

明るい色のジャケットを着れば、もう視認性対策はバッチリだと思っていませんか。
「視認性向上」とは、他のドライバーや歩行者から自分のバイクをいかに見えやすくするか、という安全上の取り組みです。 専門的には「被視認性(ひしにんせい)」とも呼ばれ、自分から見る視認性とは逆方向の概念です。 jmpsa.or(https://www.jmpsa.or.jp/genchalle/training/sec03.php)
バイクは乗用車と比べて車体面積が格段に小さいため、他の車両から見落とされやすい構造上の弱点を持っています。 日本自動車工業会(JAMA)の資料によれば、バイクは昼間でもヘッドライトを自動点灯させる設計が義務付けられており、それほど被視認性への対策が重視されているわけです。 bikebros.co(https://www.bikebros.co.jp/community/CRP_view.php?id=17156&uid=FVkDD35p)
つまり、「見る力」ではなく「見られる力」を高めることが基本です。
「蛍光色のジャケットを着れば安心」と考えているライダーは多いですが、実はこれが夜間では逆効果になるケースもあります。 takicycle(https://takicycle.com/blog/blog_roadbike/biomotion)
蛍光色は太陽光などの外部光源がある昼間に有効です。光を吸収して鮮やかに輝くのが蛍光の仕組みなので、夜間の暗闇では他の暗色と変わらない見え方になってしまいます。 夜間に確実に視認性を上げるのは、車のヘッドライトに反射して光る「反射素材(リフレクター)」だけです。 bike-plus(https://bike-plus.com/blogs/blog/importance-of-high-visibility)
| 状況 | 有効な手段 | 無効な手段 |
|------|-----------|-----------|
| 昼間・明るい場所 | 蛍光色ウェア | 反射素材(効果薄) |
| 夜間・トンネル | 反射素材、LEDライト | 蛍光色のみ |
| 薄暮・雨天 | 蛍光色+反射素材の組み合わせ | どちらか一方のみ |
昼はジャケットに蛍光色、夜はヘルメットや足まわりに反射テープを追加する、という二段構えが原則です。 plotonlinestore(https://plotonlinestore.com/contents/?id=225675)
「ジャケットの色を変えた」だけでは不十分な理由があります。
トレックが大学の研究者と行った研究によれば、体の動くパーツを目立たせることで最大83%視認されやすくなることが明らかになっています。 人間の脳は「人体のフォームや動き」を瞬時に認識する能力を持っており、脚・足首のような動きのある部位に反射素材や蛍光色をつけると、脳が素早く「人間がいる」と判断します。 takicycle(https://takicycle.com/blog/blog_roadbike/biomotion)
これは使えそうです。
バイクライダーの場合も同じで、ブーツやパンツの裾まわりに反射テープを追加することが最も費用対効果の高い対策です。 たとえば、1,760円程度で購入できるリフレクターステーキットをナンバープレート周辺に装着するだけでも、後方からの視認性を大きく改善できます。 autoby(https://www.autoby.jp/_ct/17338961)
足まわりへの対策が原則です。
実は、視認性向上は任意の安全対策だけではありません。法的な義務でもあります。
2018年の法改正により、ナンバープレートの取付基準が厳格化され、2021年10月1日以降は新車を対象に完全適用されています。 具体的に禁止されているのは、ナンバーの「回転・折り返し・カバー装着・ステッカー貼り付け・装飾フレームでの見えにくい状態」です。 motoinfo.jama.or(https://motoinfo.jama.or.jp/?p=828)
これに違反すると「番号表示義務違反(2点)+50万円以下の罰金」が科せられます。 カスタムのナンバーフレームを付けている方は、プレートが読み取り可能な状態かどうかを今すぐ確認しましょう。 motoinfo.jama.or(https://motoinfo.jama.or.jp/?p=828)
痛いですね。
参考:ナンバープレート表示基準と罰則の詳細(日本自動車工業会)
https://motoinfo.jama.or.jp/?p=828
交差点や夜間での事故を減らすために、バイク専用の視認性向上アクセサリーが複数展開されています。
🔴 サイドリフレクター(ECE認証品):交差点・追い越し時の側方被視認性を向上させる装備。欧州安全基準ECEの認証を取得したものは信頼性が高く、ドレスアップと安全の両立も可能です。 facebook(https://www.facebook.com/kijima.co.ltd/videos/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%A4%E7%94%A8-%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BCece%E8%AA%8D%E8%A8%BC%E5%8F%96%E5%BE%97%E5%A4%9C%E9%96%93%E3%82%84%E8%A2%AB%E8%A6%96%E8%AA%8D%E6%80%A7%E3%81%8C%E4%BD%8E%E3%81%84%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%A7%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%AE%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%A2%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%ABece%E8%AA%8D%E8%A8%BC%E3%82%92%E5%8F%96%E5%BE%97%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%A4%E7%94%A8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%A7%E3%81%99%E4%BB%A4%E5%92%8C5/910323458050615/)
🟡 蛍光反射テープ:車両前方・側面前方に貼ることで、昼夜を問わず視認性を引き上げます。特にオートバイは乗用車に対して根本的に視認性が低いため、こうした補助的装備が有効です。 bikebros.co(https://www.bikebros.co.jp/community/CRP_view.php?id=17156&uid=FVkDD35p)
🔵 ARフィルム(反射防止フィルム):バイク用ナビやスマートフォンホルダーに貼るフィルムで、日中の映り込みを打ち消して視認性を上げます。光の干渉を利用して視認性を劇的に改善します。 web.u-systems.co(https://web.u-systems.co.jp/case_study/case-4/)
🟠 ポジションランプ(DRL):昼夜問わず車両の存在をアピールするランプで、最近のバイクには標準装備されてきています。 bike-parking(https://bike-parking.jp/blog/954219/)
手軽に始めるなら、まず足まわりへの反射テープ追加と、夜間走行時のリフレクター装着から試してみましょう。コスト1,760円〜程度から始められます。 autoby(https://www.autoby.jp/_ct/17338961)
参考:バイクのポジションランプ義務化の背景と役割
https://bike-parking.jp/blog/954219/
参考:二輪車乗車中の事故を防ぐ(東京海上日動)
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/guide/drive/202203.html
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