

あなたの原付、半年放置で修理代が3万円超えるかもしれません。
一般的に「3,000kmごと」と言われますが、原付4ストは2,000kmまたは半年ごとが正確な目安です。実際、ホンダの公式マニュアルでもこのサイクルを推奨しています。つまり市街地走行が多い人は、思ったよりも早めが基本です。
短時間の通勤・買い物メインでも、エンジンは意外と高温高負荷です。アイドリング中心でも油膜劣化が早く、2,000kmを超えると潤滑性能が急低下します。つまり小排気量ほど摩耗リスクが早いということですね。
500kmも延長すると、金属粉が混じったオイルがギアを削り、燃費も5〜10%悪化します。オイルの色が濃く濁ったらすぐ交換でOKです。結論は「距離よりも期間重視」で考えるべきです。
参考: ホンダのメンテナンス情報(原付4ストオイル規定と交換サイクル)
https://www.honda.co.jp/bike/
原付4ストのオイル量は一般に0.7〜0.8Lが標準です。入れ過ぎも危険で、クランク室内の圧が上がり、オイルシールが破損します。実際、YAMAHA JOG-ZRで0.9L入れてオイル漏れした例もあります。つまり規定内が原則です。
オイルは10W-40が多くの原付で対応しますが、寒冷地では5W-30でもOKです。これは粘度の違いによる冷間時の流れやすさが関係します。良いオイルほど酸化しにくく、結果的に交換サイクルも安定します。
300円/Lの量販オイルと1,200円/Lの高品質オイルでは、燃費差が3〜4km/L生じる報告もあります。コスパを考えるなら、中価格帯のバイク専用オイルが最善です。品質が条件です。
オイル交換を怠ると、最悪の場合エンジン焼き付きが起こります。たとえば半年未交換でピストン溶着を起こすケースは珍しくありません。修理には2〜3万円、最悪エンジン載せ替えで6万円超になることもあります。痛いですね。
また、劣化オイルは冷却性能も落ちるため、夏場は停止信号ごとにオーバーヒート寸前まで温度上昇します。結果、エンジンオイルの粘度が下がり、潤滑不良ループに陥ります。つまり放置が連鎖の始まりです。
こうしたリスクを避けるには、スマホの走行距離メモアプリなどを用いて管理するのが有効です。距離アラートで交換忘れを予防できます。記録が基本です。
DIY派の多くがミスしやすいのが「ドレンボルトの締めすぎ」です。トルクレンチを使わないと、10N·m以上の締め付けでネジ山が潰れます。つまり工具選びが重要ということですね。
また、エンジンが熱い状態で抜くと古いオイルがきれいに排出できます。熱いと怖いと思うかもしれませんが、50〜60℃程度がベストです。手で触って温かい程度ですね。
排出後は、オイルパッキン(銅ワッシャー)の交換を忘れないように。再利用すると数ヶ月後に底からにじみが起きます。つまり新品1枚100円の投資が修理代を防ぐわけです。
DIYを始めるなら、AZやカストロールの純正パックが便利です。1L缶で500〜1,000円前後です。コスパが良いですね。
交換後に「異音が出た」と相談する人は意外に多いです。原因は規定量以下だったり、オイルの粘度が低すぎることです。つまり、粘度指定を守るのが第一条件です。
もう一つ見落としがちなのが「オイルフィルター非装着」の車種です。フィルターがない原付では、オイルの役割がより重要になります。小さなゴミまでオイルが受け止めるため、キレイな状態を保つ必要があります。
しっかり暖機して試走し、エンジン音や加速感の変化を確認しましょう。異変を感じたらその日のうちに再チェックです。安全が原則です。
高温期や長距離走行が多い時期は、粘度が高めの10W-40を選ぶと安定します。運転スタイルに合わせて粘度を選ぶことが長持ちの秘訣です。
参考: YAMAHA バイク オイルメンテナンスガイド(粘度と仕様の解説)
https://yamaha-motor.co.jp/