カワサキZ900中古相場と年式別おすすめ購入ガイド

カワサキZ900中古相場と年式別おすすめ購入ガイド

カワサキZ900の中古相場を年式・状態別に徹底解説

走行距離が少ないZ900を中古で買っても、年式が古ければ装備の差で新車より30万円以上損することがあります。


🏍️ カワサキZ900 中古相場まとめ
💰
2026年2月時点の買取相場

業者間取引の平均は51〜76万円。ボリュームゾーンは60〜70万円台(構成比39%)。走行距離5,000km未満の良好車なら最高116万円の事例も。

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年式で選ぶポイント

2020年式以降がコスパの高い狙い目。トラクションコントロール・LED・TFTカラーメーターが全装備。2018〜2019年式は価格が安い分、装備が少ない。

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買い時のタイミング

オフシーズンの11〜2月は中古相場が下がりやすく、販売店の在庫も増える傾向。売り手が乗り換えを急ぐ時期に合わせると交渉力が上がる。


カワサキZ900の中古相場は2026年現在いくらか



カワサキZ900(ZR900B型)の中古相場は、2026年2月時点で業者間オークションにおける平均取引価格が51〜76万円程度となっています。販売店の店頭価格はこれに中間マージンが乗るため、実際に購入する際は65万円〜100万円前後のレンジで探すことになるケースが多いです。


中古市場の取引台数が最も多い年式は2021年式で、過去10年間で82台の取引が確認されています。これはZ900が2020年のマイナーチェンジ後に本格的に普及し始めたことと重なります。


相場の変動という観点では興味深いデータがあります。Z900の平均買取相場は対前年比で5%上昇、対3年前比でも3%上昇しており、緩やかな上昇基調を維持しています。つまり相場は上がり続けている状況です。


これはバイクブームの恩恵というより、Z900という車両の実力が中古市場でも正当に評価されてきた結果と考えられます。新型モデル(2025年式)の発売によって旧年式の流通量が増え、一時的に価格が落ち着く局面もありますが、長期的には緩やかな上昇基調と見ておいた方が良いでしょう。


🔽 業者間取引による年式別平均買取相場(2026年2月現在)


| 年式 | 平均買取相場 |
|------|------------|
| 2018年式 | 約58.0万円 |
| 2019年式 | 約74.1万円 |
| 2020年式 | 約74.9万円 |
| 2021年式 | 約73.6万円 |
| 2022年式 | 約66.9万円 |
| 2023年式 | 約68.3万円 |
| 2024年式 | 約61.1万円 |


※ 上記は業者間落札価格(販売店の仕入れ価格に相当)。店頭販売価格はこれより高くなります。


最も平均買取相場が高いのは2023年式、次いで2020年式となっています。2018年式が割安に見えるのは装備差(後述)が影響しており、価格の安さにはそれなりの理由があります。相場だけを見て判断すると失敗のもとです。


参考:業者間オークション実データに基づく買取相場(バイクパッション)

https://www.bike-passion.net/market/kawasaki/751cc/z900-zr900b.htm


カワサキZ900の走行距離・状態別の中古価格差

走行距離が価格に与える影響は、Z900の場合かなり明確です。業者間オークションのデータを見ると、走行距離0〜4,999kmの車両の平均取引価格は約77.2万円であるのに対し、1〜2万kmになると約66万円まで落ちます。さらに3〜5万kmになると平均50.7万円まで低下します。


つまり走行距離が約2万km増えるたびに、おおよそ10〜15万円単位で相場が下がるイメージです。これは東京から大阪を往復する距離(約1,100km)で換算すると、約18往復分の走行ごとに数万円の価値が落ちていく計算になります。


走行距離よりも大切なのが「コンディション(状態評価点)」です。業者間では1〜8点で状態を評価しますが、同じ走行距離でも評価点が5点(良好)か7点(超極上)かで平均10〜20万円の価格差が生まれます。状態が価格に直結するということですね。


特に注意したいのがカスタム車です。フルカスタム仕様は一見お得に見えますが、純正パーツが欠品している場合、車検取得時に追加費用が発生することがあります。カスタム車を購入する際は純正部品が揃っているかを必ず確認し、揃っていない場合は純正戻しのコストを差し引いた上で価格交渉することが重要です。これは見落としがちな落とし穴です。


🔽 走行距離別の平均買取相場(業者間取引・2026年2月現在)


| 走行距離 | 平均買取相場 |
|---------|------------|
| 0〜4,999km | 約77.2万円 |
| 5,000〜10,000km | 約71.2万円 |
| 1〜2万km | 約66.0万円 |
| 2〜3万km | 約62.3万円 |
| 3〜5万km | 約50.7万円 |
| 5万km〜 | 約45.0万円 |


カワサキZ900の2020年マイナーチェンジ前後の違いと中古選び

Z900の中古選びで最も重要な分岐点が、2020年1月15日のマイナーチェンジです。このタイミングを境に、装備内容がまったく異なるレベルで変わります。知っておくと価格交渉にも役立ちます。


2018〜2019年式(マイナーチェンジ前)の主な特徴:
- ヘッドライトはハロゲン(55W)
- トラクションコントロール非搭載
- ライディングモード切り替えなし
- デジタルメーター(TFTカラーではない)
- 車両重量:210kg / シート高:795mm


