

リコール対応しなくても、バイクに乗り続けていれば問題ないと思っていませんか。

国土交通省は「自動車不具合情報ホットライン」、通称「連ラクダ」というポータルサイトを運営しており、バイクを含む二輪車の不具合情報やリコール情報が集約されています。 ユーザーが実際に感じた不具合を電話・ウェブで直接報告できるほか、過去に届け出られたリコール情報の検索も可能です。 年間数千件規模の不具合情報がユーザーから提供されており、このデータをもとにメーカーへのリコール指示が行われる仕組みです。 renrakuda.mlit.go(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/hotline.html)
バイク乗りにとって重要なのは、このサービスが「四輪車だけのもの」ではない点です。 二輪車・原付も対象に含まれており、タイヤやチャイルドシートの不具合情報も扱われています。つまり、バイク乗りも積極的に活用すべきサービスということですね。 renrakuda.mlit.go(https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/hotline.html)
フリーダイヤル(0120-744-960)は平日の日中のみですが、自動音声受付(03-3580-4434)なら年中無休・24時間利用できます。 city.ama.aichi(https://www.city.ama.aichi.jp/kurashi/safety/1002290/1002296.html)
令和6年度のリコール総届出件数は337件、総対象台数は約756万台にのぼります。 そのうち国産車だけで167件、約692万台が対象となっており、毎年大量のリコールが発生していることが分かります。これは驚きの数字です。 mlit.go(https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_005444.html)
直近では、ホンダが排気量50ccスクーター(タクト・ジョルノ・JOG・Vino等)について2件で合計108万3789台という大規模なリコールを届け出ています。 「自分が乗っているバイクに限ってリコール対象にはならないだろう」と思いがちですが、実際にはこれほどの規模で対象が出ることもあります。 autobi-r(https://autobi-r.net/news/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%A7%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E3%81%AA%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%80%E3%80%802%E9%83%A8%E4%BD%8D/)
令和5年度の最多リコール対象はホンダ「N-BOX」他25車種・約113万台(燃料ポンプの不具合)でした。 バイクに限定した件数の公式集計は別途公開されていますが、二輪車リコールの件数も毎年数十件以上にのぼります。 mlit.go(https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_005100.html)
リコール対象のバイクを放置することで、最も直接的に困るのが「車検不適合」のリスクです。 保安基準に不適合となるリコールが未対応の場合、原則として車検を通過できません。 「まだ動くから大丈夫」という判断が、そのまま車検切れにつながるケースがあります。 hondacars-gifu.co(https://www.hondacars-gifu.co.jp/information/blog/17704/)
車検切れのバイクを公道で走らせた場合、道路運送車両法違反として6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。これは法的に大きなリスクです。さらに車検切れ中は自賠責保険も失効している可能性があり、事故を起こした場合の補償が一切なくなります。
リコール修理は基本的に無償です。 費用ゼロで安全を取り戻せるにもかかわらず、対応しないメリットはほぼありません。 hondacars-gifu.co(https://www.hondacars-gifu.co.jp/information/blog/17704/)
国土交通省 自動車不具合情報ホットライン(連ラクダ) ー リコール情報の検索・不具合報告はこちら
自分のバイクがリコール対象かどうかを調べるには、車台番号が必要です。 車台番号はバイクの車検証または車体フレームに刻印されており、数字とアルファベットが組み合わさった固有の番号です。これだけ覚えておけばOKです。 hondacars-gifu.co(https://www.hondacars-gifu.co.jp/information/blog/17704/)
調べ方は次の手順で行います。
日本自動車販売協会連合会(JASPA)が提供するリコール情報検索ツールでは、車検証のQRコードを読み取るだけで検索できます。 スマートフォンがあれば駐車場でもその場で調べられます。これは使えそうです。 jaspa.or(https://www.jaspa.or.jp/portals/recallsearch/index.html)
JASPA リコール情報検索ツール ー 車検証QRコード対応、国産二輪車も検索可能
多くのライダーは「メーカーに直接連絡すればいい」と考えています。しかしこれが落とし穴で、メーカーへの報告だけでは国土交通省のデータベースに不具合情報が蓄積されません。 国交省への報告があって初めて、同じ不具合が複数ユーザーで起きているかどうかの横断分析が行われます。 cao.go(https://www.cao.go.jp/consumer/doc/100222_shiryou2-2.pdf)
報告するのに費用はかかりません。 24時間受け付けている自動音声窓口(03-3580-4434)では深夜でも簡単に報告でき、ウェブフォームでも受け付けています。乗っているバイクに違和感を覚えたら、迷わず報告する習慣をつけましょう。 city.ama.aichi(https://www.city.ama.aichi.jp/kurashi/safety/1002290/1002296.html)
国土交通省 自動車のリコール・不具合情報公式ページ ー リコール届出情報一覧・詳細はこちら