

「あなたの旧車マフラー、車検通過でも検挙されることがあります。」
旧車といえども、「音量規制は緩い」と思っていませんか?令和以降、国交省は車齢の古い車両にも段階的に新基準の測定方法を適用しています。たとえば、1975年以前のバイクでは「加速騒音試験」は免除されていても、環境基準改定後は「走行時音量」の評価対象となる可能性が出ています。つまり旧車だからといって油断はできません。
また、測定基準に使うのは「定常加速騒音」と呼ばれる試験で、4000rpm前後(一般的な旧車の街乗り回転数)で91dBを超えると違反の可能性が生じます。特に純正以外の集合管マフラーや直管気味のものは厳しく見られます。つまり91dBという数値が境目です。
結論は「旧車も例外ではない」です。
実際、全国で音量超過による取締件数は年々増加しています。警察庁発表では、2023年度だけでも全国で約3,000件の「不正改造排気音取締り」が実施され、うち1割以上が'80年代以前のバイクです。つまり古い車両も確実にチェック対象です。
この違反は「整備命令違反」と見なされ、放置すると最大30万円の罰金と違反点数2点が科せられます。再犯になると免許停止のリスクまであります。音のチェックは巡回パトがマイクロホン式測定器で行うため、短時間のアイドリング爆音でも記録対象になります。厳しいですね。
街中の取締りは特定エリア(埼玉県所沢市、神奈川県厚木市、愛知県豊田市など)で集中している報告もあります。つまり、運転地域でもリスクが変わります。
「車検に通ったのに警察に止められた」事例は実際に起きています。これは車検場と路上での測定基準が異なるためです。たとえば車検では固定状態のマフラー中心から50cm離して計測しますが、路上では走行中または空ぶかし時の「実測音量」で判断されます。このとき環境音や反響も加味されるため、同じバイクでも数dB差が出ます。
特に旧車はエンジンの経年劣化で排気圧や共振音が増えるため、最初は合法でも後に基準超過になるケースが多いです。つまり「車検合格=安心」ではありません。
対応策として、騒音計アプリ(JVC「Sound Level Checker」など)で定期的に自分で測定しておくことがおすすめです。音量管理が基本です。
合法かどうかを判断する最も確実な目印は「政府認証マーク」です。プレートに「JMCA」または「認証番号」が刻印されていることが条件です。しかし、中古市場で出回る旧車用マフラーは認証失効していることもあります。販売時期やロット番号が古いものは、基準変更後に適合外になっている可能性があるのです。
仮に同じ形のマフラーでも、認証失効品を装着していると、不正改造扱いになることがあります。音量検査で基準を超えなくても、書類不備で摘発されたケースもありました。つまり「音量だけでなく製造年も確認」が鉄則です。
中古マフラーを購入する場合は、販売店やメーカーサイトで「令和基準対応」表記をチェックしてください。JMCA加盟メーカーの最新リストは公式サイトで確かめられます。
→JMCA公式サイト(認証マフラーリスト)
https://www.jmca.gr.jp/
旧車は内部サビや詰まりで、音量が想定値より高くなることがあります。排気効率が低下すると共振周波数も変化し、静音化どころか逆に爆音化することも。これは意外ですね。
対策として有効なのが「定期的なインナー清掃」と「消音ウール交換」です。半年~1年ごとに、消音材が燃え尽きていないか点検し、ウールを交換するだけで最大3dB程度下げられるケースもあります。たった3dBでも体感では半分近く静かに感じられますから、効果は大きいです。
また、排気口内部に簡単に取り付けられる「バッフルインサート」も有効です。純正形状を崩さずに装着できるため、旧車でも自然な外観を保てます。静音と見た目の両立が条件です。
→キジマ バッフルインサート公式情報(静音効果と装着例)
https://www.kijima-mc.co.jp/
こうした小さなメンテナンスが、取締防止にもつながります。つまり「日常点検が音量規制対策」です。

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