ラダーフレーム車一覧|国産SUV輸入車メリットデメリット比較

ラダーフレーム車一覧|国産SUV輸入車メリットデメリット比較

ラダーフレーム車一覧

フレーム修理代は40~50万円以上かかります。


この記事で分かること
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ラダーフレーム採用車種

国産SUVから輸入車まで現行モデルと中古で狙える車種をリストアップ

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構造の特徴と違い

モノコックボディとの構造的な違いと、それぞれのメリット・デメリット

💰
維持・修理費の実態

事故時のフレーム修理費用や日常メンテナンスで知っておくべきコスト

ラダーフレームとは?国産車輸入車で採用される理由


ラダーフレームとは、はしご状の鉄骨フレームの上にボディを載せる構造のことです。自動車の黎明期から存在する古い形式ですが、クロスカントリー系SUVや大型トラック、バスなどで現在も採用され続けています。


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この構造が選ばれる最大の理由は耐久性です。フレーム自体が頑丈に作られており、エンジンやサスペンション、ミッションといった走行に必要な部品がすべてフレーム部分に搭載されています。ボディにどれだけのダメージを受けたとしても、フレームが無事なら走行を続けられるのが特徴です。


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路面整備がされていないような国では特に重宝され、どんなに古くなっても大事に乗り続けられています。砂漠や山道、戦地など路面状況が悪いオフロードで活躍する車種に多く見られる構造です。


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耐久性が基本です。


ラダーフレーム車一覧:国産SUV現行モデル

国内で新車購入できるラダーフレーム採用のSUVは限られています。


代表的な車種は以下の通りです。



参考)【悪路に強い!】ラダーフレーム構造を採用した国産/外車SUV…


これらの車種は、国産車の中でも特にオフロード走破性を重視した設計になっています。スズキ ジムニーは軽自動車でありながらラダーフレームを採用する珍しい存在で、2018年のフルモデルチェンジ以降、現在も納車待ちが続く人気モデルです。


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つまり国産は5車種です。


ラダーフレーム採用輸入車SUVの選択肢

輸入車にもラダーフレームを採用したSUVがいくつか存在します。


代表的な車種を紹介します。



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ジープ ラングラーは、Jeepブランドの中で唯一ラダーフレームを持つモデルです。2ドア4人乗りの「ラングラー」と4ドア5人乗りの「ラングラー アンリミテッド」の2モデルがあり、コンバーチブルハードトップを採用しています。坂道発進に強い機能を備え、本格的なオフロード走行を楽しめる設計になっています。
その他の輸入車では、メルセデス・ベンツのGクラスや、ランドローバー ディフェンダーなどもラダーフレーム構造を採用しています。これらの車種は、高級SUVとしての快適性とオフロード性能を両立させた設計が特徴です。


輸入車は高級路線ですね。


バイク乗りの視点では、輸入車は部品供給や修理対応の面で国産車より不安が残る場合があります。長期的な維持を考えるなら、国内ディーラー網が充実した車種を選ぶのが無難でしょう。


ラダーフレームのメリット:悪路走破性と耐久性

ラダーフレームの最大のメリットは、その圧倒的な耐久性にあります。シンプルな構造ゆえに、耐荷重性と耐衝撃性に優れ、荒れた路面を走行する際に受ける衝撃でも歪まない強さを持っています。


路面からの衝撃をフレームが効果的に吸収するため、オフロード走行時でも車体へのダメージを最小限に抑えられます。サスペンションのストロークを大きく確保できるため、大きな段差や凹凸のある路面でもスムーズに走行できるのです。


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小さな事故や衝撃でボディが凹んでしまっても、フレームにダメージがおよぶことが少なく、走行を続けることが可能です。状況によっては外装を丸ごと交換するという選択肢もあります。


参考)たまに耳にするラダーフレームって何でしょう。


これは使えそうです。


また、フレームとボディが別体であるため、トラックなどではフレームとボディ(架装)を別々に製作することができ、汎用性が高くメンテナンス性にも優れています。


ラダーフレームのデメリット:重量と室内空間

ラダーフレームにはいくつかのデメリットも存在します。


最も大きな課題は車両重量です。



ボディとは別で骨格を設けているため、重量が重くなりがちです。この重量増は燃費性能に直結し、同クラスのモノコックボディ車と比較すると燃費で不利になります。新型車では従来よりも軽量なアルミや高張力鋼を使うことで強度を保ちながら重量を削減し、燃費性能を改善する試みがなされています。


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室内空間の面でも不利があります。フロアを低くしにくいため、ボディサイズから見た車内の広さは同じ大きさのモノコック構造の車両と比べると狭くなる傾向にあります。最低地上高の高いSUVには向いていますが、一般乗用車には適さない構造です。


厳しいところですね。


ボディ自体の剛性が得にくいこともデメリットの一つです。そのため、乗り心地の面ではモノコックボディに劣る場合があります。


ラダーフレーム修理費用の実態と注意点

事故などでフレームが歪んでしまった場合、修理費用は非常に高額になります。


参考)歪んだ車のフレーム修理にかかる費用と期間は?乗り換えた方がい…


スズキ ジムニーを例に挙げると、フレーム本体の値段がおよそ20万円です。これはフレーム単体の価格であり、実際には事故車からボディやエンジン、補器類などをラダーフレームから取り外し、再度載せかえるための工賃や諸経費もかかります。それらの費用をすべて含めると、ラダーフレームの交換には40~50万円の修理費用が必要になると考えられます。


一般的な乗用車のフレーム修理は、損傷程度によって10万円~100万円程度かかるのが普通です。軽度な損傷でも、フレーム修理には10万円程度かかると考えておくと良いでしょう。


参考)車のフレーム修理にかかる費用は?期間や注意点を解説|CTN車…


痛いですね。


修理方法としては、油圧機械などを使って大きな力を加えたり、損傷箇所を一度切断して溶接し直すなどして元の形状に修復されます。フレーム修正機の扱いには高い技能が必要となるうえ、工数も相応にかかるため、作業期間は1ヵ月程度が見込まれます。


もし事故を起こしてフレームが歪んでしまったら、修理は非常に難しく、完璧に直らないこともあります。大きな事故ではなくても、強い衝撃でフレームに歪みが生じてしまうことがあるため、注意が必要です。


ラダーフレーム車とバイク乗りの相性を考える

バイク乗りがラダーフレーム車を選ぶ際には、独特の視点があります。バイクと同様に、機械的なシンプルさと頑丈さを重視する人にとって、ラダーフレームの構造は魅力的に映るでしょう。


バイクを積載してキャンプやツーリングに出かける場合、ラダーフレーム車の高い耐荷重性は大きなメリットになります。トラックのようにフレームとボディが別々の構造なので、重量物を載せても安心です。


ただし、バイクを車に積む際の注意点があります。ラダーレール(積み込み用スロープ)を使ってバイクをエンジンをかけたまま積もうとすると、駆動力でラダーが後ろに外れてしまう危険性があります。爪がないタイプのラダーは荷重には耐えられますが、半クラで駆動したまま上げると必ず外れるため、手押しで積むか、爪付きのラダーを使うのが安全です。


参考)46Works - トランポ小ネタ。バイクのエンジンをかけて…


〇〇は必須です。


最低地上高が高いラダーフレーム車は、バイクでのツーリングと同じく未舗装路での冒険心を満たしてくれます。急な斜面や岩場など、悪路での走行に適しており、建設現場や農地など過酷な環境での使用にも耐えられます。


バイクで培った「機械との対話」を楽しむ感覚は、ラダーフレーム車のシンプルで骨太な構造に通じるものがあるはずです。




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