

バイクに乗るあなたでも、乗鞍スカイラインは自転車に乗り換えないと走れません。
乗鞍スカイラインは、岐阜県高山市側の平湯峠(標高1,680m)から畳平(標高2,702m)まで続く全長14.4kmの山岳観光道路です。 開通期間は毎年5月15日から10月31日まで、2026年も同じスケジュールでの開通が予定されています。arukikata+1
通行時間帯は季節によって異なります。 5月・6月・10月は午前7時から午後6時まで、7月〜9月はなんと午前3時30分から午後6時まで通行が可能です。 早朝の澄んだ空気の中を走りたいライダー(自転車)には、夏季の早朝スタートが狙い目ということですね。hida-norikura+1
なお、荒天・降雪時は臨時通行止めになることがあります。 当日の天気を必ず事前確認してから出発するのが基本です。
参考)Object moved
乗鞍スカイラインの公式通行情報はこちらで確認できます。
飛騨乗鞍観光協会 マイカー規制情報 – 最新の通行期間・規制区間を確認できる公式ページ
バイクはマイカー規制の対象です。これが一番重要な事実です。
乗鞍スカイラインは2003年から自然保護を目的としたマイカー規制が開始されました。 通行できる車両は「乗合バス・貸切バス・タクシー・自転車・緊急車両・警察署長の許可を得た車両」のみで、自家用車および二輪車(バイク)はすべて規制対象です。wikipedia+1
「マイカー規制=普通車だけ」と勘違いしているバイク乗りは多いです。意外ですね。スカイラインの入口ゲートで引き返すことになると、来るまでの燃料代・高速代が丸ごと無駄になります。痛いですね。
バイクでツーリングに来た場合、手前の「ほおのき平バスターミナル(ほおのき平スキー場駐車場)」にバイクを停めて、シャトルバスに乗り換える必要があります。 バイクを安心して停めておける駐車場の事前確認が条件です。
乗鞍スカイラインのヒルクライムコースは距離18.3km・標高差1,313m・平均勾配7.2%です。 標高差1,313mというのは、東京スカイツリー(634m)をほぼ2本分積み上げた高さに相当します。これは使えそうです。
参考)乗鞍スカイラインヒルクライム2本 - 山を登りて戻り来よ -…
スタート地点のほおのき平スキー場は標高約1,200mで、ゴールの畳平は2,702mです。 標高が上がるにつれて気温が下がるため、真夏でも山頂付近は10℃以下になることがあります。
参考)マイカー規制の乗鞍スカイラインをロードバイクで登ってきた -…
| 項目 | データ |
|---|---|
| スタート地点 | ほおのき平スキー場(標高約1,200m) |
| ゴール地点 | 畳平バスターミナル(標高2,702m) |
| 距離 | 約18.3km |
| 標高差 | 約1,313m |
| 平均勾配 | 7.2% |
| 開通期間 | 5月15日〜10月31日 |
平均勾配7.2%は、自転車ヒルクライムでは「中級〜上級向け」に分類される数値です。ロードバイク初心者がいきなり挑む場合は、足付きなしで完走できるかどうかを事前にシミュレーションしておくのが安全です。
ギアの選択が重要です。コンパクトクランク(50/34T)+スプロケット(28T以上)の組み合わせを準備しておけば、後半の急勾配区間でも対応しやすくなります。
開通初日(5月15日)は毎年多くのサイクリストが集まります。 2025年の開通初日は路面崩落からの仮復旧を経た3年ぶりの5月開通ということもあり、全国各地からサイクリストが訪れました。sankei+1
開通直後は残雪が多く、路面に雪や泥が残っている場所があります。スリップリスクがある区間では、ブレーキング距離が通常の1.5〜2倍になると考えて速度を落とすのが原則です。
バスは定時運行で固まって来るため、バス通過のタイミングに注意すれば、それ以外の時間はほぼ車を気にせず走れます。 蛇行運転・並走・下りでのスピード超過は危険なので避けましょう。
7月〜9月の早朝3時30分開通を狙うと、夜明けの乗鞍を走れるというメリットがあります。ヘッドライト・テールライトの装備は必須です。
バイクツーリングで乗鞍を訪れたが「自転車でも走ってみたい」と感じる人は多いです。実はバイク乗りは体幹と下半身が鍛えられているため、自転車ヒルクライムへの転向に向いているという声もあります。
最低限の準備として以下が必要になります。
高山病については、急に標高が上がる山岳道路では軽視できません。頭痛・吐き気・めまいが出たらすぐに標高を下げるのが鉄則です。これだけ覚えておけばOKです。
レンタサイクルについては、松本駅や高山駅周辺でもロードバイクのレンタルが可能なショップがあります。 事前予約が安心です。
岐阜県観光公式サイト「日本最高所の道へ!ヒルクライマーの聖地 乗鞍スカイライン」 – コースの特徴や見どころを写真付きで解説している参考ページ