引されています。
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2万kmは問題ありません。
走行距離2万kmを超えている車体について「走り過ぎでしょうか」という質問がありますが、国産250ccモタードであれば全く問題ない範囲です。むしろ適度に走行している車両のほうが、エンジンやミッション、電装系が正常に作動している証拠とも言えます。
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ただし、走行距離と年式のバランスを見る必要があります。年式が古いのに走行距離が極端に少ない車両は、長期間放置されていた可能性があり、ゴム部品の劣化やバッテリーの消耗、キャブレターの詰まりなどのリスクがあります。一方で、1年あたり5,000km程度走行している車両は、定期的に使用されていたと判断できます。
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5万km以上なら慎重に。
走行距離が5万kmを超える場合は、特に消耗品の状態を入念にチェックする必要があります。エンジンそのものは強化されているので耐久性がありますが、チェーンやスプロケット、サスペンション、ブレーキ周りの部品は交換が必要になっている可能性が高いです。これらの部品交換費用を考慮して購入を検討しましょう。
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モタード250の中古市場で最も人気が高いのはホンダXR250モタードです。2003年から2007年まで生産されたこのモデルは、空冷4バルブエンジンを搭載し、扱いやすさとパワーが高い次元でバランスしています。ビギナーでも安心して走り出すことができるマシンです。
XR250は扱いやすいですね。
XR250モタードの業者間オークション市場での直近12ヵ月間の取引データでは、57台が取引され、上限買取額は53.2万円、平均は36.4万円となっています。走行距離1万km未満の個体では最高52.4万円の取引例もあります。走行距離3〜5万kmでも平均36.7万円で取引されており、一定の需要があることがわかります。
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ヤマハXT250Xも人気の選択肢です。人気オフロードバイクのセローをベースにしたモタードで、エンジンは低中速トルクが太い空冷2バルブを搭載しています。走りを追求するというよりは、ツーリングバイク的な性格が強いマシンです。
XT250Xはツーリング向けです。
ホンダCRF250Mも注目すべき車種です。2013年から2019年まで生産されたこのモデルは、より新しい設計で軽量化が図られています。新フレームを採用し4kgの軽量化を実現、吸排気系を中心に改良を加えパワーアップし、オフロード性能も大幅に向上しました。
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XR250モタードの販売価格相場は、走行距離と年式によって大きく変動します。グーバイクでの検索結果では、走行距離6,822kmの2005年モデルが支払総額55.93万円、走行距離8,257kmのモデルが車両価格27.8万円で販売されています。
相場は20万〜55万円です。
バイク買取専門店での買取相場データによると、XR250モタードは走行距離2万kmで約26万円、3万kmで約25万円、5万kmで約21万円が平均的な買取価格となっています。この買取価格に店舗の利益や整備費用を加えた金額が、実際の販売価格になります。
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販売価格と買取価格の差は、店舗の整備内容や保証の有無によって変わります。支払総額が安い車両は、登録手数料が高く設定されていたり、分かりにくいパーツを交換せずに出している、保証なしの現状販売といった可能性があります。
保証付きなら安心です。
必ず「3ヶ月保証」や「走行距離無制限保証」などがあるかを確認してください。納車整備でバッテリーやプラグ、オイル類を新品に交換してから渡してくれるかも重要なチェックポイントです。保証がついているショップで購入することで、購入後のトラブルリスクを大幅に減らせます。
実車を確認する際は、まずファーストインプレッションを重視してください。見た目の印象や全体的な雰囲気から、前オーナーがどのように扱っていたかをある程度判断できます。
参考)https://www.bikekan.jp/media/0055
外装の状態を見ましょう。
転倒歴の有無は、レバーやミラーの傷、カウルの割れ、ステップの削れ具合から判断できます。モタード特有のチェックポイントとして、ホイールリムの傷やスポークの状態も確認しましょう。街乗りで縁石に当てていると、リムに打痕が残ります。
エンジンの始動性も重要な確認項目です。XR250モタードは単気筒エンジンのため、冬場はチョークを引いても一発で始動しないことがあります。実際にエンジンをかけてもらい、異音や白煙が出ないか、アイドリングが安定しているかを確認してください。
音と煙が判断材料です。
タイヤやチェーン、ブレーキパッドなどの消耗品の残量もチェックしましょう。これらは購入後すぐに交換が必要になると、追加で数万円の出費が発生します。タイヤの製造年週(サイドウォールに刻印されている4桁の数字)を確認し、5年以上経過している場合は交換を検討する必要があります。
サスペンションの動きも確認ポイントです。モタードはサスペンションが柔らかく設定されており、シートに跨ると車体が沈み込みます。前後サスペンションがスムーズに動作するか、オイル漏れがないかを目視で確認しましょう。
中古バイクの正しい選び方の詳細はバイク館の公式ガイドで確認できます

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