2020年式以降(マイナーチェンジ後)の主な特徴:
- ヘッドライトがフルLED化
- トラクションコントロール(KTRC)搭載
- スポーツ/ライダー/レインの走行モード切り替え追加
- TFTカラー液晶メーター(ネガポジ反転対応)
- スマートフォン連携「RIDEOLOGY THE APP」対応
- ETC2.0標準装備
- 車両重量:213kg / シート高:800mm


新型は3kg重くなりシート高も5mm高くなりましたが、装備の充実度は段違いです。マイナーチェンジ前後で新車時の価格差は約10万円でしたが、中古市場では年式の違いが相場に約16万円以上の差を生んでいます。これが条件です。


2022年11月からは型式が「8BL-ZR900B」に変わり、令和2年排出ガス規制への適合が行われました。型式の違いは外見では判断できないため、購入時は車検証で型式を必ず確認するようにしましょう。


さらに2025年7月には追加マイナーチェンジが実施され、クイックシフタークルーズコントロールが搭載されるようになりました。これにより2025年式以降の中古が今後流通し始めると、旧年式の相場がさらに調整される可能性もあります。


参考:Z900の年式別変更点の詳細解説(バイク売る)

https://bike250.net/entry646.html


カワサキZ900の中古購入で失敗しないチェックポイント

Z900の中古車を実際に見る前に、押さえておくべき確認事項があります。大型スポーツネイキッドという性格上、前オーナーが積極的なライディングをしていた可能性が高く、特定の部位に集中した消耗や損傷が見られるケースがあります。


まず確認したいのはフレームの状態です。トレリスフレームは見た目でクラックや溶接割れが確認しやすいという利点がありますが、フレームに問題がある場合は修理費が非常に高額になります。目視だけでなく、フレームナンバー付近のゆがみや塗装剥がれにも注意が必要です。


エンジン周りでは、アイドリング状態での異音チェックが基本です。冷間始動直後と暖機後で音の質が変わるかどうかを確認しましょう。948ccの並列4気筒エンジンは頑丈な設計ですが、前オーナーのオイル管理が悪かった場合にタペット音が出るケースがあります。


チェーンとスプロケットの消耗具合も見逃せません。Z900は峠道での使用も多く、チェーンの伸びやスプロケットの歯の状態が悪い場合は、交換費用として2〜4万円を見込む必要があります。意外ですね。


カスタムパーツの有無も重要な確認ポイントです。マフラー交換がされている車両は車検対応品かどうかを確認してください。保安基準を満たさないマフラーが付いたまま購入すると、車検の際に自費で純正品への戻し作業が必要になります。1〜3万円の追加コストが発生することも珍しくありません。


🔽 中古Z900を見る際のチェックリスト


| チェック箇所 | 確認内容 |
|------------|--------|
| フレーム | クラック・ゆがみ・塗装剥がれ |
| エンジン | 異音・オイル滲み・冷却水漏れ |
| チェーン/スプロケ | 伸び・歯の摩耗・サビ |
| マフラー | 保安基準適合ステッカーの有無 |
| メーター | 距離改ざんの形跡(不自然なキズ) |
| 灯火類 | LED・ウインカーの点灯確認 |
| サスペンション | オイル漏れ・ガタつき |


カワサキZ900の中古相場はお得な買い時があるのか

中古バイクには価格が動きやすい時期があります。一般的にバイクの購入シーズンは4〜10月で、この時期は需要が高まるため中古価格は高止まりしやすい傾向があります。逆に11月〜翌2月のオフシーズンは買い手が少なくなり、販売店側が値引きに応じやすくなります。


Z900の場合、特に狙い目となるのは11〜12月です。年末に乗り換えを検討しているオーナーが増え、下取りや買取に出す台数が増加します。その結果として中古在庫が増え、相場が一時的に緩やかに下がることがあります。


2〜3月は少し事情が異なります。この時期は販売店の決算期と春のシーズン開始が重なり、新車購入による下取り車が一気に流通します。台数が増える分、選択肢は広がりますが価格の下落幅は小さいことが多いです。


もう一つ重要な視点が「新型モデルの発売タイミング」です。Z900は2025年7月に新仕様が発売されました。新型発売後の半年〜1年以内は旧モデルの中古流通量が増える傾向があり、旧年式の価格が調整されやすいです。2026年現在はまさにこの局面にあたるため、2022〜2024年式の中古は比較的交渉しやすい状況です。


ただし一点注意があります。「安い時期に買う」ことにこだわるあまり、状態の悪い個体をつかんでしまっては本末転倒です。購入後の整備費用が5〜10万円かかる個体を「安かった」と思って買うより、少し高くても整備済み認定車を選ぶ方が総支出が抑えられることがあります。総コストで考えることが基本です。


カワサキプラザの認定中古車や、大手バイクショップの保証付き車両は、相場より少し高めですが購入後のトラブルリスクを大幅に下げることができます。初めてZ900を購入する方には特に有効な選択肢です。これは使えそうです。


参考:中古バイクの買い替え適切なタイミングについて(KATIX)




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