ロールトップバッグ防水をバイクで使う選び方と注意点

ロールトップバッグ防水をバイクで使う選び方と注意点

ロールトップバッグの防水でバイクツーリングを快適にする完全ガイド

ロールトップを3回しか巻いていないと、高速走行中の横殴り雨で中身がびしょ濡れになります。


この記事のポイント
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「防水」と「完全防水」は別物

「防水」表示のバッグは弱い雨には耐えますが、バイク走行時の横殴りの雨や長時間の豪雨では浸水する可能性があります。

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ロールは最低3回転が基本

巻き回数が1回と3回では防水性能に明確な差が出ます。バイク乗りは必ず3回転以上を習慣にしてください。

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素材と縫製の両方が大事

PVCターポリン素材でも縫い目があれば浸水します。ウェルダー加工(縫い目なし溶着)の有無で防水力が大きく変わります。

ロールトップバッグの防水性能は「完全防水」と普通の「防水」で別物


バイク用品を選ぶとき、「防水」と書いてあれば安心と思っている方は多いです。しかし実際には、「防水」「完全防水」「撥水」の3種類があり、それぞれ全く異なる性能を持っています。


参考)防水バックパックにはどのような種類がある?特徴・選び方を解説


防水仕様は、素材の一部に防水性を持たせた製品です。弱い雨や短時間の雨なら問題ありませんが、バイク走行中の横殴りの雨や長時間の豪雨では浸水の可能性があります。 一方、完全防水仕様は生地に防水素材を使い、接合部は溶着されており、開口部も水が入らない工夫がされています。


撥水仕様はさらに注意が必要です。少量の水を弾く加工ですが、長時間濡れたり水圧がかかると侵入を防げません。 ツーリング中の突然の本降り雨に対しては、完全防水仕様を選ぶのが原則です。


バイク専用ブランドのKOMINEやRS TAICHIなどが販売している「ウォータープルーフ」モデルは、縫い目のない溶着加工ライナーを採用しており、雨の日の走行でも荷物をしっかり守ります。 価格帯は1万円台後半から3万円程度が相場で、長距離ツーリングをするなら投資する価値があるアイテムです。


参考)FUTABA JOURNAL


防水レベル 特徴 バイク使用 目安価格
撥水 水を弾くコーティング 小雨のみ NG 3,000〜8,000円
防水 防水素材を部分使用 短時間の雨ならOK 8,000〜15,000円
完全防水 溶着加工・全面防水素材 豪雨・長時間OK ✅ 15,000〜30,000円以上

ロールトップバッグの正しい巻き方と防水性能の関係

ロールトップの構造上、巻き方次第で防水性能が大きく変わります。これが意外と知られていないポイントです。


参考)最強の完全防水リュックおすすめ9選!アウトドアから釣りまで絶…


1回転と3回転では、実際の雨天使用時に明確な差が生まれます。 具体的には、開口部を3回以上くるくると巻いてからバックルで留めることで、水の侵入を物理的にシャットアウトできます。3回転が基本ルールです。


巻く前に開口部の内側に水滴や汚れがついていると、そこから浸水の原因になります。特にバイクでの使用後は、開口部を拭いてから保管する習慣をつけておくと長持ちします。また、荷物を詰めすぎて開口部のマチが不足していると、十分に巻けずに防水性能が落ちます。容量の7〜8割程度で運用するのが理想です。


バックルで留める際は、左右均等に締めることがポイントです。片側だけが緩んでいると、そこから水が浸入するリスクがあります。これは使えそうです。


ロールトップバッグの素材「PVCターポリン」とウェルダー加工の重要性

防水性の高いロールトップバッグには「PVCターポリン」という素材が多く使われています。 これはPVC(ポリ塩化ビニル)とポリエステル繊維を組み合わせた素材で、丈夫で軽量、かつ高い防水性を持ちます。


ただし、PVCターポリン素材でも縫い目があれば、そこから浸水します。縫い目をなくす「ウェルダー加工(溶着加工)」が施されているかどうかが、防水性の決め手になります。 ウェルダー加工とは熱や超音波で素材を圧着する技術で、縫い針で穴を開けないため水の通り道ができません。


たとえば、LAD WEATHERやtaotechのロールトップリュックはPVCターポリン素材にウェルダー加工を組み合わせており、泥はねにも強いと評価されています。 バイク走行時は水だけでなく道路の泥も飛んでくるため、泥への耐性も重要な選択基準です。つまり「素材+加工」の両方を確認するのが条件です。


購入前にはスペック欄の「シームレス」「無縫製」「溶着加工」「ウェルダー加工」などの記載を確認しましょう。これらの記載がないバッグは、素材が防水でも縫い目から浸水する可能性があります。


バイクでのロールトップバッグ固定方法と走行中のズレ対策

バイクツーリングで防水リュックを背負う際、走行風によるズレが大きな問題になります。意外ですね。これはバッグの防水性よりも先に解決すべき安全上の課題です。


チェストハーネス(胸のストラップ)が付いているモデルなら、走行中の風圧でリュックがズレるのを防げます。RS TAICHIのRSB278のように、チェストハーネス付きのバイク専用防水リュックは、この問題に対応しています。 高速道路を走る場合は特に、ハーネスの有無が快適さを大きく左右します。


参考)バイク用リュックおすすめ10選! 選び方やお手入れの方法も紹…


シートバッグとして使いたいライダーには、付属の固定ベルトを使ってシート上に載せられるタイプも選択肢になります。 デイトナモノタロウ扱いの製品の中には、背負いとシートバッグ両用のモデルも存在します。容量は30〜40Lクラスなら日帰りから1泊のツーリングにも対応できます。monotaro+1
また、背面パッドの有無も重要です。完全防水モデルは防水機能優先のため、背面パッドが省略されているものもあります。 長距離ツーリングでは背面パッドがないと蒸れや背中の痛みにつながるため、購入前に確認が必要です。背面パッドは必須と覚えておけばOKです。


バイク乗りが見落としがちなロールトップバッグの外ポケット防水盲点

完全防水のロールトップバッグを購入しても、外ポケットが非防水というケースが多くあります。これが見落としがちな盲点です。


たとえばRS TAICHIのWPバックパック(RSB278)は、メイン気室はしっかり防水設計ですが、フロントのファスナー付きアウターポケットは非防水です。 スマートフォンや財布、鍵など日常的に取り出すものを外ポケットに入れていると、雨で濡れてしまいます。


参考)https://www.naps-jp.com/Page/Feature/FeaturePage044.aspx


対策としては、外ポケットに入れるものをあらかじめ決めておくことです。濡れても困らない補給食やティッシュ、軍手などを外ポケット用と決め、スマホや財布はメイン気室の防水ゾーンに収納するルールにするといいです。痛いですね。


濡れたくない精密機器は、防水スマホケースや防水ジップロックとの併用も有効です。


参考:バイク用防水バッグの選び方と外ポケット・内部仕様の詳細はこちら
急な雨にも慌てない!バイク用防水バッグおすすめ10選(ナップス公式)
参考:防水・完全防水・撥水の違いと選び方の解説はこちら
防水のバックパックとは(CHROME INDUSTRIES JAPAN)
参考:ロールトップの防水性と巻き方の基本情報はこちら
最強の完全防水リュックおすすめ9選(ルアー図鑑)




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