

違法改造にならないマフラーでも捕まることがあるんです。
多くのライダーは「軽量」「音が良い」ことを重視します。しかし、W800はツインエンジン特有の排気干渉があるため、マフラー形状でトルク特性が大きく変わります。ショート管タイプに変えると、3000回転以下のトルクが約15%減少することもあります。結果、街乗りで加速が鈍くなるんですね。
また、純正マフラーは重いものの、排圧が均一に設計されており、燃費も22km/L前後を維持します。社外マフラーの中にはこれが18km/Lまで悪化する例もあります。つまり、音質を取るか性能を取るかのバランスが重要です。
法的にも「純正然とした外観」のほうが警察の職務質問を受けにくい傾向にあります。つまり見た目もリスク管理ということですね。
意外と多いのが「車検対応なのに整備不良」になるケースです。これは「認証ステッカー付き」でも装着方法によっては基準超過になるためです。例えばバッフルを外した状態で走行していた場合、違反点数2点・反則金6000円(普通二輪)になります。痛いですね。
国土交通省の「平成22年規制」では、W800クラスでは実測音量94dB以下が基準です。しかし経年劣化や吸音材の焼け落ちで97dBを超えることがあります。この場合も整備命令の対象です。つまり点検が必要ということですね。
安全・合法に楽しむなら、音量基準を自分で確認できる簡易デシベルメーターを使うと安心です。
国交省による基準説明のリファレンス。
国土交通省|自動車騒音規制基準(2024年改訂)
社外マフラーに交換すると、燃調(燃料マップ)の最適化が必要です。燃料が薄いままだと、焼き付きやアイドリング不安定のリスクがあります。実際にO2センサー値が10%以上ズレる報告も確認されています。難しいところですね。
ショップでECUリマップを行えば、費用は2〜3万円程度。燃費やレスポンスが改善し、車検も通過しやすくなります。特に北米仕様マフラーを流用する場合は必須です。これが原則です。
低速トルクを戻したいなら、スリップオンよりフルエキタイプが有利です。ボルト固定位置で気圧バランスが変わるためです。細かいですが大事な点です。
マフラー交換で得られる最大のメリットは軽量化。純正の約7.5kgに対して、社外品では4kg前後まで落とせます。軽くなる分、旋回時のバランスが軽快になります。つまり取り回しが楽になるんですね。
また、スリップオンタイプなら音質チューニング程度でOK。フルエキは排気効率の改善で中高速域の伸びが向上します。加速タイムで約0.5秒短縮の例もあります。
ただし、軽量化により熱容量が減るため、排気音が高温時に変化しやすくなります。つまり音が安定しないことがあります。やや上級者向けと言えます。
意外なポイントですが、音質はライダーの疲労度に直結します。80〜100Hz前後の低音が強すぎると、2時間以上走行で脳のα波が減少し集中力が下がるという実測データもあります。つまり音の快適さも安全性能です。
音圧が抑えられた「インナーサイレンサー付き」モデルを選ぶと、長距離ツーリングでの体感疲労が2割減少したという声も多いです。これは使えそうですね。
長距離派の人は「音」より「共振数」が少ないタイプを選ぶと良いです。たとえばストレート構造よりバイパス構造の方が共振が少なく、鼓膜への負担も軽くなります。つまり耳にも優しいマフラーが理想です。
有名ショップ「ヨシムラ」や「モリワキ」などでは、サウンドチューニングを重視したモデルも多く扱っています。最終的には、自分の走行環境に合う一本を選ぶことが重要です。
ヨシムラのサウンド設計に関するリファレンス。
ヨシムラジャパン公式サイト

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